アニメ・コミック

大丈夫か? 品輪教授

アニメ『正解するカド』がおもしろい。

我々の宇宙の外からやってきたという "異方存在" がもたらしたのは、電力の無限供給が可能なデバイス "ワム" ――しかも、機能させる必須要件はその "形状" ――そこらへんで手に入る紙でも何でもいいからとにかく形状を "正確" に作れれば、だれでも、どこでも、いつでも、電力を無限に手に入れることができる。

ただし、この "正確" な形状というのがくせもの――作るには、この宇宙外の "感覚" が必要なんだそうな。その "感覚" がわかりつつ形状を完成させないとワムは機能しない。

形さへ正しければ動くものではない――とかいう設定。

劇中、ワムを "正確" に作れたのは、僕の記憶が正しければ4名。

品輪 彼方(しなわ かなた)教授と、真道 幸路朗(しんどう こうじろう)。
そして、他2名。この2名は劇中では名前が明かされていない。
しかも、宇宙外の "感覚" が求められるせいか、この氏名不明の2名も作れたのは一度きりで再現できなかったらしい。

ということで、ワムをいつでもいくつでも正しく作れるのは、地球上で品輪教授と真道のみ。

真道は多くの場合において異方存在と行動を共にしているので、その身辺の安全についてはさして気にすることはないと思う。なんせ異方存在は、戦車砲の直撃が無効なシールドというかを展開できるのだ。

問題なのは品輪教授だ。
見ている限り、周囲にいるのは職場の研究者たちと何名かの自衛隊員ぐらいだ。

電力の無限供給を可能にできるたった1人の人類――と言ってしまっても間違いではないのに。
(6話まで見てるけど、真道を "人類" と呼んでいいのかどうか微妙な状態になっている。なので、生粋の人類でワムが作れるのは教授だけと言える。)

いろんな国が拉致を計画しそうじゃないか。あるいは、下手したら暗殺の対象だぞ。
だって、化石燃料を不要にしてしまう人なんだし。オイルマネーで生きている人たちにとっては、消せばいいのか、逆に囲ってしまったほうがいいのか――と悩ましい存在だろうに。

大丈夫か? 品輪教授。

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アニメ『覆面系ノイズ』を見ての昔話

原作は知らないけど『覆面系ノイズ』を見た。
昔のことを思い出して少し切なくなった。僕もニノとちょっとだけ似ている経験があるから。

僕は小さいころから地声が大きかった。小学校からずっと、「声が大きい」「(声が)うるさい」とやたら周りから言われた。

僕としては普通にしゃべっているだけだったんだが。

最初のうちは、そう言われるたびにもっと小さい声で話そうとがんばっていた。でも、いくら声を小さくしゃべるように試みても、「そう、それくらいでしゃべって」と言ってもらえるときは一度も来なかった。

「もっと小さくないといけないのかな」と考えて、もっと小さくしゃべるようにしてみたけど、それでも一度もなかった。
「僕はこんなに気をつけて小さい声でしゃべろうとしているのに、まだ大きいと言われるんだ」と悲しくなった。

中学、高校と大きくなっていくなかでも……。

そのうちだんだん嫌になって、「小さくしゃべろうとする試み」を止めてしまった。

いくつのころか記憶はないけど、「もういいや。どんなに気をつかっても "それでいい" と言われたことはないんだから、同じ "うるさい" と言われるなら、気をつかうのはもうやめよう。言われてもいいや」と思ったのを覚えている。

でもそう決めたからといって、僕としては普通に話しているのに「(声が)うるさい」と指摘されるのが平気になったわけじゃない。
指摘されればやっぱり辛かった。普通にしゃべっているだけなのに、なんでそんなに言われないといけないんだ――と心の中で思っていた。

転機は大学に入ってから。ロックバンドを組んだ。ボーカルを担当した。僕の「でかい声」は受けた。(仲間内限定だったけどね。)
「めっちゃ声量あるな」と指摘されたとき、僕は自分の地声の大きさが、人生で初めて嬉しく感じた。

好きなだけの、ありったけの声で歌っていいんだとわかった。バンド仲間に限っては、僕の声を「うるさい」と言ってくる奴は一人もいなかった。
決して上手くはなかったけど、バンドの人気も何にもなかったけど、歌うのが楽しかった。

