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模倣の殺意

『模倣の殺意』(中町信:東京創元社)を読了。(ちなみに、Kindle版)

面白かった。僕は好きだ。驚天動地だとか、超絶トリックだとかうんぬんいう作品じゃないけど、僕は楽しめた。

書店で見つけたときはレジの直前まで持っていてはっと気が付いて棚へ返した。

本作が発表されたのは1973年だったとか。40年前だ。それくらい古ければ、紙の本よりも電子書籍のほうがかなり安くなっているに違いないと思い至ったから。

で、Kindle Paperwhite を持っているので Kindle 版で買ったのだけど。560円だった。紙の本の価格は777円だってさ。28%オフ。

正直、ちょっと残念な気分になった。発売後40年も経ってるんだからさ。もっと安くならないもんか?
「2004年に創元推理文庫から再発された版の電子化だから」ということなんだろうけどさぁ。

気持ち的には300円! 40年も前の作品なんだからさ。高くても500円に収めてほしかったかなぁ。だめ?

この作品とは関係ない話だけど、電子書籍って1,000円を超えていると、なんか高い気がするんだよなぁ。僕は。
どんなに高くても1,000円でおつりがくる価格にしてほしいよ。新刊でも。

理想をいうと、電子書籍の小説の新刊はどれでもワンコイン! 500円で買えると嬉しい。
カラー写真とか図版とがたくさん入っている本だとそうもいかないだろうけど。小説の新刊は500円までにしてほしいなぁ。

でもって、紙での発売から5年過ぎてからの電子化の場合は400円ぐらいかなぁ。10年過ぎてたら300円ぐらいで、20年以上なら100円とか。

そんな感じの価格になんないかなぁ。

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