PowerPoint2013でヘッダー(フッター)を挿入する。
この記事は自分用の覚書です。
(Windows 8.1 Pro 64ビット + PowerPoint2013 Home & Business)
ヘッダー(フッター)として画像を用いるのか文字なのかで挿入の仕方が異なる。
画像の場合は、スライドマスター上で任意の位置に配置する。
(必ずスライドマスター上で行う。スライドレイアウトのマスターのほうではない。)
文字の場合は次のようにする。
■手順
PowerPointにはフッターはあるがヘッダーという概念がない。
スライドマスター上でまずフッターを挿入し、位置を変えてヘッダーとして使う。
- スライドマスターを選択。
- 「挿入」タブの「ヘッダーとフッター」をクリック。
- 「ヘッダーとフッター」ダイアログボックスで「フッター」にチェックを入れて、入力欄に文字列を入力。
- 「すべてに適用」ボタンをクリック。
これで、入力した文字がすべてのスライドで表示される。
「タイトルスライドに表示しない」にチェックを入れると、そのフッター(ヘッダー)は「タイトルスライド」のレイアウトを使ったスライドでは表示されなくなる。 - フッターを上部に移動する。
テキストボックスをスライドの上部に配置してヘッダーとして使うやり方もあるが、基本的には避ける。
あとあと、「背景グラフィックを表示しない」必要が出てきたときに、ヘッダーを作り直すことになる。
■スライドのマスターについて
スライドの元になるマスターは2種類ある。
- スライドマスター:すべてのスライドに同じ効果を与えるもの。
- スライドレイアウトのマスター:そのレイアウトのスライドだけに同じ効果を与えるもの。
スライドの画面で「表示」タブの「スライドマスター」をクリックした直後に左側に表示されている赤い枠が付いているのは、「スライドレイアウトのマスター」であって、「スライドマスター」ではない。
画面左に複数のスライドサムネイル(スライドの小さな表示)が表示されているなかで、最上部にある一番大きなスライドサムネイルがスライドマスター。
■スライドのレイアウトについて
「スライドのレイアウト」は、「ホーム」タブの「新しいスライド」の右下にある小さな▼をクリックすると表示される。
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