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IF関数に不慣れなうちの考え方

この記事は自分用の覚書です。


■IF関数の書式 ( Excel ヘルプ ) より

IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])

IF 関数は、指定された条件を評価した結果が TRUE の場合はある値を返し、評価した結果が FALSE の場合は別の値を返します。

論理式: 必ず指定します。真または偽のどちらかに評価できる値または式を指定します。

真の場合: 省略可能です。論理式引数が TRUE に評価された場合に返す値を指定します。

偽の場合: 省略可能です。論理式引数が FALSE に評価された場合に返す値を指定します。


■IF関数に不慣れなうちの考え方

Excel ヘルプ でIF関数の説明をよく読んで、
IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])
という書式を記憶する。
論理式の部分は、「真または偽のどちらかに評価できる値または式を指定する」ことを、心がける。

論理式の部分を考えるときは、「……である。(でない。)」というように言い切る形で表す。
(真または偽のどちらかに評価できる形で表す)

「……ならば」、「……だったら」という表現は、「真ならば」「偽だったら」といった形で、  [真の場合][偽の場合] での表現に使う。
(「真ならば……する(しない)」、「偽ならば……する(しない)」)

IF関数は、真の場合と、偽の場合とで返す値が異なる。このことは、条件が1つでも、複数でも同じ。
「返す値」(IF関数で行いたい処理)は、あくまで論理式(条件)を評価した結果によって変わるのであって、論理式の内容そのものによって変わるのではない。

論理式の部分を、「……ならば」、「……だったら」という表現にしてIF関数を組み立てようとすると、真偽を評価することに意識が及びづらくなる。
たとえば、IF関数に慣れないうちは、「AならばA用の処理を行う」という表現で考えると、「Aならば」という部分を、「Aであるならば」と肯定語を伴った表現で考えがち。
その考えに捉われると、「Aである」も、否定語を伴った「Aではない」も、どちらも「真」である場合と、「偽」である場合が存在することを思い付きにくくなる。
(「Aではない」が満たされたら「真」。満たされなかったら「偽」になる)

「(数式の結果やセルが)Aに等しい。(等しくない。)」のように、論理式の部分を言い切る形で表現することで、それが「真だったら……する(しない)」「偽だったら……する(しない)」と、 [真の場合][偽の場合]  に考えが及びやすくなる。


論理式の部分は、 Excel ヘルプ にある「比較演算子」で表現する。

■比較演算子 ( Excel ヘルプ ) より
2 つの値を比較する場合は、次の比較演算子を使います。これらの演算子を使って 2 つの値を比較し、計算結果として論理値 TRUE または FALSE を返します。

比較演算子 内容 使用例
= (等号) 左辺と右辺が等しい A1=B1
> (~より大きい) 左辺が右辺よりも大きい A1>B1
< (~より小さい) 左辺が右辺よりも小さい A1<B1
>= (~以上) 左辺が右辺以上である A1>=B1
<= (~以下) 左辺が右辺以下である A1<=B1
<> (不等号) 左辺と右辺が等しくない A1<>B1

( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )


やりたい内容によってはIF関数でなくてもやりようがある。関数の使用にこだわらない。

関数の活用に慣れていても慣れていなくても、ファイルを作るときは、作業セルを設けて最終結果に至る過程を分けたり、セルにコメントを入れて説明を付けたりするなど、メンテナンスのしやすさ、何をどうやっているかの読み取りやすさを考慮した作り方をしておく。
次に同じファイルを使う人はエクセルに慣れていない人かもしれない。業務で作るファイルは、個人の所有物ではなく、みんなのもの。自分にとってわかりやすいだけの作り方をしてはいけない。他の人が見ても迷わない、困らないように作っておく。

「一発でやる」ことにこだわらないことも大切。
VBA や関数で「一発でやりたい」という気持ちになったら、一発でやれなければそのファイルは業務で使う道具として使いものにならないのかどうかを考える。
道具として使えるなら、それはただやりたいだけ。「一発でやれるようにする」ことは業務として必須ではないのでやらなくてよい。
道具として使いものにならなければ、「一発でやれる」ことを実現しなければならない。

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IF関数で、あいまいな条件(……を含む)の処理を行う。

この記事は自分用の覚書です。

IF関数で、あいまい条件(……を含む)を指定するには、COUNTIF関数と組み合わせる。
( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )


■IF関数の書式 ( Excel ヘルプ ) より

IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])

IF 関数は、指定された条件を評価した結果が TRUE の場合はある値を返し、評価した結果が FALSE の場合は別の値を返します。

論理式: 必ず指定します。真または偽のどちらかに評価できる値または式を指定します。

真の場合: 省略可能です。論理式引数が TRUE に評価された場合に返す値を指定します。

偽の場合: 省略可能です。論理式引数が FALSE に評価された場合に返す値を指定します。


■COUNTIF関数の書式 ( Excel ヘルプ ) より
COUNTIF(範囲, 検索条件)

COUNTIF 関数は、ある範囲に含まれるセルのうち、指定された単一の検索条件に一致するセルの個数を返します。

範囲: 必須。カウントする 1 つ以上のセルで、数値か名前、配列、または数値を含む参照で構成されます。空白と文字列値は無視されます。

検索条件: 必須。計算の対象となるセルを定義する条件を数値、式、セル範囲、または文字列で指定します。たとえば、検索条件は 32、">32"、B4、"Windows"、または "32" のようになります (式および文字列を指定する場合は半角の二重引用符 (") で囲む必要があります)。

