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Googleスプレッドシートのテンプレートを作る。

この記事は自分用の覚書です。

Googleスプレッドシートだけでなく、GoogleドキュメントでもGoogleスライドでも基本的に同じ。

■テンプレートを作る。
1.Googleスプレッドシート開いて、テンプレートにするレイアウトを作ったり、セルに式などを入れる。
作り終えたらいったんGoogleスプレッドシートを閉じる。

2.Googleスプレッドシートのホーム画面を開く。
GメールやGoogleドライブの画面で、「Googleアプリ」のアイコン(右上にある9つの四角が並んだアイコン)から「スプレッドシート」を選択。

3.Googleスプレッドシートのホーム画面になるので、「テンプレートを送信」をクリック

4.「スプレッドシートを選択」ボタンをクリックして、1.で作ったGoogleスプレッドシートを指定する。
テンプレートにしたいGoogleスプレッドシートの名前を使うと、検索してすぐに見つけることができる。
任意の「題名」を付け、カテゴリを選択する。

・「元のファイルではなくコピーを送信する」
元のGoogleスプレッドシートとテンプレートとは別のファイルとして扱いたい場合はチェックをする。
チェックをしない場合は、元のGoogleスプレッドシートがそのままテンプレートになる。

5.「送信」ボタンをクリック
指定したGoogleスプレッドシートがテンプレートとして保存される。
できたテンプレートは、テンプレートを作ったアカウントのマイドライブに保存される。
保存場所をマイドライブ以外へ移動してもテンプレートとして機能する。(ほかのアカウントもそのテンプレートを使って新規作成ができる。)

■テンプレートから特定の場所にファイルを作る。
1.Googleドライブにあるフォルダを最初に開いておく。
スプレッドシートを保存したいフォルダをまず開く。
あるいは、フォルダを新規作成して開いておく。

2.テンプレートからファイル作成
左上の「新規作成」から
 Googleスプレッドシート > テンプレートから
を選択。

3.共有の確認
1.で共有フォルダを選んでいたら、「共有フォルダ内に作成しますか?」が表示される。それでよければ「作成して共有」をクリック。

4.テンプレートを選択
テンプレートギャラリー(テンプレートの一覧)が表示されるので、使いたいテンプレートをクリック。

5.データの入力
選択したテンプレートをもとにした新規のGoogleスプレッドシートが開くので、ファイル名を付けたり、データを入力。

6.ファイルが保存される。
入力が終わったらGoogleスプレッドシートを閉じる。
最初に開いて新規作成を始めたフォルダのなかに、いま作ったGoogleスプレッドシートが保存されている。

■テンプレート自体の修正
テンプレートギャラリー(Googleスプレッドシートのホーム画面の上部にある黒い領域)内に表示されているテンプレート名の右側にある丸が縦三つのアイコンをクリックして「編集」を選択。

あるいは、マイドライブなどに保存してあるテンプレートを開いて、修正する。

・編集権限について
テンプレートを開いて右上にある「共有」から編集権限を付与したアカウントだけが、テンプレート自体を編集できる。
テンプレートを作った直後は、テンプレートを作成したアカウント以外は編集権限をもっていない。
ほかのアカウントは「閲覧者」(テンプレートを使うだけ)の権限になっている。
自分のアカウント以外に編集権限をもたせるなら、「共有」からメンバーを追加して編集者に指定する。

■テンプレートの削除
テンプレートの編集権限をもっているアカウントが、テンプレートを削除できる。

・テンプレートギャラリーから削除
テンプレートギャラリーには表示しないが、テンプレート自体はGoogleドライブ上に残っている。
Googleスプレッドシートのホーム画面で、テンプレートの名前の右横にある丸が縦三つ並んだアイコンをクリックして「ギャラリーから削除」を選択。

・テンプレートを完全に削除
完全に削除する場合は、テンプレートのオーナーが削除すること。
マイドライブなどテンプレートを保存してある場所からテンプレートを削除して、ゴミ箱からも完全に削除する。

■テンプレートギャラリーの表示
Googleスプレッドシートのホーム画面で、「メインメニュー」(Googleスプレッドシートのホーム画面左上にある三本線のアイコン)の「設定」から「ホーム画面に最近使用したテンプレートを表示」をチェックすると、Googleスプレッドシートのホーム画面にテンプレートギャラリーを表示できる。

