映画・テレビ

この映画の冒頭を見て、泣かない人とは別れよう。

映画『カールじいさんの空飛ぶ家』が明日12月5日公開。いよいよだ。この前、日テレの『スッキリ!!』で見て惹きつけられた。
スッキリ!! で流れたのは映画の冒頭8分52秒、それもノーカット。公開日前にスッキリ!! だけに許された特別な放送だったそうです。

いやぁ、感動した。正味のストーリーはそこから始まるのに、8分52秒だけでもう涙が出てしまった。

カールじいさんがなぜ旅立つことを決めたのか。カールじいさんの動機の元は何なのか。映画の背景に流れる心情や理由が、ここで明らかにされます。

ストーリーを綴るセリフはいっさい無しで。

この8分52秒は、始まってから登場人物がちょっと話すだけ。肝心な部分の音声は全く無しでストーリーが綴られていきます。音声はないけど口は動いています。それで何を言っているか想像ができる作り方がいいなぁ。
(公式サイトを開くと、宮崎駿監督の感想が表示されます。さすが世界の宮崎駿です。言葉の選び方が素敵です。)

あの冒頭を見てじーんとこない人は、どうかしてるんじゃないかと僕は言いたい。

男性も女性も、気になる人がいたらこの映画に誘ってみたらいいかも。
冒頭8分52秒を見て泣かない人は、恋人にしてはいけない。ましてや伴侶には絶対しちゃいけない。

公式サイト:『カールじいさんの空飛ぶ家

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名脇役を発見かも。

土曜プレミアム『HERO』を見た。前も見た記憶があるのだけど、ストーリーが思い出せないので、また見ても楽しめるかなと思って。

そうやって見てみて、本当は実力者かもしれないとあらためて感じたのは、ドランクドラゴンの「鈴木 拓」さん。冒頭で死体を発見する警官役。
塚地さんがドラマで主役をしたりして、1人の仕事でも有名になってしまったせいで影が薄い印象があるけど、鈴木さんも負けず劣らずな自然な演技ができる人だと感じた。

いい味を出す名脇役に成れる人かも。あるいはひょっとして、キャリアを重ねていけば主役もいけるような気もする。ユースケ・サンタマリアさんみたいな感じかなぁ。
考えてみれば、芸達者な塚地さんと組んでコントをやれる人なんだもの。他人を演じる力が低いはずがないのだ。

並の役者よりずっと演技力があると僕は思うのだけど。ドラマや映画を作る人たちは、鈴木さんの実力を見直した方がいいかもしれないぞ。

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謎は謎として護ろうぜ。ROMES

NHKで放映しているドラマ『ROMES』。
録画してあったのを見て、なんだかよくわからなくなってしまった。

というのも、謎の描き方が謎になってなくて。でも、謎のように描いてるものだから、謎にしたいのか、謎にしたくないのか――

空港防御システムROMESを操るROMESチームのなかに、空港の運営を妨害しようとする輩のスパイが入り込んでいるって設定。
スパイが連絡を取っている最中とかは、はっきりと姿が見えないように撮っている。そうやって謎のように演出してるのだけど、場面に浮かぶシルエットはどう見ても "あの人" だし。
そう見せかけて実は……という展開なのかなと思っていたら、やっぱり "あの人" だった。

謎にも何にもなってないし。
バレバレで隠しておくつもりがなくみえるのに、なぜ謎のような演出をするんだろう? わけわからんぞ。
それとも、制作側は、「潜入者」を謎にしておきたかったのか? だったら、描き方が失敗している。謎になってなかったから。

公式サイトの「次回予告」にだって、はっきりと "あの人" の名前が妨害者として挙がっているし。
つまり、制作側には、 "あの人" の名を伏せて謎扱いにする意図は最初から無いということだ。なのに、誰かわからないというような描き方をなぜするかなぁ。
(あるいは、連絡不手際かなにかで、公式サイトの次回予告を書き間違えたかな)

隠すつもりなら、隠れるように描いてよね。隠すつもりがないなら、隠しているように描かないでよね。

あの演出。なんだろう?
この前の「『犬の話」といい、隠すつもりは無いけど、謎のように描くというのが今のドラマ演出の流行なのか?

