エクセル

Excel で別の文字列をセル内改行で付け加えて表示させる。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション  バージョン1806(ビルド10228.20080)

■数式で処理する。18年7月9日追記

T.N さん。

先に、ユーザー定期書式を使えばできると書きましたが、数式で処理できます。

「仕事で使うファイルは、できるかぎり誰もがわかりやすく作っておく」という原則からすると、数式を使ったやり方のほうが、ぱっと見て何をしているかの理解しやすさが少しでも高いと思います。

="会長"&CHAR(10)&VLOOKUP(D5,A2:B3,2,FALSE)

といった数式になります。
セルの書式設定で「配置」タブを開き、「折り返して全体を表示する」にチェックしておくのは同じです。(なお、数式でのやり方のほうも■注意の内容は同じです。)

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou08

CHAR 関数は、使っているコンピュータの文字セットから、引数で指定した番号の文字を返します。

Widowsでの CHAR(10) は、改行コードを返します。

数式を見ると、「文字列・CHAR関数の戻り値・VLOOKUP関数の戻り値の3つのものを、& で結合している」とわかります。

先のやり方だと、「ユーザー定義書式」を知っていて、さらに Ctr + J のショートカットを知っていなければ、何をしているのかを理解できません。

消さなければならないものではないので、前の記事は以下に残しておきますが、誰にでもわかりやすくしておくには、この場合は数式を使うやり方を採ったほうがよいと思います。


T.N さん。

数式で文字列を抜き出してきているセルに、別の文字列をセル内改行の形で付け加えて表示させるやり方がわかりました。ユーザー定義書式を使ってできます。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou01

1. セルの書式設定で「配置」タブを開き、「折り返して全体を表示する」にチェック
ここのチェックを必ず入れること。

2. 「表示形式」タブで「ユーザー定義」を選択。

3. 「種類」の欄が「G/標準」になっているのを消して、「@」を入力

4. 「@」の左右に表示したい文字列を入力

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou02

5. 入力した文字列と「@」の間にカーソルを置いて、Ctrl+J を押す。
Ctrl+J は改行コードを入れるショートカット。

6. カーソルを置いた位置に改行が入る。
改行マークなどの表示は何も見えない。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou03

7. 「OK」をクリックすると、手順 4. で入力した文字列がセル内改行で表示される。
(画像では見やすいように中央揃えにしてあります。)

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou01_2


■注意

セルを F2 やダブルクリックで編集モードにしてから Enter キーを押すと、数式が表示されてしまう。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou04

1. 表示形式で「標準」をいったん選んで OK をクリック。
セル内改行で表示させていた文字列が消えて数式だけが表示される。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou05

2. セルを編集モードにして Enter キーを押す。
数式が返してくる文字列だけが表示される。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou06

3. あらためてユーザー定義書式から、セル内改行で表示させる文字列を伴った書式を選ぶ。

Hyoujikeishiki_cellnaikaigyou07

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Excel で2つのシートでセルの値を比較して検算する。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション  バージョン1805(ビルド9330.2087)

N.T さん。

2つのシートでセルの値を比較して検算するプロシージャです。

■課題

  • 1つのブックのなかで隣り合っている2つのシートにそれぞれ表が1つ載っている。それら2つの表の値が全く同じであるかを比較して検算する作業を楽にしたい。
  • ブックのなかのシートは3枚以上になることもある。
  • G列3行目のセルから比較していく。
  • 表の行数・列数はそのときどきで変わる。
  • どのセルの値が違っているかを、ぱっと見てわかるようにしたい。

隣り合っている2枚のシートということでしたので、右側のシートのさらに右に検算用のシートを挿入して処理するようにしました。
(このコードでは、離れたシート同士を比較することはできません)

