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2022年の初ツバメ

この前の土曜日(4月9日)、今年の初ツバメを見た。
昨年、ツバメを見たのは4月3日だった。

こちらが気づていなかっただけで、この辺りには少し前から来ていたのだろう。

2020年にはコロナ禍を受けて彼らに「吉のもたらし」を願ったが、昨年は「今年は何も願うつもりはない。」と書いた。
そして、「人もするべきことをし、この日常を互いに無事に過ごしていけたらよいと思う。」と述べた。

でも、今年はあらためて「吉のもたらし」を望みたい。
そして、「日常を無事に過ごせる」ことも。

今年は、ロシアによるウクライナ侵攻が起こった。

「ツバメ」とロシアを何かひっかけて書けることはないかと探してみた。

ロシア語ではツバメの事を「ラースタチカ」と言うそうな。
ロシアでも春の訪れを告げる鳥として親しまれているのだとか。

「ラースタチカ」が愛しい女性の別名として使われることもあるほどに。

そして、こういうことわざもあるという。

Одна ласточка весны не делает.
アドゥナー・ラースタチカ・ヴィスヌィー・ニ・デェーラエト

一羽のツバメは春を創らず。

「わずかな兆候だけで結論を急ぐな」という意味なのだそう。

ツバメ一羽を見たからといって「もう春だ」と喜ぶのは早い。
ツバメの姿は春の兆しであって、ロシアに本格的な春がやってくるのは、まだまだ先の事だという意味があるのだとか。

ロシア軍のキーウ周辺からの撤退。
喜ばしいことではあるだろうが、それをもって停戦合意や侵攻終了を期待するのは早計というものだろう。

「ラースタチカ」のロシアへの訪れと共に、命息吹く暖かい春の喜びと幸せを、プーチン大統領にも思い出してほしい。

ロシア語に関する出典:「りろっしー 東京大学一年理系ロシア語クラス

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