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鷹の爪団世界征服続行中

新シリーズ『秘密結社 鷹の爪 カウントダウン』が放映されていることをこの前ふれた。
その悪の秘密結社『鷹の爪団』がエコと健康に留意しながら任意に進める世界征服の計略がついにインターネット上のドメインにまで及んできたのだとか。

http://総統の夢.jp/

がそれだ。

jpドメインを入力すると、鷹の爪団の怪人が生まれる。『総統の夢.jp』は、鷹の爪団が誇る「怪人製造マシーン」なのだ。

入力するjpドメインは実在のものでないといけない。入力したjpドメインが、「怪人製造マシーン」に正しく認識されると鷹の爪団の怪人が製造される。
怪人が製造されると、鷹の爪団の「世界征服ゲージ」が上がっていくぞ。

一定のゲージを貯めるごとに、スペシャルムービーが見られるのだとか。しかも、スペシャルムービーは5パターンあるらしい。
製造される怪人は全55種類。全ての怪人を製造しきると、まだ何かスペシャル映像がある――かも。

何かを集めたり、空いてるところ埋めたりする行動に人間は惹かれる傾向がある。 "落ちもの" と一般に呼ばれるゲームにはまった諸氏はかなりの数おられるのに違いない。
http://総統の夢.jp/ は、集めたい、空きを埋めたいというそんな人間の行動特性に注目した大作戦なのだ。

だがしかし、我々は鷹の爪団 総統が目指す世界征服の意味を、ここであらためて知る必要があるだろう。

世界征服の意味

なぜ世界征服を企むのか。
くだらん国境を取り払って、世界をひとつに結び、疑いや、いがみ合い、傷つけ合うこと無く、格差を無くし、誰の子供も自分の子供と同じくらい愛するのが世界征服の意味じゃないのか。

(秘密結社鷹の爪 TV版 「ファイナルアタック」より)

さぁ、どうかな? ドメインを入力して総統の夢を叶えるどうかはどうかは貴方しだいだ!

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ゼブラーマン2に参加してみる?

前に書いた映画『ゼブラーマン』の続編。そのタイトルが公表されていた。

『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』がそれ。

公式サイトもすでに存在している。それによると、公開は2010年5月1日。
いろいろ調べていたら、東映のサイトでエキストラ募集をみつけた。
もう募集が終わってる日もあるけど、最終日は11月3日。募集人員は毎日100人だ。今ならまだ間に合うかも。

来年の5月、銀幕に貴方の姿が映るかもしれない。

前の記事では『ゼブラナース』の再登場を期待したのだけど、いろんな噂を見ても『ゼブラナース』の名前が見あたらない。出ないのかな?
代わりというわけではないんだろうけど、『ゼブラクィーン』という存在が明らかにされている。

ゼブラナースのキャラクターは、映画『ゼブラーマン』にあってお色気部門を若干担っているのは明らかだ。
画像検索していただければ同意してくださる方は多いと思う。
どちらかといえば男臭い映画だけに、作り手はシャレでちょっとお色気を入れたかったんだろうなぁ。ゼブラクィーンも同担当のようだし。

ナースの次はクィーン――発想が安易だと思うが、実は脚本を書いている宮藤官九郎氏の極めてパーソナルな趣味が大きく反映されているんじゃないかと感じるのは私だけではないだろう。
もしそうだとしたら、この発想はやむを得ないと言わねばならない。

その呼び名から察するに、ゼブラクィーンはいわゆる "女王様"キャラのような気がする。
ゼブラナースはゼブラーマンの傷を癒しにやってきたが、ゼブラクィーンは「私の命令をお聞き!」なんて叫んで鞭を振るうのに違いない。

主人公は前回同様に「市川新市」だけど、ストーリーは直接繋がってはいないようだ。
舞台は2025年の近未来。行方不明になっていた市川が、ゼブラシティーと呼ばれる都市で目覚めるところから物語は始まるよう。

あまり詳しく書くと面白くないから、もう少しくストーリー知りたい方はご自分で探していただきたい。
エンタメ情報とか芸能ニュースだとか、映画情報だとかでちょこちょことストーリーの破片がみつかるはず。

映画『ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲』公式サイト

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天砂利は丸い。

デビット伊東さんと三崎アナウンサーが神奈川県のいろんな場所を訪ねる『あっぱれ!KANAGAWA大行進』。

この間見たのが「中井町」。

まず訪ねたのは、「大東カカオ株式会社」の「中井工場」。
材料としてのチョコレートを作ってます。

ざくっと言うと、カカオビンズを砕いたカカオニブというものから作られるのがカカオマス。カカオマスは、50%以上油分を含んでいて、その油分がカカオバター。それでもって、カカオマスからカカオバターを取っ払っちゃったのが、ココアなんだとか。

ココアはカカオ豆から油分を取ったものなんて知らなかったよ。

続いて訪ねた「砂利」の採石現場での話しが面白かったです。その採石場は、県内一の生産量だそう。
そこでの採石を終えるのは、あと10数年って言ってたかな。終わると、元へ戻すことがなんか法律で決まっているらしいです。
元へと言ってもそのあたりは畑がほとんどだったので、ミカン畑とかに戻すのだそうな。

採石場跡を畑にか……大変そうだなあ。

面白かったのは、天然の砂利の話し。「天砂利(てんじゃり)」というのだとか。
砂利に天然とそうでないものがあるというのも知りませんでした。
天砂利は、1つひとつが丸いのだとか。また、天砂利で作ったコンクリートの方が強度がいくらか増すのだそうです。

工事現場でよく見る頭を下げて挨拶しているおじさんの看板。あんな感じの看板で、「当社の砂利は全て天然ものです」なんて吹き出しを付けておくとぐっと印象があがるかも。
あるいは、丸みを帯びた砂利を見かけたなら、「オッ! お宅んところは "天砂利" だね?」なんて会話をすると通っぽいぞ。

違うか……

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秘密結社 鷹の爪 新シーズンが始動

秘密結社 鷹の爪 カウントダウン
10/6 25:21~ 火曜日放送スタート。(上記テレビ朝日番組公式サイトから転用)

正直、見逃してしまった。知らなかったんだもん。

番組公式サイトに書いてある、10/6 25:21~。さてこれは、何曜日の何時からか。
録画予約を設定するとき、この深夜時間の表記で困ることがある。
似た思いをしたことがある皆さんもおられるだろうが、ビデオデッキで定期的に繰り返す予約を入れるときに重要なのは曜日と時間だ。

今年の10月6日は火曜日であった。
となると、番組の放映は、5日(月)の深夜というか、あるいは、6日(火)のまだ朝が来ない暗いうちというか。はたまた、7日(水)だろうと主張する人もおられるかもしれん。

とはいえ、実際にビデオデッキに予約を入れるとなると、10月5日の01時21分ではさすがに違う気がするし、7日の01時21分ではどうも遅いような気がしてきて、やっぱり6日の01時21分かなと思ったり。――

そこで新聞のテレビ欄を見ても、問題はなおさら混迷を深める。――番組名の頭に挿入されている◇(菱形)のせいで。
あのマークは「切りの良さ」を想像させるわけで、「公式サイトに書いてあった時間は実は間違っていて、21分ではなくて20分、あるいは25分。いやいや、30分かも。でもなぁ。21分って書いてたし。……」などと、新聞という媒体に抱いてしまう信頼という名の幻想に惑うループが始まったりもする。

ともかく、開始時間は0時を過ぎているのは確かだ。日付が変わっているわけだ。すでに火曜になった時間だというなら、火曜日というのはすこぶる正しい。
しかし、25:21 というのは1時21分だ。気持ち的には月曜の深夜と言いたい。これは私だけの話ではないはずだ。