2つの表で値が異なっているセルがあったら、検算用のシートで該当するセルを赤く塗るようにしました。

最後に、できあがった検算用シートの表示倍率を20%にしてあります。
もらったサンプルがけっこう大きな表だったので、20%で全体を眺めることができたもので。そこに赤いセルがなかったら、2つのシートにある表は全く同じということです。
(表示倍率を変えたいときは、最後の ActiveWindow.Zoom = 20 の行で 20 を変えてください。)

検算用のシートのシート名は、「検算用_左端のシートから数えた枚数」といった書式になります。
シートが2枚だったら、「検算用_3」というシートが右端にできます。

シートが3枚以上になることもあるということですが、比較したいシートをどうやって扱えば比較できるか、私のスキルではわかりませんでした。

幸い、ブックが出来上がった時点では、比較したいシート同士は隣り合って並んでいるということだったので、「比較するシートを左右に並べて、右側のシートを開いていることを確認してからこのプロシージャーを実行する。」ということにさせてください。

スキル不足ですみません。

G列3行目のセルから比較していくとのことでしたので、FOR...NEXTステートメントの繰り返しの初期値は、7 と 3 になっています。
コメントの中にも書いていますが、比較を始めたいセルの位置が変わったら、その部分を合わせて変えてください。

また、表の列数と行数がその都度変わってくるということで、表の最大列数と、最大行数を、それぞれ Cells(5, Columns.Count).End(xlToLeft).Column と Cells(Rows.Count, "G").End(xlUp).Row の部分で取得しています。

Cells(5, Columns.Count) としたのは、値の抜けがないセルが行の右端まで続いているのは5行目以降だったからです。
5 を選んだ理由は特にありません。一番上の行なので 5 としたまでです。

同じ理由で、Cells(Rows.Count, "G").End(xlUp).Row としたのは、空欄でないセルが並んでいるG列を基準にしたかったからです。
空欄でないセルが並んでいれば、どの列でもよいのですが、G列のセルから比較を始めるので、G列を基準にしておくのが自然な書き方かと思います。


Sub 二つシートでセルの値を比較して検算する()
'
'比較する二つのシートが左右に並んでいて、
'右側のシートを開いていることを確認してからこのプロシージャーを実行する。
'
    Dim i As Long
    Dim j As Long
    Dim 検算用シートの位置 As Long

    ActiveSheet.Copy After:=ActiveSheet
    検算用シートの位置 = ActiveSheet.Index '■1

    '■2
    For i = 7 To Worksheets(検算用シートの位置 - 2).Cells(5, Columns.Count).End(xlToLeft).Column
        For j = 3 To Worksheets(検算用シートの位置 - 2).Cells(Rows.Count, "G").End(xlUp).Row
            If Worksheets(検算用シートの位置 - 2).Cells(j, i).Value <> Worksheets(検算用シートの位置 - 1).Cells(j, i).Value Then
                Worksheets(検算用シートの位置).Cells(j, i).Interior.Color = 255
            End If
        Next j
    Next i

    '■3
    With Worksheets(検算用シートの位置)
        .Name = "検算用シート_" & 検算用シートの位置
        .Range("A1").Select
    End With

    ActiveWindow.Zoom = 20
'
'比較する二つのシートが左右に並んでいて、
'右側のシートを開いている状態からこのプロシージャーを実行しているので、
'右側のシートをさらに右にコピーして、検算用のシートとして挿入する。
'この状態で、二つのシートと検算用シートは、セルの値がまったく同じであるはず。
'それを確認するために表の値を比較していく。
'
'■1
'挿入された検算用シートが、一番左端のシートから何枚目にあるかを、整数で取得し、変数 検算用シートの位置 に代入。
'取得した値は、検算用シートの左にある二つのシートの位置を指定するのに使う。
'
'■2
'検算用シートの位置から 2 を引くと、左に2枚目のシートを指定できる。
'1 を引くと左に1枚目(すぐ左となり)のシートを指定できる。
'
'Columnプロパティで、検算用シートから左に2枚目のシート上にある表が何列あるかを取得して、変数 i に代入する値の最終値として使っている。
'表が何列あっても対応できるようにしている。
'G列のセルから値の比較を始めたいので、変数 i の初期値は 7 にしてある。比較を始めたい列が変わったら、7 の部分をそれに合わせる。(G列は7列目)
'列数を数える基準となるセルの行が変わったら、Cells(5, Columns.Count) の 5 の部分をそれに合わせる。
'
'Rowプロパティで、検算用シートから左に2枚目のシート上にある表が何行あるかを取得して、変数 j に代入する値の最終値として使っている。
'表が何行あっても対応できるようにしている。
'3行目のセルから比較を始めたいので、変数 j の初期値を 3 にしてある。比較を始めたい行が変わったら、3 の部分をそれに合わせる。
'行数を数える基準となるセルの列が変わったら、 Cells(Rows.Count, "G") の "G" の部分をそれに合わせる。
'
'検算用シートから左に2枚目のシートと1枚目のシートのセルの値を比較して、同じでなければ、検算用シートの該当セルを赤く塗る。
'セルを赤くすることで、二つのシートの同じセルで値が異なっている(どちらかのシートでセルの値が間違っている)ことがわかるようにしている。
'
'■3
'二つのシートのセルを比較する検算の繰り返しが終わったら、
'検算用シートのシート名を「検算用シート_検算用シートの位置」に変える。
'「検算用シート_3」というようなシート名になる。
'
'検算用シートの全体が見えるように表示倍率を 20% にする。
'シート全体を見渡せるようになるので、赤いセルがあったらわかる。
'
End Sub

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Excel でワークシートのヘッダーやフッターを一括で置換する。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション  バージョン1804(ビルド9226.2156)

■ブック内の全てのワークシートのヘッダーやフッターを、一括で全く同じ(表記も、入れる位置も全部同じ)にする。

VBA を使わないで可能。

1.シート名の上で右クリックして「すべてのシートを選択」をクリック
2.「ページレイアウト」タブからヘッダーとフッターを任意に設定

これで、全てのワークシートのヘッダーやフッターが同じになる。

■VBAで処理する。

ワークシート関数の SUBSTITUE 関数を使うプロシージャーの例

Sub ヘッダーとフッターの置換_1()
'ワークシート関数の SUBSTITUTE 関数を呼び出して使う。
    Dim i As Long
    Dim 置換前 As String, 置換後 As String '■1

    置換前 = Application.InputBox(Prompt:="置換前の文字列", Default:="置換前の文字列を入力", Type:=2) '■2
    If 置換前 = "False" Then Exit Sub '■3

    置換後 = Application.InputBox(Prompt:="置換後の文字列", Default:="置換後の文字列を入力", Type:=2) '■2
    If 置換後 = "False" Then Exit Sub '■3

    For i = 1 To Worksheets.Count '■4
        With Worksheets(i).PageSetup
            '■5
            If .LeftHeader <> "" Then .LeftHeader = WorksheetFunction.Substitute(.LeftHeader, 置換前, 置換後)

            If .CenterHeader <> "" Then .CenterHeader = WorksheetFunction.Substitute(.CenterHeader, 置換前, 置換後)

            If .RightHeader <> "" Then .RightHeader = WorksheetFunction.Substitute(.RightHeader, 置換前, 置換後)

            If .LeftFooter <> "" Then .LeftFooter = WorksheetFunction.Substitute(.LeftFooter, 置換前, 置換後)

            If .CenterFooter <> "" Then .CenterFooter = WorksheetFunction.Substitute(.CenterFooter, 置換前, 置換後)

            If .RightFooter <> "" Then .RightFooter = WorksheetFunction.Substitute(.RightFooter, 置換前, 置換後)

        End With
    Next
'
'■1
'変数「置換前」と「置換後」を String(文字列型)として宣言。
'
'■2
'Excel VBAで使える InputBox には、InputBoxメソッドとInpuBox関数がある。
'ここでは、ApplicationオブジェクトのInputBoxメソッドを使っている。
'InputBoxメソッドでは引数Typeを使える。InputBox関数では引数Typeを指定できない。
'Type:=2 の指定で、文字列のみを受け取り、返すことができる。
'ヘッダーやフッターの値を置換するので、置換の対象は常に文字列。
'(そういう意味で、変数の宣言でも、変数「置換前」と「置換後」を文字列型(Strings)として宣言している。)
'
'InputBox で受け取る値を使って数学的な計算をするわけではないので、Type:=2 の指定で文字列を受け取る指定をしておけば、
' 第4期全体会合 といったような、文字と数字が混ざっている値でも受け取れるし、
' 2018 といった純粋な数字の場合でも、どちらでも受け取れる。
'
'■3
'InputBoxメソッドの「キャンセル」がクリックされたら、このプロシージャ―を抜ける。
'InputBoxメソッドは、「キャンセル」がクリックされたら、 False(論理値) を返す。
'文字列を受け取れるように、引数Typeに「2」を指定しているので、InputBoxメソッドが返してくる False も文字列型になる。
'そこで、IFステートメントでは、FALSE をダブルコーテーションで囲んで、文字列として扱っている。
'このコードで、False をダブルコーテーションで囲っていなくて、InputoBoxメソッドの入力欄に文字列(純粋な数字ではないもの)を入力すると、
'「型が一致しません」というエラーになる。
'
'■4
'Worksheets.Count で、ブック内にワークシートが何枚あるかを取得。
'ワークシートが何枚あっても、左端から右端まで全ワークシートを対象に処理を行うために使う。
'
'■5
'ワークシート関数の SUBSTITUE 関数を呼び出して使っている。
'If ステートメントで、ヘッダー(左・中央・右)やフッター(左・中央・右)に何か入っていれば、(空欄でなければ)置換を行うようにしている。
'ヘッダーやフッターに何も入っていなければ、(空欄なら)置換の処理を始めない。
'
'同様の処理を行うコードで、With ステートメントだけを使った下記のような書き方がある。
'
'For i = 1 To Worksheets.Count
'   With Worksheets(i).PageSetup
'       .LeftHeader = WorksheetFunction.Substitute(.LeftHeader, 置換前, 置換後)
'       .CenterHeader = WorksheetFunction.Substitute(.CenterHeader, 置換前, 置換後)
'       .RightHeader = WorksheetFunction.Substitute(.RightHeader, 置換前, 置換後)
'       .LeftFooter = WorksheetFunction.Substitute(.LeftFooter, 置換前, 置換後)
'       .CenterFooter = WorksheetFunction.Substitute(.CenterFooter, 置換前, 置換後)
'       .RightFooter = WorksheetFunction.Substitute(.RightFooter, 置換前, 置換後)
'   End With
'Next
'
'上記のコードの場合、ヘッダー(左・中央・右)とフッター(左・中央・右)に
'何か値が入っていても、入ってなくても、一つのシートにつき6か所で置換を行おうとする。
'値が入っていない場合、しなくてもよい作業をしていることになる。
'
'If .LeftHeader <> "" Then .LeftHeader = WorksheetFunction.Substitute(.LeftHeader, 置換前, 置換後)
'
'のように書くことで、左・中央・右のヘッダーやフッターに何か入っている(空欄ではない)場合にだけ置換を始める。
'これによって、処理にかかる時間を With ステートメントだけを使うより短くしている。
'
End Sub


全てのワークシート関数を呼び出せるわけではない。

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Excel で漢字の読みを入力するマクロ

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1801(ビルド9001.2171)

VBA を使って、B 列に入っている漢字の読みを C 列に入力する。

セル内の漢字の読みは PHONETIC 関数で取得できるが、セルの中で読みを打って漢字に変換していないとその読みは  PHONETIC 関数で取得できない。(別のファイルからコピー貼り付けしてきた場合など。)

