大丈夫か? ジャパニーズビジネスパーソン
『週刊ダイヤモンド』(2015年2月28日号)の特集は「Excel で数字力を鍛える」。
表題にひかれて買ったけど……なんだかなぁ。
応用編や実践編は読んでて面白かった。事業計画や決算書の作成は僕の業務ではないのでやったことがないしで。
ちょっとどうなのよと思ってしまったのは基礎編のほう。
早い話がお役立ち関数やショートカットにふれているんだけど、載っているもののほとんどは、うちの会社では去年新卒で入ってきた人やパートさんも使えてるよ。
(載ってた関数のなかで、うちではあまり使った覚えががないのは REPLACE関数ぐらいかな。)
あれが基礎編なの? ほんとに? 基礎ってことは誰もがまず習得しておかないと仕事にならないってことだよね。
それが特集を組んでお金を取って売ることができるってことはよ、日本の会社員はあれがうまくできないまま仕事している人が多いってことなの? お金を払って買ってでも知りたい人が多いってことなの?
大丈夫か? ジャパニーズビジネスパーソンは。
少なくとも週刊ダイヤモンドは、彼らがねらっている読者層にはあの企画は受けると考えているわけだ。
ほんとにそうなのか? 読者のレベルを低く見積もりすぎじゃないの? 「並び替え」とかやっちゃってるけど、ほんとに読者にとって役立つのかなぁ。
エクセルを仕事で使ってて「金額の大きい順に並び替える操作」でとまどう人っているのかい?
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