電子書籍はもうちょっと安くしてほしい。
ある電子書籍のこと。ご商売のじゃまになるといけないのでどれとは言わない。
紙の本で出ているときは1冊だった。でも、電子書籍になったら上・下巻に分かれていた。
それだけなら文句はない。文句の一つも言いなくなるのは価格だ。紙の本を1冊買うよりも、電子書籍で上・下巻を買ったほうが微妙に高くなるのだ。100円ちょっと。
同時期に「紙の文庫上・下巻」も出ていてそちらと同じ価格だから、文庫と電子書籍の価格を合わせたのだろうけど。――その価格のつけ方は、なんかせこくないか。
いやねぇ、こんなこと言っている僕のほうがせこいんだろうなとも思うよ。約100円だからさ。でも、気持ち的に電子書籍ってもうちょっと安くなってほしいわけよ。
もっとも、業界の人たちはそういう値崩れこそ起こしたくない最たるものだろうからやらないのだろうけどね。
そういうことを言い出すと、1冊だったときの価格より、文庫上・下巻の価格で約100円高くなるのもどうかと思うしで。
まぁでもここは、文庫上・下巻にするための新たな装丁費とかなんだとか発生するだろうから、少しは高くなっても仕方がないかなとも思える。
それが電子書籍にもなったら、文庫上・下巻を買うのと同じ価格だというのはねぇ。
電子化するのにまた手間がかかってるからか? そうなの? いまどき印刷に出すときってその時点でもうデータ化されているんじゃないの? それをもとに電子書籍にするんだったらそんなにコストはかからないんじゃないか? 違うの?
理想を言うと、文庫上・下巻で100円ぐらい安くなって、さらに電子書籍になるともう100円ぐらい安くなってほしいぞ。
これは理想だから、文庫上・下巻もとは言わないからさ。せめて、電子書籍になったときは100円ぐらい安くしてくんないかなぁ。
大幅に値下げしてほしいとは言わないからさ。
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