文化・芸術

ミュシャ展

東京都美術館で3月27日まで開催中の「ミュシャ展」へ行ってきました。

幻想的なもの、リアルなもの、美しさにうっとりするものなどなどミュシャの魅力が満喫できる展示会。
僕は特別にミュシャに詳しかったり大好きというわけでもないのですが、そんな僕でも十分楽しめました。

心に残った絵は2m以上あるサイズの「百合の聖母」。
どこか目に見えない世界で本当にこんな光景が存在しているかもしれないと感じてしまった。

他には面白かったのは、ビスケット箱や石けんの箱のデザイン。
ミュシャは、今で言うところの商業デザイナーとかイラストレータのような立場でもあったんですね。 煙草の巻紙のデザインなんてものもありましたし。

お芝居のポスターや絵はがきもあります。
特に芝居のポスターは、主役の女優「サラ・ベルナール」に気に入られて6年間の契約をして、彼女の芝居のポスターを書いていたのだとか。

石けんやビスケットの箱、お芝居のポスターといった普通に町中で目に入るものに、ミュシャの絵が使われていたのは、 今からすると何ともいえずすごいなぁと思ってしまいます。

三連休の最後の日ともあって、人は多かったです。当日券で行こうとする人は、コンビニなどで先に買っておくことをお勧めします。 入場チケットを買うために並ぶのも大変ですから。

より詳しい感想が、takoさんのブログに載ってます。

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宮崎監督に栄誉金獅子賞

8月に開幕する第62回ベネチア国際映画祭で、宮崎駿監督に「栄誉金獅子賞」が贈られることが決まったそうですね。おめでとうございます。

ところで、ヴェニス・フィルム・フェスティバルは、Venice Biennaleという組織の活動の一部のようです。

The Venice Biennale は1893年に創設された組織。
サイトの説明には、cultural organizations という言葉が使われていますが、日本語では何と呼べばいいのか僕にはよくわかりません。
芸術、文化を広く保護・維持・向上させることを目的としている組織という感じでしょうか。

サイトの記事によると、アニメーションフィルムの監督としては、「栄誉金獅子賞」の受賞は初めてのこと。

ちなみに、「ベネチア国際映画祭」はイタリア語では、
Mostra internazionale d'arte cinematografica di Venezia
「栄誉金獅子賞」は、
Leone d'oro alla carriera


英語では当然というか、そのまんまというか…
VENICE INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

で、「栄誉金獅子賞」は、こうなります。
the Golden Lion for Lifetime Achievement

ちなみに、金獅子賞は、Leone d'Oro
英語ではそのまんま Golden Lion。

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