ChatGPT の「メッセージ表示」をちゃんと見ましょうよ。その2
OpenAI の皆さんは最初から言っているわけですよ。
「機密情報は共有しないでね」って。
ChatGpT にログインした人なら皆んな見ているはずなんですどね。
「やらないでね」と言っていることをやっちゃう人っていますねえ。
「利用禁止のルール」なんかそういう人には意味がない。
「だめだよ」と言われてもやっちゃうのがそういう人だから。
IPアドレスを指定して接続禁止? いやいや。自宅からならどうにでもなりますし。
つまり、「禁止のルール」を設けることは根本的解決にならないです。
「しないでください」と言われたことを、しっかりと「しないでおく」意識を育てる指導・育成が必要なんだと思います。
それは「組織における人材教育」の役割の一つである私は思うのですけどね。
ChatGPT の「メッセージ表示」をちゃんと見ましょうよ。
話題が絶えない ChatGPT。
課題というか問題点というかで、「不正確な情報が含まれる場合がある」といった指摘を見たり聞いたりしますが、そんなの指摘するほどのことではないでしょうがという気がします。
だって、ログインしたときに最初に表示されるメッセージで OpenAI の皆さんがはっきり言っていますから。
英語ができないので、DeepL に助けてもらうとこういう意味。
外部からのフィードバックを得て、システムの改善や安全性の向上につなげることを目的としています。
私たちは安全策を講じていますが、システムは時折、不正確な情報や誤解を招く情報を生成したり、不快感や偏りのあるコンテンツを生成したりすることがあります。また、アドバイスをすることを目的としたものではありません。
そもそも「アドバイスを目的としていない」し「不正確な情報や不快な情報も出ることがある」と書いています。
ログインした人は、みんなこれを見ているはずなんですけどね。
「……を教えてください」と尋ねるのは彼らも歓迎しているはず。改善していきたいから。
ただ、「正しくて役に立つ回答はあんまり期待しないでね」ということ。
我々がやるべきは、出てきた結果に対して「いいね」あるいは「良くないね」アイコンをクリックしてフィードバックを返すこと。
そうしたフィードバックがあればあるほど ChatGPT は磨かれる。
「不正確な情報が……」や「間違っているところがある」などと指摘されると、OpenAI の皆さんにしてみれば、「最初からそう言ってますでしょッ!」という気分かも。
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