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Excelのオートフィルタ(変数で範囲の値を受けとる。)

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2013 Home & Business)

「数値フィルタ」の「指定の範囲内」を実行した場合と同じ結果になる。


Sub オートフィルタ_変数で範囲の値を受けとる()
    Dim フィルターを実行する列 As Variant '変数の型を Variant にしておけば、半角数字でも全角数字でも入れられる。
    Dim 開始 As Variant
    Dim 終了 As Variant
    Dim 確認 As Variant
'
'---■何列目でフィルタをかけるかを指定し、「数値フィルター」の「指定の範囲内」について、範囲の最初の値と最後の値を変数に入れる ---ここから
        フィルターを実行する列 = InputBox(Prompt:="フィルターを実行する列を指定してください。1列目なら 1 を、 2列目なら 2 を入力します。", Title:="フィルターを実行する列")
            If フィルターを実行する列 = "" Then Exit Sub
        開始 = InputBox(Prompt:="指定の範囲の最初の値を入れてください。", Title:="開始")
            If 開始 = "" Then Exit Sub
        終了 = InputBox(Prompt:="どの値まで含めるかを入れてください。", Title:="終了")
            If 終了 = "" Then Exit Sub
'---ここまで---
'
'
'---■メッセージボックスを表示させる---ここから
        MsgBox "フィルターを実行する列:" & フィルターを実行する列 & vbCrLf & "開始する値:" & 開始 & vbCrLf & "終了する値:" & 終了 & vbCrLf & "範囲の値は正しいですか?"
        確認 = MsgBox("処理を続行しますか?", vbYesNo + vbInformation)
'---ここまで---
'
'
'---■変数 確認 が vbYes ならオートフィルタを実行する。 vbYes 以外ならプロシージャーを抜ける。---ここから
        If 確認 = vbYes Then
            Selection.AutoFilter
            ActiveSheet.Range("A1").AutoFilter Field:=フィルターを実行する列, Criteria1:=">=" & Format(開始, "##"), _
            Operator:=xlAnd, Criteria2:="<=" & Format(終了, "##") 'ActiveSheet.Range("A1").AutoFilter のコードは範囲の一番左上のセルが A1 の場合を意味する。
        Else
            Exit Sub
        End If
'---ここまで---
End Sub

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Excel でワークシートに任意のヘッダーを設定する。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2013 Home & Business)

K.M さん。

ワークシートに任意のヘッダーを設定するための VBA のコードです。
私にできる範囲でつくってみました。

作業の流れは次のようです。

  1. シート「ワークシート名取得」を一番右端に作っておく。(シート名は変えない。)
  2. マクロの「ワークシート名取得」を実行。
  3. シート「ワークシート名取得」のA列にワークシート名が入るので、各シートのヘッダーに入れたい文字列などをB列に入力。
  4. 同じくマクロから「ヘッダーへの文字列の挿入」を選んで実行。
  5. B列に入れた内容が各ワークシートのヘッダーとして入る。

※入れたヘッダーを消したければ、B列に入れた値を削除してセルを空欄にしたら手順4をもう一度実行。

まず最初に、ヘッダーを入れたいブックを拡張子.xlsm で保存してから、シート「ワークシート名取得」を一番右端につくっておいてください。(シート名は変えないで。)

シートをつくったら、ワークシート名を取得するコードを実行してください。

ワークシートごとに任意のヘッダーを指定するということでしたので、ワークシート名を取得することから始めてみました。
そうやって、ブックのなかにいまあるワークシート名をすべて取得したら、ワークシートごとにヘッダーに入れたい値を手入力してください。

それから、いま手入力した値をヘッダーへ挿入するコードを実行するという流れにしてみました。

「開発」タブの Visual Basic をクリックして、VBE (Visual Basic Edtor) を起動したら、標準モジュールを挿入して、以下のコードをコピー貼り付けしてください。(Sub から End Sub まで。)


