出版元より高い Amazon での価格
新聞で紹介されていておもしろそうだと思った本を、Amazon でさっそく買おうとした。
それで、ふと気づいたのが「Amazon のページで表記されている価格のほうが、新聞の書評欄に載っている価格より高い」こと。
何かの間違いかと思って、出版元のサイトで確認してみた。
そちらに載っている価格は、新聞の書評欄に載っているものと同じだった。
おかしくないか? なんでそうなる。
買おうとしたのは次の2冊。いずれも電子書籍ではなく、紙の本だ。
- 知ってるつもり――無知の科学(早川書房)
- 私の少女マンガ講義(新潮社)
で、各出版元にあるページがこちら。
- 知ってるつもり 無知の科学(早川書房)
2,052円(税込み) - 私の少女マンガ講義(新潮社)
1,620円(税込み)
前者の場合、出版元では2,052円(税込み)となっているけど、Amazonでは2,779円とかだったりする。後者の場合は、税込みで1,620円なのに、2,397円とかになってるしで。
おいおい。出版元が表示している価格より、高い価格で売ってるってどうなのよ。
僕は出版業界のルールは全くの門外漢なので、業界的にはぜんぜんおかしくないのかもしれないけどね……。
Amazon のサーバーは日本にないから、全然違う価格で売っても問題ないとか?
仮になんだかんだとややこしい大人の事情があるとしてもだ――気づかずに Amazon のボタンをクリックしてたら、数百円とはいえ無駄に高い価格で買ってたということだよな。
いち消費者としては、なんだかなあな気分だぞ。
今までも気づいてなかっただけで、Amazon で紙の本を買ったら、出版元の価格より高く買ってたのか?
どういうからくりに基づく、商習慣的・制度的・法的・論理展開の末の決着なんだろ――。わからんぞ。
'18/6/13追記:
さっき見たら、Amazon のページで両方とも出版元と同じ価格が表示されてた。なんだったんだろ? スクリーンショットを取っておくべきだったかな。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント