Excel の表全体でどこかにある「重複する値」を除外した一覧を作る。
この記事は自分用の覚書です。
■MacBook Pro macOS Ventura
バージョン 13.6.4
■Microsoft 365 Apps for businessサブスクリプション
(旧称 Office 365 Business)
Excel for Mac バージョン 16.84 (24041420)
H.N さん
表全体でどこかにある「重複する値」を除外した一覧の作成です。
使う関数は次の2つ。
・UNIQUE関数:重複しないデータを作成する
・TOCOL関数:「複数行×複数列のセル範囲や配列」を1列に変換する
UNIQUE関数が使えるのは Excel2021 以降で、TOCOL関数はいまのところ Microsoft 365サブスクライバーだけが使える関数です。
2つの関数については、親切な人たちがわかりやすい解説をいくらでも公開してくれています。
私があれこれふれるよりもそうした解説を参照してください。
なお、「重複がない状態」には2種類あります。
どちらもUNIQUE関数で作れます。
1. 元データとなるすべての値を一つずつにした一覧
(ABCADBE → ABCDE)
2. 元データにおいてそもそも重複していない値の一覧
(ABCADBE → CDE)
このような表ですね。
表内に重複している値があります。
で、こうします。
「元データとなるすべての値を一つずつにした一覧」でも「元データにおいてそもそも重複していない値の一覧」でも簡単に作れます。
■「スピル」の理解は必須です。
ここで出てきている関数では「スピル」という機能が使われていて、引数に付いている「#」は「スピル範囲演算子」というものです。
セルのアドレスにスピル範囲演算子を付けておくと、スピルするセル範囲に増減があっても、数式を書き換えることなく自動的に関数の結果が変わります。
特にエクセルを仕事で使っているなら「スピル」の理解は必須です。
「スピル」と「スピル範囲演算子」についても詳しくはご自身で調べてください。
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