■ワークシート名を取得するコード

Sub ワークシート名取得()
    Dim i As Long
    Dim Sheet_Name As Variant

        Worksheets("ワークシート名取得").Select
    For i = 1 To Worksheets.Count - 1
        Sheet_Name = Worksheets(i).Name
        Cells(i + 1, "A").Value = Sheet_Name
    Next i
        MsgBox ("ワークシート名の取得ができました。")
'
'
'このプロシージャーを使う前には、シート「ワークシート名取得」を一番右端に作っておく。シート名は変えない。
'
'ブックのなかの左端のワークシートを 1 として右端のワークシートまでの枚数を
'Worksheets.Count で数えている。
'-1 しているのは、シート「ワークシート名取得」の一つ手前までを指定するため。
'
'変数 Sheet_Name にワークシート名を代入する。
'さらに、その変数 Sheet_Name をA列のセルに入れていく。
'変数 Sheet_Name の型を Variant にしているのは、ワークシート名が文字列でも数字だけでも何であっても変数に格納できるように。
'
'ワークシートの1行目に列見出しが入る場合を想定して、
'A列で、一つずつ下にセルをずらしてワークシート名を入れている。
'Cells(i + 1, "A").Value
'のコードで、変数 i に 1 を足している。
'Cells(行,列)なので、変数 i が 1 のときは、Cells(2, "A")となってセルA2を、
'変数 i が 2 のときはさらに一つ下の A3 を、変数 Sheet_Name の代入先に指定したことになる。
'
'ワークシート名の取得が終わったら、その旨のメッセージを表示する。
'
End Sub


■ヘッダーへ文字列を挿入するコード
先に「ワークシート名取得」のコードを実行しておく。次に、ヘッダーに入れたい文字列をシート「ワークシート名取得」のB列に入力しておく。

Sub ヘッダーへの文字列の挿入()
    Dim i As Long, j As Long
    Dim Flag As Long

    Worksheets("ワークシート名取得").Select

    For i = 1 To Worksheets.Count - 1
        For j = 2 To Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
            If Worksheets(i).Name = Cells(j, "A").Value Then
                Flag = 1
                Worksheets(i).PageSetup.LeftHeader = Cells(j, "B").Value
                Cells(j, "C") = "ヘッダー設定済み"
            End If
        Next j
            If Flag = 0 Then
                MsgBox ("ワークシート名がありません")
            End If
    Next i
        Worksheets("ワークシート名取得").Select
        MsgBox ("ヘッダーの設定が終わりました。" & vbCrLf & "C列のセルが空白のものはA列のワークシート名が間違っています。 ")
'
'
'シート「ワークシート名取得」を選択。
'
'左端のワークシートを 1 として右端のワークシートまでの枚数を
'Worksheets.Count で数えている。
'それを変数iに代入。
'-1しているのは、シート「ワークシート名取得」の一つ手前までを指定するため。
'(シート「ワークシート名取得」が一番右端にある場合)
'
'ワークシート名とA列に入った文字列が同じの場合、変数 Flag に 1 を代入する。
'ワークシート名を取得した後でワークシート名をうっかり変更すると、
'A列の値とワークシート名が異なっていることになる。
'そういう場合を想定して、A列の値とワークシート名を比較して異なっていないかを確認している。
'ワークシートのヘッダーの左側 ( LeftHeader ) にB列の値を入れていく。
'Cells(j, "C") = "ヘッダー設定済み"
'の式で、C列に「ヘッダー設定済み」という文字列を入れて、
'ヘッダーの記入が済んだことがわかるようにしている。
'
'変数 Flag が 0 の場合、メッセージボックスを表示する。
'変数 Flag が 0 であるということは、A列の値と実際のワークシート名が合っていない。
' "ワークシート名がありません" のメッセージが表示されたら、A列の値とワークシート名を確認する。
'
'シート「ワークシート名取得」を選択。
'メッセージボックスを表示する。
'
'
End Sub

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Excel で、一行おきの連番をつくる。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2013 Home & Business)

K.M さん。

Excel で1行おきの連番をつくるやり方です。難しく考える必要はありません。

まずは、普通に連番をつくるときのように 1 と 2 を入力します。

このとき、空けたい行数離して入力します。たとえば、一行おきにしたければ、1 を入れたセルから間に1行おいて 2 を入力してください。
A1 に 1 を入れて、A3 に 2 を入れるというように。