実例を1つ挙げよう。

テレビ朝日のサイトで公開されている番組表では、深夜0時以降の番組が前日の枠で記載されている。たとえば、5日(月)の枠で0時以降の番組も紹介されているのだ。
でもって、早朝4時台からの番組は翌日の枠に記載されている。
番組表を作ってる人たちも、深夜0時以降であっても、暗いうちはやっぱり気持ち的に "日付が変わるより前の日" にしておきたかったに違いない。

こういう時間帯ってうまい言い回しがないものか。他人に話すときにややこしい思いをしないといけない。

鷹の爪のこの新作は、驚天動地の「非提供CM」で話題を呼んでいるらしい。
「この放送は、○○と御覧のスポンサーの提供でお送りしますが、□□は提供しません」と告げたのがその「非提供CM」。

普通は、スポンサーの名に続いて「提供します」と告げるところで「提供しません」って。……
名前は挙げたけど、提供はしていないと告げるのは、CMと呼べるのか? なぜそんなことが? ――説明すると面白いことは何もないので、詳細は先述のリンク先を見ていただきたい。
(ウキウキペディアには笑ってしまった。)

2009年もあと3ヶ月を切ったいま、劇場版鷹の爪第3弾の新春公開も決まっている。
タイトルは、『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~』。公開日は2010年1月16日。TOHOシネマズ系にて。

TV版のストーリーは劇場版につながっていくらしい。ベタな展開だけど、鷹の爪ならよしとしよう。そういうノリだもん。
ちなみに、タイトル内の http://鷹の爪.jp というURLは実在する。
そこで得た情報によると、今回の主役は「レオナルド博士」だ。(本人談)

途中ですっかり話しが変わってしまった。問題の放送曜日と時間だけど、テレビ朝日サイトの番組表では、一覧を見られるだけでなく、番組名で検索もできる。
そこで、「鷹の爪」と入力して出てきた「番組基本情報」とやらでは、――2009年10月7日(水) 1:21 ~ 1:51。

水曜日かい!

引っ張ってすみません。
「水曜日かい!」ってやりたかったんです。それだけです。ごめんなさい。

それにしても、なんじゃそれはではないか。
番組公式サイトには「10/6 火曜日」とあり、テレビ朝日サイトの番組表でも10月6日枠内に書いてあって、番組名で検索したら、10月7日の記載って。――

確かに、10月6日枠に入っていても、01時21分はもう7日である。間違っちゃいない。間違っているのは私だ。
けどさぁ。統一感とかさ。一体感とかさ。理路整然というか、整理整頓というか、徹頭徹尾とか呉越同舟とかいろいろあるでしょうが。そこは大人の世界なんだからさぁ。

こういう時間帯って、人に話すときにうまい言い回しがないものか。やっぱりややこしい思いをしてしまった。

ということで、うちのビデオデッキでの次回予約は、10月14日の01時21分から。

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訳わからん。オルトロスの犬

「No.1スピードミステリー日本上陸」という煽りに惹かれて面白そうと思ってたのだけど、第1話の演出というか脚本というかがグダグダに感じて、以降はあまり見なくなってしまった『オルトロスの犬』。
途中はちらちらとは見ていたのだけど、1つの話しを通して見たことはなかった。

上陸なんて大げさに言ってるけど、海外のドラマでもなんでもない。念のため。
(もうこのあたりから出来のほどが伺えるようないかがわしさが漂ってるなぁ)

ラスト2話は前編後編という構成。最後くらいは見届けようと見ていたら、前編で僕としてはびっくりな展開が。
第1話を見た後で、がっかりして投げやりな気分で書いたことが当たってしまった。――素人が思いつくような展開をひねりも無しにやってしまうあまりのベタベタぶりに乾いた笑いを浮かべるしかない。
"「視聴者にぜったい先を読ませない」スピードミステリー" ってオフィシャルサイトに書いてあるだけに。

それでも、最後の最後にどんでん返しがあるかもしれないと、少しは期待していたのだけど。――無かったなぁ。
ということで、最終回の感想はぼろくそに書くから、番組が面白かったと思った人は、ここから先は読まないように。ネタバレもあるから視てない人は心して。


