数字のみ対象に掛け算する「PRODUCT関数」覚書
この記事は自分用の覚書です。
■MacBook Pro macOS Ventura
バージョン 13.6
■Microsoft 365 Apps for businessサブスクリプション
(旧称 Office 365 Business)
Excel for Mac バージョン 16.78 (23100802)
エクセルで「掛け算」をするのに * (アスタリスク)を使う場合が多いが、デメリットがある。
アスタリスクを使う掛け算のデメリット
数式内で参照しているセルに「空欄セル」があると、計算結果が 0 になる。
「文字列が入ったセル」があると、#VALUE のエラーが起きる。
PRODUCT関数
掛け算の答えを返す関数。
引数で参照しているセル範囲にある「数字のみ」を対象に計算する。
空欄セル、論理値、および文字列はすべて無視する。
引数のなかに「空欄セル」や「文字列が入ったセル」があっても、計算結果が 0 になったり、エラーが起きたりしない。
セル範囲を引数にできるので、複数のセルを掛け算する場合にも便利。
=PRODUCT(A2:C2,E2:G2) は =A2*B2*C2*E2*F2*G2 の結果と同じになる。
=PRODUCT(A2:C2,2) は =A2*B2*C2*2 の結果と同じになる。
「全てのセルに数字が必ず入るとは限らない。」あるいは「"空欄セル" や "文字列が入るセル" があっても計算結果が得られるようにしておきたい」なら、PRODUCT関数を使っておく。
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