« 領収書発行について先に知りたいんです。 | トップページ | Surface Pro3 のあれこれ。 »

Word2013 のインデント

この記事は自分用の覚書です。

■ Word2013 のインデント(横書き)
Windows8 Pro 64ビット + Word2013

Word のインデントとは、文書の主に左側に指定したサイズの余白を設ける機能。
Word2013 のインデントには4つの種類がある。

  1. 左インデント
  2. ぶら下げインデント
  3. 1行目のインデント
  4. 右インデント

Word2013のインデント

右インデント

1. 左インデント
段落全体を字下げする。
左インデントマーカーを、左に動かせば段落全体が左に動く。(左側の余白を減らす。)
右に動かせば段落全体が右に動く。(左側の余白を増やす。)

・左インデントを細かく指定する。

  1. 段落を選択して、右クリックする。
  2. 表示されるメニューの「段落」を選択
  3. 「インデント」のところの「左」の字数を指定する。

20mm というように数値と mm で指定することもできる。
字数で指定したものを数値と mm での指定に変えるには、「インデント」のところの「左」の欄に「20mm」のように任意の数値と mm を入れて「OK」をクリック。

数値と mm で指定したものを字数に変えるには、「左」の欄に「1」など任意の数だけを入れて「OK」をクリック。
再度右クリックから「段落」を選ぶと「0.57字」というように適当な字数になっているので、指定したい字数を入れる。

「ホーム」タブ-「段落グループ」-「インデントを増やす」でも左インデントを設けられる。
「インデントを増やす」アイコンを1回クリックするごとに、1字分の余白が左側に追加されていく。

「インデントを増やす」アイコンでの「1字」とは「標準の文字サイズ」のこと。
「標準の文字のサイズ」とは、「ページレイアウト」タブ-「ページ設定」グループの「オプション」から、「ページ設定」ダイアログボックスの「文字数」のところの「字送り」。
通常は 10.5pt。

2. ぶら下げインデント
ぶら下げインデントマーカーを使うとよい。
段落の1行目はそのままで2行目以降を字下げする。
(段落の1行目だけを左側に飛び出させる。)

・ぶら下げインデントを細かく指定する。

  1. 段落を選択して、右クリックする。
  2. 表示されるメニューの「段落」を選択
  3. 「最初の行」で「ぶら下げ」を選択
  4. 「幅」で字数を指定。たとえば「10字」など。

ぶら下げインデントも左インデントと同じようにして字数と数値 mm で指定の仕方を変えられる。

3. 1行目のインデント
1行目のインデントマーカーを動かす。
段落の1行目だけ字下げする。行頭一字下げでよく使う。

・1行目のインデントを細かく指定する。

  1. 段落を選択して、右クリックする。
  2. 表示されるメニューの「段落」を選択
  3. 「最初の行」で「字下げ」を選択
  4. 「幅」で「1字」などを指定

1行目のインデントも字数と数値 mm で指定の仕方を変えられる。

4. 右インデント
右インデントマーカーを動かす。
字下げでなく、段落の右端を左へ移動させる。
(右側に余白を増やす)

・右インデントを細かく指定する。

  1. 段落を選択して、右クリックする。
  2. 表示されるメニューの「段落」を選択
  3. 「インデント」のところの「右」の字数を指定

字数と数値 mm で指定の仕方を変えられる。


■ルーラー上でのインデントの詳細な調整
Alt キーを押しながらインデントマーカーを動かすと詳細な単位がルーラーに表示される。
Word2013 でルーラーを表示するには、「表示」タブ-「表示」グループ-「ルーラー」のチェックボックスをチェック。

■リボンインターフェースからの設定
左インデントと右インデントは、
「ページレイアウト」タブ-「段落」グループ-「インデント」
のところにある「左インデント」または「右インデント」の欄で、字数あるいは数値 mm を設定することもできる。

■ぶら下げインデントあるいは左インデントのマーカーをうまく選択する。
ぶら下げインデントあるいは左インデントのマーカーを単純にクリックしてドラッグすると、選んだつもりがない方を動かしてしまうことがある。
これをうまく選択するには、マーカーの上に矢印カーソルをゆっくりもっていってしばらく待つ。
うまくもっていけていると、「ぶら下げインデント」や「左インデント」という表示が出る。選びたいマーカーでなければ、カーソルの位置を動かして待つ。
目指すほうの名称が表示されたら左クリックしてドラッグ。これでそのマーカーを的確に選んで動かせる。

■箇条書きでのインデントの調整

・行頭文字または段落番号の位置を変更する。
インデントを調整したい箇条書き(複数でもよい)を選択するか、箇条書きのどこかをクリックしてカーソルが点滅している状態にしてから、1行目のインデントマーカーをドラッグ。
行頭文字または段落番号の位置はそのままで、文字部分の位置を変更するには、ぶらさげインデントマーカーをドラッグ。
(離れた複数の箇所を選択するには、1か所目は普通にドラッグして選択し、2か所目以降は Ctrl キーを押しながらドラッグして選択)

・行頭文字または段落番号と、文字部分の左インデントとの関係を変更しないで、箇条書き全体を移動する。
左インデントマーカーをドラッグ。

■縦書きでのインデントの調整

  1. 段落を選択するか適当な場所をクリックして、右クリック。
  2. 表示されるメニューの「段落」を選択。
  3. 「段落」ダイアログボックスが表示されるので、「段落と行間隔」のタブで設定する。

縦書きの場合はインデントマーカーは表示されないのが、Word の仕様。

|

« 領収書発行について先に知りたいんです。 | トップページ | Surface Pro3 のあれこれ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Word2013 のインデント:

« 領収書発行について先に知りたいんです。 | トップページ | Surface Pro3 のあれこれ。 »