で、ポイントは 1 と 2 を選択するときの選び方です。

空けたい行数と同じ数の行を 2 のあとに選びます。
A1 に 1 を入れて、A3 に 2を入れるのは、一行おきにしたいからです。なので、A1 から A4 までを選択します。

その状態でドラッグすると一行おきの連番になります。

二行おきにしたければ、 A1 に 1 、 A4 に 2 を入れて、 A1 から A6 までを選択してドラッグします。

1gyoutobashi

2gyoutobashi

3gyoutobashi

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HTML で丸C、丸R、TMマークの表示

この記事は自分用の覚書です。

丸C (著作権記号)
&copy;

丸R (登録商標記号)
&reg;

TM マーク(商標)
&trade;

■使用例
商品A ©
商品B ®
商品C™

W3C のサイトにある文字実体参照の一覧
Character Entity Reference Chart

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Excel で未使用の「セルのスタイル」を一括して消す。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2013 Home & Business)

使っていない「セルのスタイル」が大量にある場合、

Misiyoucellstyle

それらを一括して消すには次のようにする。

  1. すべてのシートを選択。
  2. ワークシートのタブの上で右クリックして、「移動またはコピー」を選択。
  3. 移動先ブック名に「新しいブック」を選択し、「コピーを作成する」をチェックを入れてOKをクリック

これで「新しいブック」には、使用中の「セルのスタイル」だけが引き継がれるので、名前を付けてブックを保存する。

結果として未使用のセルのスタイルを全部削除することができている。

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パスワードで使える文字数と文字種を増やそうよ。

以前、『使える文字数と種類も増やしてくださいよ。』という記事を書いた。

僕が期待した環境の実現はそう遠くないようだ。

「パスワードは定期的に変更してはいけない」--米政府
(ニューズウィーク日本版の2017年5月23日の記事)

アメリカの企画標準化団体である米国立標準技術研究所(NIST)が発行する『電子認証に関するガイドライン』の新版でルールが変更されるのだとか。

ユーザーにパスワード変更を求めても、ユーザーは新しいパスワードをいい加減に作る傾向があるらしい。

それはそうだよなあ。いちいち全く違うパスワードを考え出すのは面倒だもの。そういう気持ちがあって、僕は上記リンク先のような記事を書いたわけだ。

定期的なパスワード変更を止め、NISTは最低64文字でスペースも入れられる「パスフレーズ」を推奨するとか。
パスフレーズにすれば長くなっても覚えやすくて、文字数も多くできるので解読がされにくいということらしい。

ほらやっぱりそうだよ。だって、自分には覚えやすくて長さもけっこうあるいい感じのパスワードを作っても、サービスによっては字数が多すぎるとか、その記号は使えませんとかあるんだもの。

ということで、パスフレーズを利用できる環境を実現するには、各種のサービスでパスワードとして使える文字数と文字種を増やしてもらわないといけない。

業界の皆さん。そのあたりの実装をなるべく早くよろしくお願いします。

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Powerpoint2013でスライドのコピー貼り付けとスライドの再利用の違い

この記事は自分用の覚書です。
( Windows8.1 Pro + Powerpoint2013 Home & Business )

1. Aファイルでスライドをコピーして、Bファイルに貼り付ける。

2. Aファイルで「スライドの再利用」を実行してBファイルのスライドを指定する。

各手順で「元の書式を保持」を選ぶと、ファイル間でテーマのバリエーションが異なる場合には複製される内容に違いがある。

1. Aファイルでスライドをコピーして、Bファイルに貼り付ける際に「元の書式を保持」
Aファイルのスライドマスターとその下に関連付けられた全てのスライドレイアウトも、Bファイルに複製される。

2. Aファイルで「スライドの再利用」を実行してBファイルのスライドを指定する際に「元の書式を保持」
Bファイル側のスライドマスターと指定したスライドのレイアウトだけがAファイルに複製される。

※注意点
1. の場合、Aファイルの全てのスライドレイアウトがBファイル側に複製される。

Aファイルで使っていないスライドレイアウト上に重要情報がある場合、Bファイルでもそのレイアウトを使わなければ重要情報がそこに載っていることにすぐには気づけない。

そのまま他者にファイルを渡すようなことがあると、重要情報が洩れることになる。

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Excel で得点幅ごとの人数を数える。

この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + Excel2013 Home & Business)

