Excel で会議で使える時間を計算する。
この記事は自分用の覚書です。
■例:開始時間と終了時間、休憩時間を指定して「会議で使える時間」を求め、各議題に使う時間を入力していくと使える時間が減っていって0になるのがわかるようにする。
( Excel2013 Home & Business )
・sheet1
A1 : 日付を入力
2015/4/1 の書式で。
B1 : 開始時間を入力
00:00 の書式。以後時間は同じ書式。
C1 : 終了時間を入力
24時間制で入力。午後5時は17:00
D1 : 休憩時間を入力
E1 : =C1-B1-D1
E1 が「会議で使える時間」
「終了時間」-「開始時間」-「休憩時間」=「会議で使える時間」
・sheet2
A1 : 文字列「日付」
A2 : =IF(sheet1!$A$1="","",sheet1!$A$1)
セルの書式を日付に変える。A3 以下にコピー。
B1 : 文字列「議題」
B2 以下に議題を入力。
C1 :文字列「議題に使う時間」
C2 以下に議題ごとに使う時間を入力。
1時間は 01:00
5分は 0:05
D1 : 文字列「残り時間」
D2 : =Sheet1!E1-C2+0.0000001
D3 : =D2-C3
D3 を D4 以下にコピー。これで完成。
(D列の1つ上のセルから、隣のC列のセルを引いている。)
C列で議題に使う時間を入れると、D列に残り時間が表示される。
0:00になったら終わり。
残り時間を超えて入力すると # が複数表示される。マイナスの時間になったという意味。
エクセルは標準ではマイナスの時間を表示できない。
D列で残り時間を計算するときにマイナスになると表示できなくなるので、D2 で0.0000001を足して下駄をはかせている。
下駄をはかせないと、場合によって「残り時間」0:10のときに「議題に使う時間」を0:10にすると
残り時間0:10-議題に使う時間0:10
の答えが0:00ではなく、マイナスの値になって # が表示される。
0.0000001は1万個集まっても0.001なので1秒にも満たない。00:00という表示を○時間○分の意味にとるには支障がない誤差。
エクセルでは、時刻や日付をシリアル値(1900年1月1日を1として、1日ごとに1ずつ増えていく値。1900年1月2日が2)で管理している。
1日が1なので、1時間は「1÷24=0.04166…」となり、1分は「1÷24÷60=0.0006944…」になる。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント