普通に考えて違うでしょ。
某所某店でレジ待ち中のこと。
そのレジで店員さんが受け持っているのは当然ながら僕の前の人。でもって僕の後ろには男性が一人。
別の店員さんが、隣のレジのところに来てくれて「お待ちのお客さま。どうぞ」と声をかけてくれた。
すると、僕の後ろにいた男性が何の迷いも見せずにそちらのレジへ。――いやいや。二番目は僕だから、と思ったけどまぁ急いでいたわけでもないし、強く主張するのもなんかかっこ悪い気がして黙ってた。
そしたらその店員さんが、僕のほうを見ながら「あちらのお客さまが……」とかなんとか。
はっきりと声は聞こえなかったけど、ようは「あの人のほうが先に待っているからあなたはもうちょっと待ってほしい」ということだったのだと思う。
男性も納得したのかレジから少し離れ、店員さんは僕のほうを見ながら再度「どうぞ」と言ってくれたので遠慮しないで移動。
ここでタイトルだ。――(その男性さん)普通に考えて違うでしょ。
なんで迷いもなく行くかなぁ。何をどう考えたんだろ? たぶん彼はなんも考えてなくて、招く声が聞こえてきたから反射的というかでそっちへ移動しちゃったんだろうなぁ。
店員さんが「二番目にお待ちのお客さま」とか声かけしないといけないとかなんとか思う人がいるかもしれない。
でも僕に言わせれば、それも違う。店員としての行動はそれが正解だろうとは思うけどね。
だからといって、店員さんのせいにしちゃいけない。小さい子供じゃないんだから。店員さんがそう言おうが言わなかろうが、いい年した大人が自分より先に待っている人を無視するようなことは、基本的にはやったらだめでしょ。
ほんとにすごく急いでいるのなら、その旨を話せばいい。「すみません。ちょっと急いでいるんで、先にやらせていただいていいですか」とかなんとか。そのぐらいでも言えば、こっちとしても「いや」とは言わないよ。
お互いに大人なんだしさぁ。気をつかい合おうぜ。
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