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10年目

結婚して10年目だ。気持ちの中ではまだ5年ぐらいなんだけど――。長いような短いような、だ。

10年目の記念に結婚式を挙げた場所へ旅行に行ってきた。どこに行っても、何を見ても10年前の思い出がどんどんよみがってくる。

10年前には訪れていないところに行っても、そういえば……と、その日の出来事が思い出されてくるのだから、人間というのは不思議なものだ。

挙式のときに泊まった宿にまた泊まった。予約を入れるときに「10年前に結婚式をして――」と伝えてあったせいか、フロントでもどこでも「おめでとうございます。」と誰もが言ってくれたのが嬉しかった。

美味しい食事をいただき、楽しいお酒を飲んだ。

誰かの歌にもあったけど、僕は「妻にまだ恋をしている」気分だ。
恋と愛は違うという人もいるけれど、僕に言わせれば、恋と愛は「違う」と切り分けられるものではない。

血管を静脈と動脈にはっきりと切り分けることができないのと同じだ。
血管をそれらに分けるように言われたら、Uの字を縦半分に切り分けるようなイメージを僕はもつ。

その切った位置をうんと拡大して見てみよう。切る人によって、少しずつ左右にずれているはずだ。
ここまでが静脈でここから動脈になるなんて境目は存在しないから。血管という一続きのものだから。

恋と愛もそのようなものだと僕は思っている。切れ目なんてないんだ。
恋と愛について、僕がただ一つこれは言える思っているのは、恋も愛も「それについて語ることができる」ということだ。

だからこそ、古今東西の詩人や小説家、音楽家、画家や俳優、脚本家などなど多くの表現者たちが恋を、愛を表し、描き、奏てきたのだ。

だから、僕も彼らに倣ってこの気持ちをここで語りたい。

愛する人
そばにいてくれてありがとう。これからもそばにいてほしい。そして、そばにいさせてほしい。

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