M.K さん
エクセルで、得点の幅ごとに何人いるかを数えるやり方です。
「30点以上40点以下は何名で、41点以上50点以下は何名いて……」とか――いわゆる度数分布というものですね。

COUNTIFS関数を使えばいいかと思います。
(COUNTIFS関数が使えるのはエクセル2007以上)

オートフィルタを使ってもできますが、その場合は「指定の範囲内」を必要な回数だけ実行することになります。ちょっと面倒ですよね。

Shiteinohaninai_2

なもので、COUNTIFS関数を利用することにしました。

なお、Googleなんかで「エクセル 点数 人数」とか探すと、このような場合はFREQUENCY関数を使う説明も見つかります。
FREQUENCY関数でもかまいません。最終的に得られる結果は同じですから。

なぜ、FREQUENCY関数を今回使わないでCOUNTIFS関数を使ったかというと、「FREQUENCY関数のほうが理解しにくく、少し変えたいといった場合に面倒になるだろう」と考えたからです。

詳細を知りたければFREQUENCY関数を検索してみてください――。使い方をすんなり理解できますか。なんだかややこしいと感じませんか。

そんなややこしいと感じるものを仕事では使わないほうがいいと僕は思います。仕事で作るファイルは作った人のものではなく、皆のものです。
たとえば、「エクセルってほとんど初めてです」とかいう人に仕事を引き継ぐことだってあるかもしれません。
たとえ、 M.K さんがFREQUENCY関数を自在に使えるとしても、引き継いだ後の人が困ります。

でも、COUNTIFS関数なら、同じ初めてでも、FREQUENCY関数よりは理解しやすいと思います。
だとしたら、計算結果は同じなのだから、より理解しやすいであろうCOUNTIFS関数を使っておくのが、仕事としては正しいのではないかと思ったしだい。

仕事でのファイル作成では、「自分以外の人がファイルを使う場合もある」ことを考慮してください。
見やすい式を作ったり、理解の助けになるコメントを残したり、やり方はいろいろあるかと思います。

FREQUENCY関数を使ってはいけないといっているのではありません。
もし M.K さんも含めて周囲にいる人たちが「FREQUENCY関数を使っても何も困らない」という人ばかりなら、使うことに何の問題もないと思います。

■例:COUNTIFS関数を使って、得点ごとの人数を数える。

COUNTIFS関数の書式は次のようです。詳細はエクセルのヘルプでCOUNTIFS関数を調べてください。
・COUNTIFS(条件範囲 1, 検索条件 1, [条件範囲 2, 検索条件 2]…)
出典: Excel ヘルプ

「条件範囲」には、人数を数えたい点数の一群を指定します。「検索条件」には >=41 (41以上)などの条件を指定します。

こういう表があるとします。

Countifs0_2
※氏名は「なんちゃって個人情報」のサイトを使って生成

C、D、E列に入っている得点を対象として人数を数えます。
(C、D、E列がそれぞれ「条件範囲」になります。)

得点の幅は、下図のようにG列に入れました。
(実際には計算のなかではG列の値は使っていません。だからなくてもいいのですが、あったほうが見やすいという気がしたので入れました。)

適当なセルに「以上」と「以下」を示す式を入力します。
下図では、H列に「以上」、I列に「以下」を示す式を入れています。
(H列とI列の値が「検索条件」になります。)

「45以下」については、「Aの人数」「Bの人数」「Cの人数」ともにCOUNTIFS関数の検索条件としてI2セルを指定します。
J2セルに、
=COUNTIFS(C$2:C$21,$I$2)
という式を入れて、L2セルまでコピーします。

Countifs1

C2からC21の範囲を対象にして、I2に入れた条件に合致する値の個数を数えます。
I2の条件は  <=45 なので、C2からC21の範囲で「45以下」の値を数えます。

J3セルには、
=COUNTIFS(C$2:C$21,$H3,C$2:C$21,$I3)
という式を入れます。

H3には >=46 が、I3には <=50 が入っているので、C2からC21の範囲で「46以上」かつ「50以下」の値を数えます。

それをJ12セルまでコピーします。
そのあとJ3からJ12を選択して、L列までコピーします。

Countifs2

なお、ここで入力した式について、
=COUNTIFS(C$2:C$21,"<=45")

