好きにすればいいんじゃないか。
速水もこみちさんがテレビでやっている『MOCO'Sキッチン』について、オリーブオイルの量が、一品料理にしては多すぎるのではないかといった意見が、放送倫理・番組向上機構に寄せられているのだとか。
他にも、「身体によいものでも、使いすぎるのはどうか」とか「視聴者の健康や家計に配慮すべきではないか」といったような意見もあるのだとか。
なんだかなあ――だな。
「多すぎる」と思ったなら、自分で作ってみるときに量を調整すればいいじゃないか。
家計に配慮すべき? ――って、自分ちのエンゲル係数ぐらい自分で管理しなさいよ。
使いすぎは健康によくない? ――そう思うんだったら、減らせばいいでしょうが。
ひょっとして「量は好みによって調整してください」とか、何らかの指示がないとそのまま作らなければならないと思い込んでしまうので困るというのか?
まさか、あんたは「白線の内側をお歩きください」と駅の放送で言われたから、白線の内側を歩いているのか?
「白線をはみ出してるのはわかってたけど、足を痛めていて、なるべくよけいな動きをしたくなかったからそのまま歩いていたら放送で言われたので痛いのを我慢して白線の内側まで移動した。放送がなかったら痛い思いをしなくてよかったのに。駅利用者の健康に配慮した放送をしてくれ」――とか、どこかに意見を言ったりしてるのか?
う~ん。最後のは、言う人がいそうな気がするな――。
伝えられている通りに作ってみたら「オイルの量が多すぎ」って驚いたというのは、それはそれで実際にあったんだろうな。
だったら、「その通りに作ってみたけど、うちの家ではもうちょっと薄いほうがいいな」とか、「もっと濃いほうが私は好みだな」とか「その通りに作ったら確かに美味しいけど、材料費がかかるし、作るなら月に一回かも」とかどうとか――すればいい。
料理番組というかレシピというかは、そんなもんだろうと思うのだけど。違うのか?
驚いたので、文句の一つも言いたいという気持ちがあるのかもしれないけど――。それにしてもなぁ。
料理番組で使っているオイルの量が多い――そんなこと、わざわざ伝えている時間があるなら、好きに作ればいいじゃんないの?
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