竜崎の「触れるだけでどんな傷や病も治してしまう力」について、子供を使ったありがちでやたら説教くさいシーンもあって、しらけてしまった。
自分を助けてくれる力を大人は奪い合うけど、子供は譲り合う……って、そんなはっきり役者にシーンの意味を口にさせるなよ。そういうのを「説明口調」っていうんだ。シーンの意味を説明すると、どうしたって説教くさくなる。
視ている側にはわかりやすいって配慮か。視聴者を馬鹿にするなよ。

ラスト2話になって明かされた竜崎の秘密が、「自分で自分を治癒できる」ということ。それまでは自分は治せないと竜崎が嘘をついていた。
竜崎を殺したければ、頭や心臓を狙って一瞬で命を奪わないと彼は死なないって……その前提にしておきたい気持ちはわかるけど、無理だぞ。水に沈めるとか、先に意識を奪っておくとかさ。いろいろ思いつくだろうに。
竜崎でも、死んだら生き返らせることはできないし。

周囲を騙して隠していたくらいだから、大きな展開の鍵になるのかなぁと思ってたら、以後は何にも関わってこない。なんじゃそれは。
結局、大怪我をした竜崎が動けないままでは話しにならないから、「自分も治すことができる」って設定を取って付けたようなもんじゃないか。

竜崎が生まれた村へ刑事が行くシーン。
かつての村はダムの底。ダムへ行くまでの道路は、なんだかんだあって、警察が封鎖中。それでも、「以前も村を出るときはここを通ったんだ」と二宮に案内されて山中の裏道を行く刑事。
その途中、1人の警官に見つかってしまう2人。とっさに二宮が警官を抑えて、「早く行け!」……
あのさぁ。案内が必要な道の先を、なんで土地勘の無い刑事が1人で行けるんだ。
それに、ダムへ通じる裏道があるってことを警察は知ってたから警官がそこにいたんだろうに。封鎖するなら、もうちょっと多めの人数を配置するだろう。
世間にはほとんど知られていない道だから警官の配置も少なかったということか。だったら、なおさら刑事が1人でダムまでたどり着けるのはおかしいだろう。

まだあるぞ。ダムでのシーンがもう疑問だらけ。

竜崎。左胸を撃たれたけど、心臓ではなかったのか。先に「竜崎を殺すなら……」ってやりとりが有ったんだから、左胸を撃たれたら、視ている方は心臓を撃たれたと思うだろう。

ダムに落ちそうになる竜崎の手を握る碧井。それをその場にいた刑事が一切手助けに来ない。すごく離れた場所にいたわけではないのに。走り寄ってこれる近さだったぞ。
刑事でなくても、ダムに落ちそうな人がいたら、普通は助けようとするだろうに。

結局、竜崎と共に碧井も貯水に落下。水中で竜崎が「お前の手で死にたい」みたいなことを目線? で伝える。まぁそれはいい。以心伝心って言葉もある。なんとなく伝わるってこともあるだろう。
だけど、碧井の反応が納得いかん。何の躊躇もなく竜崎に触れて、「触れるだけで命を奪える力」を発動させる。

ウッソー。やっちゃうの? という気がした。
竜崎の命は奪わないみたいなことを、落ちる前には言ってたじゃん。
落ちてしまわないように竜崎の手を握って助けたじゃん。
「やったわかり合えたのに……」みたいなこと言ってたし。
なのに、やっちゃうんだ。
貯水に落ちるまでの10秒も無い間に、何の心境の変化があったんだ。

事件が終わって1年後。「神の手は悪魔の手の力を消せるということだと思ったんです」とか碧井が言ってたけど、「いろいろ考えてそう思い至るようになった」って感じだったし、それはダムの時じゃないよな。
ダムに落ちたときに、そんなことを考えてるそぶりはなかったぞ。

一番わからないのは最後の最後。あの河川敷のシーンは、作り手は何がしたかったんだろう。
あの場所で、あの距離と角度ですれ違って、お互いに気がつかないって演出は無理があるぞ。碧井は土手を真っ直ぐに歩き、竜崎は河川敷から土手を上って来たし。何をどうしたって、互いの視線に入るだろうが。