下記のコードは、セルの中で変換していなくても漢字の読みを取得する。
(コードを実行する場合は、読みを入力したいシートを開いておく。)

ただし、エクセルが漢字を認識するので、期待通りの読みにならない場合がある。その場合は、手作業で読みの編集が必要。
PHONETIC 関数とは違って、漢字の読み( Shift + Alt + ↑)を正しく入れても反映はされない。

Yomi_1

コードを実行した結果。

Yomi_2


Sub 漢字の読みを入力()
Dim i As Long, 文字列 As String
For i = 2 To Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
    文字列 = Cells(i, "B")
    Cells(i, "C") = Application.GetPhonetic(文字列)
Next i
'B 列に入っている文字列のヨミを C 列に入力する。
'
'For i = 2 To Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row のコードで、
'B 列が何行あっても対応できるようにしている。
'
'B 列の値を、変数「文字列」に代入する。
'変数「文字列」を、Application オブジェクトの GetPhonetic メソッドの引数にする。
'C列のセルに GetPhonetic メソッドの実行結果を入れていく。
'
'B 列に入っている漢字の読みを、エクセルが内部的にもっている辞書と照らし合わせて認識する。
'そのため、人が期待する通りに漢字を読んでくれない場合がある。
'その場合は、手作業での調整が必要。
'
End Sub

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Excel で「うるう年」を見つける。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1712(ビルド8827.2148))

■考え方
ある年の2月末日が 29 日なら、その年は「うるう年」である。

月末の日にちとは、「翌月の一日(ついたち)の前日」といえる。
3月1日の1日前が2月29日であるかどうかを調べれば、その年がうるう年かどうかがわかる。

数式でいえば、ある年の3月1日(シリアル値)-1 の答えが2月29日であれば「うるう年」。

■処理
日にちの処理には、DATE 関数や DAY 関数など(場合によって、YEAR 関数や MONTH 関数も)を使う。

一つのセルの中でこれらの関数をネストさせて数式を作ると、パッと見て何をしているのかが理解しづらい数式になる。

作業列を使って計算の過程を分けることで、全体として何をしているのかをわかりやすくできる。

1.西暦(数字4桁)を入力する。
ある日にちから YEAR 関数で西暦を抜き出すやり方もある。

2.2月末日(シリアル値)をつくる。
1. の値を DATE 関数の引数に使い、3月1日(シリアル値)をつくって、 1 を引く。

3.DAY 関数で、2月末日の「日」の値を抜き出す。
2.を DAY 関数の引数にする。

4.IFS 関数(あるいは IF 関数)で、3. が 29 であれば「うるう年」とする式をつくる。

Uruudosi_hantei_2

=IFS(C22=29,"うるう年",28,"")

の式は書き方としては、

=IFS(C22=29,"うるう年",TRUE,"")

でも結果は同じになる。
前述の条件を満たさないときは TRUE が成り立つとしてセルが非表示になる。

ただし、この場合は2月末日を判定しているので、条件としては「29である」か「28である」の二通りしかない。
答えが二通りしかないのであれば、

・「29であれば「うるう年」と表示する」、「それ以外であればセルを非表示にする」

と記すよりは、

・「29であれば「うるう年」と表示する」、「28であればセルを非表示にする」

と書いたほうが、どんな条件にもとづいて処理をしているのかがより具体的で理解しやすくなると考えてそうしてある。

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Excel で行高を固定して入力する。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1711(ビルド8730.2175))

■やりたいこと
セルの書式を「折り返して全体を表示する」にしてあっても、値の貼り付けや入力時に行高が高く変わらないようにする。

■手順
値貼り付けや入力をする前に「行の高さ」を指定しておく。

行を右クリックして「行の高さ」を選択し、固定したい行の高さを入力する。
標準では 18 になっている。同じ 18 で固定したい場合は、あらためて 18 を入力する。

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Excel2016 でユーザー設定リストへの登録

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 10 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1711(ビルド8730.2175))

■現象
『ユーザー設定リスト』の「リスト項目」欄に、登録したいリストをコピー貼り付けして「追加」ボタンをクリックすると、次の警告メッセージが表示されてリストを全部登録できない。

「ユーザー設定リストの最大長を超えています。最初の 255 文字のみ保存されます。」

■対処方法
・「リスト項目」欄にコピー貼り付けしない。
・「追加」ボタンをクリックしない。

1. ワークシート上で任意の「列」にリスト項目を用意しておく。
「行」(横)に並べると登録できない。

2. 1. を範囲選択しておいてから『ユーザー設定リスト』の画面を呼び出すか、『ユーザー設定リスト』の画面で「インポート」ボタンの左にあるボタンを押して 1.  の範囲を指定する。

3. 「リストの取り込み元範囲」が正しいことを確認して「インポート」ボタンをクリック。
これでユーザー設定リストが登録される。

OK ボタンをクリックしていって画面を閉じる。

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Excel で満年齢を計算する。(DATEDIF関数は使わない)

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1710(ビルド8625.2139))

「今年いくつになるか?」という「満年齢」(生まれた年を 0 として、以後の年の誕生日がきたら 1つ 増える年齢)を求める。

1.YEAR 関数で生年月日から「年」を抜き出す。

2.YEAR 関数と TODAY 関数で今日の日付から「年」を抜き出す。

3. 2. から 1. を引く。これで「今年いくつになる」かがわかる。

満年齢を求める。

「いまいくつなのか」を求める。

本年の誕生日がきていない場合

満年齢から 1 を引く。(満年齢未満ということ。)

「本年の誕生日がきていない」とは、「今日の日付(シリアル値)」が「本年の誕生日(シリアル値)」より小さいということ。
IF 関数または IFS 関数で対応。

・DATE 関数で「本年の誕生日」を生成
DATE(E2,MONTH(C2),DAY(C2))

誕生日を過ぎている場合

「満年齢には達している」ので、そのまま「(翌年の誕生日まで)満年齢をいまの年齢」とするか、「(本年の)満年齢は超えた」と考えて 1 を足して「いまの年齢」とするかはケースバイケース。

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配列数式は使わない。作業セルを使う。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1710(ビルド8625.2139))

H.K さん

配列数式の件ですが、タイトル通りです。

誤解のないように付け加えておくと「我々の業務上では」という話です。
「配列数式そのものがだめ」だとか、単に「使ってはいけない」という意味ではありません。

我々の業務で配列数式をなぜ使ってはいけないのか。

周囲の誰も配列数式について知らないからです。
おそらく「配列数式」という言葉を知っているのが、私と H.K さんだけだと思います。

仕事でつくるファイルは、誰のものでもなくて皆のものです。
ほかの人に引き継ぐかもしれませんし、「先月つくったのが役立つから、今回使えるよ」というように既存のファイルを流用することだってあるでしょう。

そんなときに、誰も知らない配列数式なんてものを使ったファイルを渡されても困ることのほうが多いでしょう。つくった本人が、異動や退職などでいなかったら尋ねることもできません。

H.K さんと同等かそれ以上のスキルと知識をもった人が仕事を引き継ぐとは限りません。
引き継ぐ人が「関数ってよくわからないので、これから勉強します」というような人かもしれないじゃないですか。

仕事でつくるファイルは、できるかぎり誰もが簡単に理解できるようにつくっておくべきです。

例外があるとしたら、職場の誰もが、そして今後入社してくる誰もが、配列数式を十分に理解している場合でしょうか。
そんな職場だったら、配列数式を使っても何の問題もないと思います。誰もが理解しているのですから。

そもそも、我々の業務で「配列数式を使わなければならない具体的な理由」なんてよほどのことがない限り存在しないでしょう。たいていのことは使わなくてもできます。

ネットで次のような記事を見つけました。

Excelの配列数式で合計を一発で計算する方法 (@IT - アットマーク・アイティ)

リンク先では、

「配列数式」と呼ばれる式を使うと、小計を計算せずに、1つの式で簡単に合計を計算できる。
(出典:@IT - アットマーク・アイティ)

と書いてありますが、H.K さんや周囲の人にとって、リンク先の記事の内容は "1つの式で簡単に合計を計算できる" と断言できるほど簡単ですか?

たぶん理解するのにちょっと苦労すると思います。

リンク先の例では、確かに1つの式で答えが得られています。だから、「1つの式で簡単に合計を計算できる」と書いてあるだけのことです。
配列数式というものは、誰にでも簡単に理解できるもので、簡単に使えるものだという意味ではありません。

また、リンク先でいう "行が多い表となると結構面倒な作業" は、Excel2016では面倒ではありません。
ああいう形の表なら、セル D2 に式を入れてセルのフィルハンドルをダブルクリックすればいいだけです。何百何千、何万行あっても、一番下のセルまであっという間に式が入力されます。

リンク先であげている「1行おきの合計」という例も、配列数式の解説記事なので配列数式を使うように書いているだけです。
SUMIF関数を使えばできることです。

配列数式とSUMIF関数――どちらが理解しやすいですか?
私は、SUMIF関数のほうが理解しやすいです。仕事で同じことをするのならSUMIF関数を使います。

使わなければならない具体的な理由が無いものは、仕事では使わないほうがよいということです。

作業セル(作業列)は使う。

リンク先では「MOD関数を使って行番号の偶数奇数を求めて、それを各行を判別する材料にするやり方」を挙げています。それはそれとして覚えておいて損はないです。

もし、MOD関数を知らなくて同じことをしたい場合はどうしたらよいでしょう?

各行を区別できるように何らかの印をつけてやって、それを判別材料に使えば、SUMIF関数で対応できます。
「何らかの印をつける」ための列を追加してやればいいんです。つまり、作業列(セル)です。

作業列を使うことを避けないでください。作業列を使って困ることはありませんが、使わないで苦労することはあります。

「作業列を使うとどんどん列が増えていって見づらくなるので使わない」と主張する人がいます。
あるいは、「1つのセルのなかで配列数式を使えば、作業セルを使わないで済む」というものもあります。

私に言わせれば、そもそも考え方が間違っています。

作業セルを使うことと配列数式を使うこと。どちらがより簡単でしょうか。どちらが皆にとって理解しやすいでしょうか。
作業列のほうではないですか。より簡単にできる(皆が理解しやすい)ほうを採ったほうがよいでしょう。

「どんどん列が増えていって見づらい」なら、列を非表示にすればいいだけです。

「作業セルを使わないで済むので、(より難しい)配列数式を使う」のではなくて、「(より難しい)配列数式を使うよりは、(より簡単な)作業セルを使う」ほうが、仕事としては正しいと思います。

1つのセルで答えを得ることにこだわらないでください。
そのことに固執すると1つのセルにやたら長い数式を入れがちです。そんな数式は、関数に不慣れな人には荷が重いです。
作業列で、計算の過程をいくつかにわけてやれば、全体として何をしているのかが誰にでも理解しやすくなります。

おそらく、「作業列を使うとどんどん列が増えていって見づらくなるので使わない」と主張する人は、やりたいことができあがった最終形としての表を強くイメージしているのだと思います。
作業列を増やすごとに、そのイメージから離れていくので列が増えることを嫌うのでしょう。

見た目で列が増えることにどうしても支障があるなら、あるシートで作業列を使った計算をしておいて、最終形としてのレイアウトを作った別のシートから、そのシートを参照してやればいいんです。

そうすれば、計算の過程をわかりやすくしておくことと、必要な列だけが表示されている状態を同時につくれます。

作業列を使って値を抜き出す例

英字と数字がハイフォンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例です。

英字と数字がハイホンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例1

"-" (ハイフォン)が、文字列のなかで左から何文字目にあるかわかれば、その1つ右隣から数字を抜き出せます。

例では、FIND関数でハイフォンの位置をまず求めています。
その位置の1つ右隣から数字が始まっているので、MID関数のなかでは、ハイフォンの位置に 1 を足すことで「抜き出し始める位置」を指定しています。

英字と数字がハイホンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例2

MID関数の 100 という引数は適当に入れています。

「(抜き出し始める位置から)何文字を抜き出すか」の指定ですから、ありえないぐらい多めに指定しておけばいいだけです。

LEN関数と組み合わせて元の文字列の字数を抜き出す文字数として使う方法がありますが、「なるべく簡単にする」という方針でやりたかったので図のようにしています。

このように作業列で計算の過程を分けると、全体として何をしているのかが理解しやすいと思います。

これでもう「数字のところだけ抜き出せている」ので作業は終わっています。ここからは「得たい見た目を作る」話です。

英字と数字がハイホンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例3

ここでは表の左端に「ID」という作業列を追加しました。

英字と数字がハイホンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例4

ID で各行を区別できるので、別のシートでVLOOKUP関数の引数に使っています。
これで最終形として得たいレイアウトになります。

英字と数字がハイホンで区切られていて、数字のところだけを抜き出す例5

作業列が増えていっても、こんなふうに考えれば「得たい見た目」をつくれます。

ちょっと話がそれました。

大事なことは、使うべき具体的理由がないのに配列数式をわざわざ使おうと頑張るのではなく、作業列(セル)を使って処理するやり方を頑張って考えてください、ということです。

作業列をどう使うかを考えるのに、それなりの時間はかかるでしょう。
それでも、ややこしい配列数式を頑張って理解して使うことに時間をかけるよりは、作業列を使うことに時間をかけたほうが、結局は業務全体の効率を上げることにつながると思います。

追伸:
最後の例は、VLOOKUP関数なんか使わなくても単にセル参照すればいいですね。
言いたかったことは「作業列を活用すれば、異なるレイアウトに値を表示できる」ということなんですが、その例としては失敗してます。

これでは、「作業列なんて不要」という話になりそうです。説得力のない例ですみません。

とはいえ、作業列の価値と私の失敗は何にも関係がありません。作業列をぜひ活用してください。

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Excel2016 でファイルの一覧を作る。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2016 Office365 Business サブスクリプション バージョン1710(ビルド8625.2121))

1.ワークシートを開く。(新規でも既存のものでもよい。)

2.「データ」タブ-「データの取得」-「ファイルから」-「フォルダから」をクリック

3.「フォルダーパス」を入力する画面になるので「参照」をクリックして、ファイルの一覧を作りたいフォルダを選んで、OKをクリック

4.「フォルダーパス」の欄で目的のフォルダが指定されていることを確認して、OKをクリック

5.プレビュー画面が表示されるので「読み込み」をクリック

6.テーブル形式でファイル名の一覧が作成される。
3. で選んだフォルダの下のフォルダにもエクセルのファイルがある場合、それも一覧に含まれる。「上のフォルダでだけ一覧を作る(フォルダの下のフォルダは対象にしない)」という設定はない。

一度一覧を作ると、該当のフォルダのなかで新規作成・ファイル名の変更・あとから保存したファイルも、「クエリ」タブの「更新」を実行することでファイル名を追記・変更できる。
また、上記3.と4.で指定したフォルダのなかであれば、新たにフォルダを作ってファイルを移動させても「更新」でファイル名の追記・変更に対応できる。

「データ」タブ-「クエリと接続」グループ-「プロパティ」-「クエリ プロパティ」ボタンで、「定期的に更新する」を使うと、1分刻みに更新の間隔を指定することができる。
最低「1分」から最大「32767分」。

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