大学内にはバンド仲間ではない友人もいたけど、そっち方面では相変わらず「(声が)でかい」と言われてた。

けど、僕はもう縮こまるはなかった。だって、この声を「いい」と言ってくれる人たちがいたから、「声量、バリバリですね」と褒めてもくれる人がいたから。

笑って「ごめん。ごめん」と言っていられた。彼らにとってはいい迷惑な男だったかもしれなかったけど。

趣味で始めたゴスペルで、久しぶりに昔のような反応に出会った。
1本のマイクに向かって並んで歌っていたとき、僕のそばにいた人が、僕が声を出すたびにちらちらとこちらを見て顔をしかめるのだ。

その表情は間違いなくこう言っていた。「この人うるさい」って。

ボーカルが一人のバンドと違い、ゴスペルは言ってしまえばコーラスだ。複数人の歌声を重ねあう音楽だ。そんなゴスペルにおいて、僕の歌い方はひょっとしたら違うのかもしれない。周りの人に音量を合わせるということをするべき音楽なのかもしれないと思った。

なので、教えてくれていた先生に尋ねてみた。声の大きさを周りに合わせたほうがよいのか――と。

先生の答えは「それはしてはならない」だった。はっきりとそう言ってくれた。
先生曰く、「高い音が出る人がいるなら、それに合わせる。大きな声が出る人がいるなら、それに合わせる。そうすると結果として全体が上がる。だからそれはやってはいけない」と。

やっぱり、僕の声はこのままでいいんだと確信した。

『覆面系ノイズ』の第2話を見て、そんなこんなを思い出してしまったしだい。
ニノの声はモモを貫けるだろうか。ユズにはすまないが、僕はやっぱりニノの声はモモに届いてほしい。

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『ブブキブランキ』第4話――王舞の骨はどうやって載せたのかが謎

アニメ『ブブキブランキ』が面白。いろいろ評価はあるみたいだけど、僕は好きだ。

この前の第4話で王舞の骨が列車に積まれていた。どこにあって、どうやって載せたんだ?

炎帝と戦ったときは、なんとなくブブキをもった5人の背後の空間から突然現れているように見えたので、そういう設定だと思ってたんだけど……違うみたいね。

なんかさ、『強殖装甲ガイバー』(古いなぁ)みたいな感じだって思ってたわけさ。動いていないときは異次元空間に移動していて、ブブキ使いの傍で常時待機状態って感じで。
それでもって、ブブキ使いたちの呼びかけに応じて異次元空間から現れて、5つのブブキを基に身体を構成するってさ。

でも違ったのね。列車に積んで運ばないといけないらしい。

じゃ、積む前までは王舞の骨はどこにあったんだ? 仮に異次元空間待機説が正しいとしてだ――だったらそのままでいいじゃないか。
列車に5人のブブキ使いが乗るのはいいさ。でも、異次元空間にあって場所も取らないし重さもない王舞の骨を、わざわざ通常空間に出してきて載せなくてもいいでしょうが。

なんか、まだふれられていない秘密があったりするのか? 誰か理由を知らないかなぁ。気になるなぁ。

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わかる人にだけわかる話

アニメ『吸血忍者カーミラ才蔵』――ちょっと見てみたい……

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スピンオフ『犬飼伊介』が見てみたい。

アニメ『悪魔のリドル』が面白くて撮って見ている。

家族構成などなどからいろんなストーリー展開が期待できそうなので、この作品だけに留めておくのがもったいないと思うキャラクターが『犬飼伊介(いぬかい いすけ)』だ。

犬飼伊介のスピンオフをやってほしいぞ。
「ママ」と「パパ」もなんだかんだとかかわってきてほしい。

知らない人がちょっと興味をもちそうなことを書いておくと、犬飼伊介は19歳の女性だ。でもって、「ママ」と「パパ」は男性。

何かで読んだ記憶があるのだけど、「パパ」は一般人だそうな。伊介と「ママ」がどんな風に "お仕事" を隠しているのかって描写も面白そうだ。
原作を知らないけれど、「パパ」は、すべて納得して「ママ」と伊介と共に暮らしているなんて設定があったりするのか?

犬飼伊介――なんか面白そうなキャラクターでしょ?