わざと気がつかない振りをしたのか。そんな理由や心理描写がどこに描かれていたんだ。
それとも、亡くなったけど、魂だけは帰ってきたって感じにしたかったのか。左胸を狙撃銃で撃ち抜かれていたんだし。――そうだとしても、そうは見えなかったけど。

撃たれてダムに落ちても無事でしたというもの有ってもいいだろう。そういう展開だって無理ではない。でもだったら、左胸の傷をどうやって治したんだ? 銃で撃ち抜かれたんだぞ。弾丸が心臓から逸れていたんだとしても、肺は貫通しているぞ。
それに、碧井の言うことがもしダムでのことなら、彼の力を使ったら竜崎の治癒の力はそのときに無くなってるし。あるいは、治癒の力は消えていなかったということか。

訳がわからん。

オルトロスの犬には原作は無くて、複数の脚本家が台本を作って、メインの脚本家がまとめていくというやり方をしていたのだとか。アメリカでは『ショーランナー』と呼ばれて、あちらの人気ドラマは、そのやり方を採っているのが多いのだそう。
海外の人気ドラマと同じやり方をしたからといって面白いドラマになるわけではないというとっても当たり前のことを、あらためて証明しちゃったな……

でもなぁ。無理もないかもしれんとも思う。
脚本や演出の制作側がいくらちゃんと作ろうと思っていても、相手はジャニーズ事務所だ。
うちのタレントをこうしてくれ、ああしてくれるなと注文を付けられたら、そうせずにいかんだろうしなぁ。

制作陣は真摯にいいドラマを作ろうとしていたのだけど、そういう圧力もあってのあの結果だろうと思いたいよ。
みなさんプロフェッショナルだもん。

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オルトロスの犬。衝撃の展開かベタか。

TVドラマ『オルトロスの犬』は今晩が最終回だとか。
第1話はちょっと期待して見たけど、脚本がぼろぼろだと感じたので以後は見ていませんでした。

でもまぁ、もうすぐ最終回というのを知って、最後ぐらいは見届けようかと先週は見てしまった。
それでもって、びっくり驚きで大笑い。開いた口がふさがらないという事態に。

ほんとは先週の時点でこの記事を書こうとかと思ったのだけど、それでも最後の最後にもうひとひねりあるかと思って書かなかった。
だけど、どうも無さそうに思えてきたから、これを書いてる。

なにがってさぁ。――「兄弟」だって。あの2人が。
第1話のあまりに変な脚本に呆れてしまって、僕はがっくりして投げやりなつもりで書いたことが、当たってしまった。

この前の記事にも書いたけど、楽しみにしていたくせにうっかり時間を忘れてて、見たのは第1話の最後の方だけ。
頭からちゃんと見られていないからこそ、信じたいのだけど、「兄弟」って設定は、きっと始めから視聴者にはわかるように作ってあったんだろうな。
でないと、実は兄弟なんて設定はあまりにベタすぎて、素人でも思いつくレベルだぞ。だって、僕がそうだし。僕でなくても、きっとたくさんの人が、「あの2人は兄弟とか……」って想像してたと思う。

違うのか? 作っている側は、「ついに明かされた衝撃の過去」なんてつもりで作っているのか? 違うと思いたい。
途中を見てないから、断言はできない。
でも、もし本気でそんな風にもっていきたくて作ってたんだったら、制作陣はプロと名乗るのは止めた方がいいと思う。

今日の最終話、どうか大逆転の展開がありますように。

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お勧め渋滞解消法

連休前にお勧め! 誰でもできる渋滞解消の方法。
今朝の『NHKニュース おはよう日本』。『特ダネ映像 ワンダー×ワンダー』のコーナーでの話題。
タイトルは、「大渋滞 なるほど解消法」。

東京大学の西成活裕教授が解き明かす渋滞の謎。この方は、『渋滞学』(新潮社)という著作をお持ちです。
(書籍も教授自身もかなり有名らしい。僕は知らなかった。不勉強だ。)

