Word2013で両面印刷して図形が表裏で重なる位置になるようにする。
この記事は自分用の覚書です。
・「Word2013で表裏に同じ位置にテキストボックスを配置する。」で下記の内容を修正
■環境
PC: レッツノート CF-SX2AEABR (Windows8.1 Pro 64ビット) + Word2013 Home&Business
プリンタ:ゼロックス FX DocuCentre-V C6675
プリンタドライバ:Fuji Xerox ART EX Print Driver Version 6.8.3 (Build2 : 1041.0) (x64)
■準備
白紙のページで「ページ区切り」を挿入して2枚のページを作り、ページ番号を挿入しておく。
ページ番号を入れておいたほうが両面印刷したあとでどちらが1ページ目かがわかりやすい。
■手順
- 「ページレイアウト」タブの「配置」グループで「配置」をクリック
- 表示された一覧から、「グリッドの設定」をクリック
- 「グリッドとガイド」ダイアログボックスが表示される。
「グリッドの表示」のところで、以下の項目を設定して「OK」をクリック。
・「グリッド線を表示する」にチェック
・「文字グリッド線を表示する間隔」にチェックを入れ、ここでは例として、方眼紙のように設定するため「1」を入力。
・「行グリッド線を表示する間隔」にチェックを入れ、「1」を入力してOKをクリック。 - 1ページ目で図形を描いて、グリッド線に合わせて左寄せにする。
必要に応じて塗りつぶしや線、テキストの追加などを行う。
「図形の書式設定」の「テキストボックス」で「垂直方向の配置」を「上下中央」にすると、図形のなかでテキストがバランスよく配置される。 - 図形をコピーして2ページ目に貼り付ける。
- 貼り付けた図形をグリッド線に合わせて右寄せに移動する。
上下の位置はそのまま。
Shiftキーを押しながら移動すると上下にずれない。
1ページ目と2ページ目で左右の位置を逆にしないと、両面印刷した際に表裏で重ならない。
つまり、1ページ目で右寄せに配置したならば、2ページ目では左寄せに配置する。 - 両面印刷する。
- 図形の左右のずれが何ミリぐらいかを測る。
ここでは例として2ページの図形が1ページ目に対して左に1mmずれているとする。
プリンタのローラーが紙を送る度合いなどで表裏で微妙に位置がずれる。
もし別のプリンタで印刷するなら、ずれも変わるだろうから気を付ける。 - 2ページ目の図形を選択して右クリックで「その他のレイアウトオプション」を選択
- 「位置」のタブをクリックして「右方向の距離」を測ったミリ数増やす。
「基準」は標準で「段」のまま。
8.で1ページ目に対して2ページ目の図形が左に1mmずれているのがわかったので、「右方向の距離」が54.4mmなら55.4mmにする。 - これで1ページ目と2ページ目の図形は表裏で重なる位置になる。
もう一度両面印刷して左右のずれを確認する。
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