=COUNTIFS(C$2:C$21,">=46",C$2:C$21,"<=50")
のように、COUNTIFS関数の条件として、点数の幅の下限や上限を示す文字列を入れても計算結果は同じです。
同じですが、このようにしないほうがよいと思います。

なぜかというと、やはり先にふれたように自分以外の人が見ても理解しやすいというのもありますが、それよりも「ちょっと変えたい」となったときにより簡単に修正できるようにしておくためです。

「以下」と「以上」の条件を変える必要が出てきたとき、図のように条件が別のセルに書かれているのと、関数の式のなかに条件が書かれているのとでは、どちらが修正しやすいですか。

たぶん、前者だと思います。
(後者のほうが修正しやすいのでしたら、そうしてください。そういう人はいないと思いますけど……)

こういうセルの使い方を作業列とか作業セルといいます。

FREQUENCY関数を使う説明したサイトでは、一つのセルにFREQUENCY関数で答えを求めれば、見た目がすっきりする――といった説明をしているサイトもあります。
それはそれで間違っていません。

ただ、一つのセルだけで計算の答えを得ようとすると、どうしても数式が長くなって見づらくなり、何をしているのか理解もしづらくなりがちです。理解しづらいということは、ちょっと変えたいときに面倒でもあるということです。

作業列を使って計算の過程を分けておけば、誰もが理解しやすくできますし、「ちょっと変えたい」にも対応しやすくなります。
上図でいえば、下限を「30以下」から初めて「15」ずつ区切っていく――に変えたい場合、H列とI列の式を書き換えるだけで済みます。

    <=30
>=31 <=45
>=46 <=60

というように。

数式のなかに数式を入れる――いわゆる「ネスト」する場合も、各数式を別の別のセルに入れておいて計算結果を参照すると、視認性も高まり、修正も容易になります。
(作業列の利用は、僕も先達から教えてもらった知恵です。作業列を使ったせいで困ったことは一度もありませんが、逆はあります。)

「エクセルのシートで作業列を使うと、列がどんどん増えていってシートが見づらくなるから作業列は使わない」とかいって、作業列を使うことを嫌う人もいますが、僕に言わせればそれはちょっとした勘違いです。

見づらければ、列を非表示にすればいいんです。

とはいえ、ここでも「そうしなければならない」という話ではありません。
職場では「作業列を使わないほうが仕事が円滑に進む」、「作業列を使わなくても数式の理解や修正は誰もが簡単にできる」というのであれば、使う必要はないと思います。

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Windows10 で二、三文字の読みで名詞として単語登録する。

この記事は自分用の覚書です。

■環境
パナソニック CF-SX3SEABR ( Win7Pro を Win10Pro にアップグレード)+ Microsoft IME
Win10Pro バージョン1607

■現象
「グローバルスタンダード」を、読みが「ぐろば」で単語登録。
「ぐろばが」と打って変換すると、「グローバルスタンダードが」にならない。

Win8.1Pro の Microsoft IME 2012 では、二、三文字の短い読みで単語を「名詞」として登録できた。

単語:グローバルスタンダード
よみ:ぐろば

Win8.1Pro + Microsoft IME 2012 の環境で、「ぐろばが」と打って変換すれば、「グローバルスタンダードが」という変換候補が表示されたが、Win10Pro + Microsoft IME では表示されない。
(Windows10 では、短すぎる読みは強制的に「短縮よみ」として登録されるらしい。)

・「短縮よみ」について

自宅の住所を「じたく」と読みで登録しておくと、「じたく」と入力して変換した場合には自宅の住所に変換されますが、「じたくが」と入力して変換した場合は「自宅が」と変換されます。
「短縮よみ」で登録したい単語を「名詞」などの品詞で登録しないように注意してください。
「マイクロソフト株式会社」という単語を「ま」という読みの名詞として登録すると、「まと」と入力して変換したときに「マイクロソフト株式会社と」と変換される場合があります。
(出典: Microsoft IME - ユーザー辞書ツールのヘルプ)

■回避策
単語:グローバルスタンダード
よみ:ぐろば

品詞で「その他」にチェックを入れて、「固有名詞」を選択。

「ぐろばが」と打って変換すると「グローバルスタンダードが」と変換される。

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