あるセルに入力した内容によって他のセルの書式を決める。 (Excel2010)
この記事は自分用の覚書です。
あるセルに入力した内容によって他のセルの書式を決めるには、『条件付き書式』を使う。
( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )
■例:C列のセルの数値が1,000以上なら、A列のセルの背景色を塗りつぶす。
C1セルからC10セルまで数値が入っている。
A1セルからA10セルまでを書式設定する。
- A1セルからA10セルまでを選択
- 「ホーム」タブの「スタイル」グループで「条件付き書式」をクリック
- 「新しいルール」をクリック
- 「ルールの種類を選択してください」の欄で、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択
- 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の欄で、
=C1>=1000
の式を入力 - 「書式」ボタンをクリックして、塗りつぶしの書式を選択してOKボタンをクリックして完了
手順5の書き方をした式は、$を付けてないので、コピー貼り付けするとその位置に応じた式に変わる。
A1セルからC10セルをコピーして、D11からF20になるように貼り付けると、D11セルからD20セルの条件付き書式の式は =F11>=1000 に変わる。
上記の例:では条件付き書式を設定しているのはA1セルからA10セルまで。
A1セルからC10セルまでに条件付き書式を設定するには、A1セルからC10セルを選択し、
=$C1>=1000
の式を入れる。
■条件付き書式ダイアログボックスでの式の表示
条件付き書式ダイアログボックスでの式の表示の仕方が、Excel2007以降で少し変わっている。
Excel2003までは、ダイアログボックスに表示される数式は、選択しているセルによって変わった。
上記の例:の場合、A1セルを選択しているときは =C1>=1000 が表示され、A2セルを選択すると、 =C2>=1000 になり、A3セルを選択すると =C3>=1000 が表示された。
Excel2007からは、書式を設定したどのセルを選んでも、「条件になる範囲の先頭セル」を表す数式が表示されるようになった。
上記の例:の場合、A1セルからA10セルのどれを選択してもダイアログボックスには =C1>=1000 が表示される。
見え方が「条件になる範囲の先頭セル」になったというだけで、起こっていることは旧バージョンと同じ。
例:では式の見え方が、 =C1>=1000 であっても、A1セルの書式を実行する条件はC1セルの値であり、A2セルの書式の条件はC2セル、A3セルの書式の条件はC3セル・・・A10セルの書式の条件はC10セルの値になっている。
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