西成教授の研究では、高速道路における渋滞の大きな要因は車間距離。車間距離40mが、渋滞が発生するかどうかの分かれ目だとのこと。

実験結果によると、車間距離が40m空くと詰めようとするドライバーがほとんどらしい。
それで、複数台の自動車が走っていて、どこかの車間距離が40m未満になったときに前にいる自動車がブレーキを踏むと、すぐ後ろの自動車もブレーキを踏み、そしてその次も、そのまた次もというようにブレーキを踏まざるを得ないということが起こるのだとか。
その結果、流れの速度がどんどん低下していって、車間距離もさらに詰まり、最終的に渋滞になると。

でも、40m以上空いていると、前の自動車がブレーキを踏んでも、後方の自動車はつられてブレーキを踏むことがないのだそうです。
車間距離があるので自動車の列は長くなっても、流れ続けるので結果として渋滞が起きづらいとのこと。
渋滞の発生と抑制をみるために実際にテストコースを走った実験結果には、へーと言ってしまった。

渋滞を起こさないためには、車間距離は最低40m。40m以上を心がければ、渋滞の発生を抑制できることが、科学的に証明されているのに感心したしだい。

さらに、車間距離40mの効果は渋滞を抑制するだけではありません。
渋滞での停止が減るということは、停止からアクセルを踏んで走り出すことが減るので、ガソリン消費が減るということでもある。

より燃費のよい走行をするには、飛ばしすぎずに止まらずに走ることが重要なのはよく知られている話し。
車間距離40mは、燃費の良さをも実現する。

渋滞してくると、車間距離をあまり空けずに詰めるのが後続車のことも考えたやり方だと思ってたけど間違ってたんだな。
車間距離40m以上を目指すのが、皆が高速道路を快適に走るための運転マナーだと言ってもいいかも。

さらに詳しい内容が、同じNHKの番組『『ワンダー×ワンダー』(総合/デジタル総合)で今週放送されます。
番組タイトルは、「渋滞狂想曲(ラプソディ)」。放送日時は、2009年 9月19日(土)の午後10:00~午後10:50。

この9月の連休でのお出かけでは、車間距離40m以上を皆で心がけて渋滞解消だ。

日経トレンディネットが、5月の連休前に組んだ特集を発見。
「渋滞学」の権威、西成活裕東大教授が伝授! 目からウロコの“究極”の渋滞回避術

渋滞を無くする考え方が、データに基づいて語られていてなかなか面白い記事です。
リンク先が消えてもいいように、要点だと僕が感じた部分を整理しておくと、――

高速道路では40mより少なく詰めると損をする。

時速約70km、車間距離40mを割り出すと、渋滞の始まり。

ピタっと止まってもあきらめない。2、3台前が動き始めたら、ある程度動き始める。2、3台前を見ながら動き始めると、反応時間が速くなり、渋滞の先頭が解ける速さも増す。

高速道路で一旦渋滞にはまってしまったときの最適な車間距離は15m。

割り込まれて車間距離が狭まったら、少しずつ車間距離を取っていく。

高速道路で起こる事故の約2割は渋滞に気付かないで前の自動車に追突するケース。車間距離を空け、ゆっくり近づいていけば、渋滞の原因となる事故を減らせる。

長さが3km以下の渋滞だと、10台中1台が心がければ、渋滞が解けやすくなる。

――なんだそう。
(2,3台前を見ての見切り発車は、よく見ないと危ないから注意が必要。皆がしないとできないしね)

「高速道路で時速70kmって、よけい渋滞するんじゃないか」 と不満や疑問を感じる方は、リンク先を読んでみてね。僕は納得できた。
西成教授の指摘では、車間距離が40mを割り込んでくると、時速が70kmより下がり始めるのは、「1分以内」だそう。そして、あっという間に渋滞が起きるのだそうです。

リンク先の記事によれば、同じ考え方を使って渋滞は "治療" も可能。
ちょっと詰まってきたなと感じたら、車間距離を40m以上空けることを心がける。

それでは、どなた様も良いお出かけができますように。

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