Excel のセル参照について
この記事は自分用の覚書です。
Y.Kさん。セル参照の話ですが、僕もよくわかっていなかったのでまとめてみました。
■参照先セルをコピー・移動した場合
式の中で 参照元を 指定する セル参照の 書き方 |
コピー (コピー& 貼り付け) |
移動 (切り取り& 貼り付け) | |
---|---|---|---|
参照先 | 相対参照 | セル参照が 変わる。 |
セル参照は 変わらない。 |
絶対参照 | セル参照は 変わらない。 |
セル参照は 変わらない |
■参照元セルをコピー・移動した場合
参照先の 式の中で セル参照の 書き方 |
コピー (コピー& 貼り付け) |
移動 (切り取り& 貼り付け) | |
---|---|---|---|
参照元 | 相対参照 | 式の中の セル参照は 変わらない。 |
式の中の セル参照が 変わる。 |
絶対参照 | 式の中の セル参照は 変わらない。 |
式の中の セル参照が 変わる。 |
■以下の出典: Excel2013 の 「Excel ヘルプ」
・セル参照とは
ワークシートのセルの位置を表す座標。たとえば、列 B と行 3 が交わる位置のセル参照は、A1 形式では B3、R1C1 形式では R3C2 です。
・参照先セル
他のセルを参照する数式を保持しているセルです。たとえば、セル D10 に数式 =B5 が保持されている場合、セル D10 はセル B5 の参照先セルになります。
・参照元セル
他のセル内の数式によって参照されているセルです。たとえば、セル D10 に数式 =B5 が保持されている場合、セル B5 はセル D10 の参照元セルになります。
・相対参照
数式が入力されているセルを基点として、相対的位置に基づいて示されるセルの参照方法。
数式をコピーすると、相対参照は自動的に変更されます。相対参照は、A1 のような形式で示されます。
たとえば、セル C2 からセル A2 を参照する場合、実際には、2 列左 (C - A) で同じ行 (2) にあるセルを参照しています。相対セル参照が含まれる数式は、セルからセルにコピーすると、変更されます。
・絶対参照
数式が入力されているセルの位置にかかわらず、参照するセルの絶対アドレス。絶対的なセル参照は $A$1 のように表します。
・複合参照
複合参照では、絶対列参照と相対行参照、または絶対行参照と相対列参照を組み合わせて使用します。絶対列参照は、$A1 や $B1 のように指定します。また、絶対行参照は、A$1 や B$1 のように指定します。
数式を含むセルの位置を変更した場合、相対参照は変更されますが、絶対参照はそのままです。数式を他の行や列にコピーまたはオートフィルによりコピーした場合も、相対参照は自動的に調整されますが、絶対参照はそのままです。
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