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ミシュランガイドはほどほどに。

『ミシュランガイド東京 2015』に掲載されているラーメン店の傾向が話題になっているらしい。
載っているラーメン店は、あっさり系が主体なのだとか。

僕はラーメンは好きだけど、熱烈というほどラーメンファンではないし、ミシュランガイドを買ったことはない。好んでガイドを使っているということもない。

けれど、こってり系のラーメンがほとんど載っていないのが本当だとすると、やっぱり違和感を感じる。
さしてラーメンファンでない僕だって違和感があるのに、こってりラーメンのファンの人は、一言物申したくなるのが人情というものだな。

あっさり系が主に載っているのは、調査員の好みが表れているという指摘もあるらしい。でも、ミシュランガイドはあくまでガイド。「こんなんありますけど、ご興味があおりでしたら寄ってみたらいかがですか?」的なものでしょ。

調査員の好みが出ていていいんじゃない?

だって、グルメサイトっていうの? インターネット上にあるいろんなサイトで、あのお店の味はどうだったとか、こうだったとかいうのとあんまり変わらないと思うし。

何が言いたいかっていうと、縁もゆかりもない親しくもないどこかの誰かが書いたことをそれほど本気に信じてなくていいんじゃないの? ってこと。

ミシュランガイドに載ると売り上げが上がるという実質的な影響力をもっているからよけいに話題になりやすいのだろうけど、考えてもみてごらんね、ミシュランガイドの調査員に出会ってみたら、「こんな人と同じ空気を吸いたくない」と思うぐらい合わない人かもしれないし。

それほどいやなヤツかもしれない人が調べて書いているガイドをなぜそんなに真剣に信じられる? もちろん、逆にとっても気が合うかもしれない。

ようするに、知らない人の意見なんて参考程度でいいんじゃないか。
たまたま、今回その人(たち)が作ったガイドでは、あっさり系のラーメン店が多く載っていたってことで。

食べにいくほうだって、ミシュランガイドに載ったお店だからといってすご~く美味しいんだって信じるのは早計だと僕は思う。

味なんて好みがあるんだしさ。100人が美味しいっていっても、僕はそうでもなかったってことだってあり得るわけで。

まぁ、ミシュランガイドは、ネットと違ってお金を出して買ってるからね。載っている内容に期待してしまうのは仕方がない。

でもねぇ、それもほどほどにしておいたほうがいいと僕は思う。

自分がたくさんのお店をまわってその味を体験していくのは大変なので、自分以外の誰かがまわってきてくれて、自分だけでは集められない量の情報と、それでもってもしそのなかからお店を選ぼうとしたときに、一応ちょっとした目安になるようなものをつけた一覧を作ってくれた、って感じぐらいにかなぁ。

価格はそうした手間の分なんだろうから。その程度のものだって僕は思うなぁ。ミシュランガイドって。

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