どんなストーリーがいいかいな? やっぱり、ピカレスクだよなぁ。きっと。
犬飼伊介が、心正しき正義の味方だなんてありえんしね。

とはいえ、ただただお仕事を遂行しているだけなんだけど、結果的に困っている人たちを助けたことになっているなんて展開もいいなぁ。

そういうの好きだから。

「おねぇちゃん! おねぇちゃんが皆を助けてくれたんだよね?」
「はぁっ? あんた誰? 伊介、そんなの知らない」
「オイラのことを覚えてくれてないの?」
「ぜんぜん。っていうか、ウザいんですけど」
「まっいいか。皆が戻ってきたんだ。それで十分だよ。でも、オイラだけは忘れないよ。おねぇちゃんが助けてくれたんだってこと」
「あんたねぇ、黙ってきいてたらなれなれしいィ。気安くおねぇちゃんなんて呼ばないでよね。私のことは、 "伊介様" って呼びなさいよ」
「うん。わかった。ありがとう! 伊介様ぁ!」
「なんか、こういうのチョー疲れるんですけどぉ」

なんてシーンが目に浮かぶぞ。
こういうやりとりは、当然、お仕事が全部終わったラストシーンだよなぁ。

スピンオフ『犬飼伊介』――どうでしょう? 関係者の皆さん。

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誰か教えて。バンパイアハンターDのコミック

『バンパイアハンターD (1)』と『バンパイアハンターD (3) 妖殺行』(フラッパーコミック)は、菊地秀行の原作のコミック化。作者は鷹木骰子(たかきさいこ)。

ほしいなぁって思っているのだけど、原作にあるお気に入りシーンが入っているかどうかがわからない……誰か教えて!

というのも――原作ファンの人にはよけいな話だけど――各原作を元に作られた2つの映画があって、それらを見たことはあるのだけど、どちらでも僕のお気に入りシーンがばっさりなかったもので。
2つのお気に入りシーンとは、次のよう。

■『吸血鬼ハンター"D"』
ヒロインのドリスが連れ去られたあと。「一緒に来るか」と尋ねるDに、まだ幼い弟が命の危険を承知で「うん」と答えるくだり。

■『D-妖殺行』
バルバロイの里。Dの顔に気づいた長老が、バルバロイの里に古くから伝わる "唯一の例外" を宣言するくだり。

特に、後者での長老の宣言は原作を読んでいて「かっこいい」って口にしてしまったほどお気に入りシーンなんだけどなぁ。映画には無かったんだよなぁ。

コミックを読んだことがある人。教えて! ネタバレはやめてね。
いやまぁ、原作を読んでるからバレるもなにもないんだけどさぁ。そこはやっぱり、気分ってものがあるじゃない。

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『ビッグX』の最終回。イリーナの書類が凄い。

NHK BSプレミアムで、『手塚治虫×石ノ森章太郎 TV作品 初回・最終回大集合!』という番組をやっていた。面白そうなので録画してみた。
7月9日に放送されたのが『ビッグX』という漫画。

その最終回なんだけど。イリーナ・エンゲルという科学者が誘拐されて、彼女の研究資料が画面にアップになるシーンがあった。

イリーナという名前だから当然外国人だ。どこの国という設定になっているかは知らないけれど。なもんで作った人たちは「外国語の書類」にしたかったんだろうなぁ。無意味なものも、意味があるものも交えて、全部ローマ字で表記してあった。
ちなみに、イリーナが火山のエネルギーを活用する技術を開発したという設定で、火山エネルギーとその活用についてふれた書類ということになっている。

そこに書いてあるデタラメ外国語が凄かった。

まぁ、ここで書いて公序良俗に反しないものは、ookikute bijindayo とか。(スペルはうろ覚え)
これは「大きくて美人だよ」ということかな。なんのこっちゃ?
ほかにも、たぶん今の時代だったらローマ字だとしてもテレビで映してはいけないだろう、なことも書いてあったりして。
(「古いテレビ番組を振り返る」という企画だから、NHK もそのままにしたんだろうなぁ)

書ける範囲で説明すると、字を書いた人の知人だと思われる女性の名前と、その女性の性欲がとても強いという意味のことを書いてあったり。

子供番組なのに。

調べてみたら、ビッグXの最終回が放送されたのは1965年。48年前だ。
家庭で録画なんて考えもなかった時代では、映るのは一瞬なんだから何だっていいってことがいっぱいあったんだろうなぁ。

I ya maa, jidai to sikaii youga nai to iuyatu da.

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『Another』(アニメ)って……ネタバレ無しって言っていい……かな?

『Another』(原作:綾辻行人)のアニメ版を見終えた。(地上デジタルではとっくに最終回してるけど)

……ほんとにホラーだったのね。

いやぁ騙されちゃった――じゃなくて、この場合は僕のはなはだしい勘違い。

原作が綾辻行人だっていうから、犯罪ミステリーだと思いこんでた。
(でもあの人は、たしかにホラー作品も書いている。なんで思いこんでしまったんだろう)

原作を先に読んでしまうと面白くないかもと思って我慢してたのが仇になった。
僕は、「謎の連続殺人事件」だと思って観てた。

真犯人は誰? 驚愕の動機とトリック! って感じで――そしたら、最後の最後までホラーだった。
「えっ? そうなの? ホラーだったんだ……」って想いで終わってったし。いやはやなんとも言いようがない気持ちだ。

それでも面白かったんだよ。けなすつもりは全然無い。
ただ、ちゃんと(ちゃんとって変だけど)犯人がいて、巧妙なトリックと思わぬ動機が最後に暴かれる謎解きがあるって思ってたんだよなぁ。

閉鎖空間での連続殺人とか、学園内で連続する事件――ってパターンはよくあるし。でも、閉鎖空間ではなかったし。なんで気がつかなかったかなぁ。

警察組織が出てこなかったけど、徹底した学生たち目線でストーリーを展開させてるって思いこんでしまってた。
現場検証が描かれてなかったのは、人が亡くなってんだから一通りの基本手順は必ず行われているという暗黙の了解で進めているのだと。

なんであの状況を閉鎖空間だと思いこんじゃったかなぁ。電話もかかるし、自動車でも何でも乗って自由に外へ行けたのに。

「嵐の孤島もの」や「雪の山荘もの」の変形パターンだと勘違いしてたよ。
なんの原因があってそんな勘違いするんだ!? バカまるだしだぞ。

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SHADOW SKILL 再開か?

講談社の『月刊アフタヌーン』で連載していた『SHADOW SKILL』 (岡田芽武 作)。
長く休載していたけど、2009年9月号(09年7月25日発売)から、ついに連載再開らしい。

あくまでも、らしい。

インターネット上のそこかしこで、再開の噂を目にしたのだけど、よくわからない。
おそらく、いま発売されている8月号を見れば、来月号の予告という形で載っているかと。

僕としては、熱く潔い登場人物たちの姿が好きで、全巻読んでるし、TV版も全部見たし、連載中は追っかけてたし。
全編トゥーンシェーダーで描かれた世界初の DVD も買ったぞ。
トゥーンシェーダーといえば、士郎正宗の漫画を劇場版として制作した『APPLESEED』が、トゥーンシェーダーを用いた世界初の作品としているものを、いくつか見たことがあるけど、ちょいと違うぞ。

SHADOW SKILL の DVD が発売されたのは、2004年2月。そして、APPLESEED が公開されたのは、2004年4月。
トゥーンシェーダー使った世界初の作品は、SHADOW SKILL なのだと言いたい。
(APPLESEED が世界初なのは、「劇場用の作品としてトゥーンシェーダーを使った」という点じゃないかな。)

でも、映像の流麗さ、ストーリーのよさという点では、APPLESEED の勝ち。
正直、SHADOW SKILL の DVD は、内容が肩すかしだった。ストーリーもいまいちだし、映像もぺたっとして画素が荒いというか綺麗じゃないし、動きもぎこちない。
制作費の差なんだろうけどねぇ。「世界初トゥーン シェーダーを用いた新感覚フルCG」とかいうのが謳い文句だったのだけど――。

いやまぁ、とにかくだ。
月刊アフタヌーンでの連載再開が本当なら、それは僕には嬉しいニュース。
9月号はチェック必須だな。


追記:
明日発売の9月号から再開間違いなし。さっきアフタヌーンのサイトに次号予告が載ってた。これ書いてたときは、次号の情報が公開されてなかったんだよなぁ。

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一縷の望み。『戦闘潮流』再びを

わかる人にだけわかる話し。

コンビニで『ジョジョの奇妙な冒険 PART5 黄金の風』を立ち読み。
連載していたのは10年前ぐらいかな。今でも通用する質の高さ。シリーズ全部が十分な賞賛の言葉が見つからないぐらいすごい漫画。アイデア満載、迫力満点だ。

僕にとっては本当に面白い漫画です。

立ち読みしていて、気になりだしたのは『カーズ』のその後。ジョスター一族と『カーズ』との完全決着を描いて欲しいなぁ。『ジョジョの奇妙な冒険 未来宇宙編』といった感じで。

最初のシーンは――

宇宙空間。ただよう正体不明の物体。その時代、恒星間航行を実現した人類の宇宙船が物体に近づいてくる。回収される物体。
「なんだこれは?」
「見たところ、ただの氷の固まりのようだが……」

そして、物語の幕開けの台詞は、こう――我われは…・この氷に見覚えがある…この大きな氷の固まりを知っている――なわけないか。

作者の荒木飛呂彦さんは、過去に使ったキャラクタを再登場させるのが、あまりお好きではないとの話しもあるようだから、難しいだろうな。

でも、期待するのは罪でも何でもない。ジョジョの未来編。いつかはほんとに読みたいぞ。

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