Word2013 でスパイクを使う。
この記事は自分用の覚書です。
スパイクは、文書中の画像や文字列を切り取ってまとめておいて、それを新しい位置に一気に貼り付けることができる Word の機能。
( Windows8 Pro 64ビット + Word2013 )
スパイクの特徴
スパイクでは、
- 元の画像や文章は切り取りになる。
- スパイクした画像や文章は、貼り付け時にそれぞれ改行される。
- 一度貼り付けるとスパイクした内容はクリアされる。
クリアしないで、貼り付けを繰り返す操作も可能。
といった特徴がある。
離れた場所にある文章や画像を、それぞれ切り取ってきてまとめて1か所に貼り付けるのに便利。
1つのファイルでだけでなく、異なるファイルの内容を切り取ってまとめることもできる。
「切り取り」になるので、元の文章や画像を残しておきたいときは注意が必要。
あるファイルを開いてスパイクを実行したら、「上書き」しないでそのファイルを閉じる。このように「上書きしないでファイルを閉じる」を続けることで、異なる複数のファイルから必要な画像や文章を1つにまとめていくことができる。
クリップボードで同様のことができる。
クリップボードを表示しておいてコピーして、「すべて貼り付」を実行すれば同様のことができる。
スパイクとの主な違いは、改行するかどうかは、コピーした時に改行記号を含んでいるかどうかによる。
クリップボードを表示するには、「ホーム」タブ-「クリップボード」グループのオプション(「クリップボード」グループの右下にある小さい矢印のアイコン)をクリック。
スパイクの実行
スパイクで切り取り
Ctrl キー + F3 キーで切り取っていく。スパイクする図や文章を選択し Ctrl キー + F3 キーを押す。
Ctrl キー + F3 キーを押すたびに、選択した画像や文章が切り取られて消えていく。
スパイクの貼り付け
貼り付けたい場所をクリックして、点滅カーソルを置いて、 Ctrl キー + Shift キー + F3 キー で貼り付け。
この貼り付け方をすると、スパイクした内容はクリアされる。
スパイクしたものを、個々に貼り付けることはできない。
貼り付けを繰り返す。
スパイクで切り取った画像や文章を何度も貼り付けたい場合は、貼り付ける際に「クイックパーツ」の「定型句」から「スパイク」を選択する。
「挿入」タブ-「テキスト」グループの「クイックパーツの表示」-「定型句」-「スパイク」
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