  • 検索条件では、半角の疑問符 (?) または半角のアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用できます。ワイルドカード文字の疑問符は任意の 1 文字を表し、アスタリスクは任意の文字列を表します。ワイルドカード文字ではなく、通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索する場合は、その文字の前に、"~*" のように半角のチルダ (~) を付けます。
  • 検索条件では、大文字と小文字は区別されません。たとえば、検索条件として文字列 "apples" を指定した場合と文字列 "APPLES" を指定した場合の結果は同じです。

IF関数では、ワイルドカードを使えない。

=IF(A1="*東*","含む","")

のような式を作っても、論理式は「A1セルの値が 東 を含む」とはならない。この場合は、「A1セルの値は *東* に等しい」という論理式になる。

検索条件にワイルドカードが使える COUNTIF関数を IF関数の論理式の部分に入れて、

=IF(COUNTIF(A1,"*東*")=1,"含む","")

といった式にすることで、あいまい条件(……を含む)を指定することができる。

A1セルの値が 東 という文字を含んでいる場合は、COUNTIF関数によって個数として数えるので反ってくる値は 1 になる。

IF関数の論理式が COUNTIF(A1,"*東*")=1 なので、1=1 (1 は 1 に等しい。つまり、「A1セルの値が 東 を含む」)という論理式を作ったことになる。
この場合は、論理式は「真」なので、上記の式が入っているセルには、「含む」という文字が表示される。

A1セルに 東 を含んだ文字が入っていない場合は、「偽」なので同じセルは空白になる。

=1 を付けないで、
=IF(COUNTIF(A1,"*東*"),"含む","")
という書き方にしても結果は同じになる。

しかし、IF関数の論理式は、「真または偽のどちらかに評価できる値または式を指定する」のが基本なので、 =1 を付けて

=IF(COUNTIF(A1,"*東*")=1,"含む","")

という式にするのがより望ましい。
=1 が付いていない =IF(COUNTIF(A1,"*東*"),"含む","") の書き方では、ぱっと見て、IF関数の論理式の部分が論理を構築しているようには見えない。そのことが式の意味の読み取りやすさをわずかであっても邪魔する。

組織で使うエクセルのファイルでは、「自分以外の人が見てもわかりやすい」ことに配慮するべき。

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IF関数をネスト(入れ子)するときの考え方

この記事は自分用の覚書です。

■IF関数の書式 ( Excel ヘルプ ) より
IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])

IF 関数は、指定された条件を評価した結果が TRUE の場合はある値を返し、評価した結果が FALSE の場合は別の値を返します。

論理式: 必ず指定します。真または偽のどちらかに評価できる値または式を指定します。

真の場合: 省略可能です。論理式引数が TRUE に評価された場合に返す値を指定します。

偽の場合: 省略可能です。論理式引数が FALSE に評価された場合に返す値を指定します。


■IF関数をネストする(入れ子にする)ときの考え方(論理式が3つの場合)

=IF(n1,X1,IF(n2,X2,IF(n3,X3,X4)))

IF(n1,X1,
論理式n1が「真」(満たされる)か、「偽」(満たされない)かを判定する。「真」の場合はX1を実行(結果として返す)。

IF(n2,X2,
n1が「偽」の場合は、論理式n2の真偽判定を行う。n2が「真」の場合はX2を実行する。

IF(n3,X3,
n2が「偽」の場合は、論理式n3の真偽判定を行う。n3が「真」の場合はX3を実行する。

X4)
n3が「偽」の場合は、X4を実行する。
「n3が偽になる」場合は、論理式n1,n2,n3のいずれもが「偽」であるということ。つまり、「論理式n1,n2,n3のどれでもない。それら以外」という意味。

))
関数名(
で始める式は、
)
で閉じなければならない。 IF(n3,X3,X4) より前で ) が無いのは、 IF(n1,X1 と IF(n2,X2 の2つ。これらを閉じるためには同じ数の ) が必要なので、最後に2つ付ける。

ネストが多くなってくると式が理解しづらくなってくるので、ネストさせる個数は考慮が必要。組織のなかでは自分以外の人が見て理解しやすいようにしておく次にファイルを見る人が、自分よりわかっている人だとは限らない。
条件が多く、IF関数をネストさせると読み取りにくくなる時には、IF関数以外のやり方を考えるべき。
たとえば、 Excel ヘルプで IF関数を探すと、13個の条件をLOOKUP関数で処理するやり方が載っている。あるいは、1つの関数だけで処理することにこだわらない。作業セルを設けたりするなど、とにかく「次にファイルを見る人がわかりやすい。自分がいなくなっても他の人が迷わない」作り方を心がける。


■IF関数をネストさせるときは [偽の場合] の部分に IF(論理式, で始まる式を入れる。

=IF(A2="法人",IF(ISBLANK(C2),"",C2),IF(A2="個人",IF(ISBLANK(D2),"",D2),IF(ISBLANK(A2),"","")))

IF(A2="法人",
論理式「A2セルの値が "法人" である」が、「真」か「偽」かを判定する。
「真」の場合は、
IF(ISBLANK(C2),"",C2),
を実行する。

論理式「A2セルの値が "法人" である」が「偽」の場合は、

IF(A2="個人",
論理式「A2セルの値が "個人" である」の真偽判定を行う。
「真」の場合は、
IF(ISBLANK(D2),"",D2),
を実行する。

「偽」の場合は、

IF(ISBLANK(A2),
「A2が空白セルであるかのテスト」を実施し、その真偽を判定する。

"",
「真」(A2セルが空白である)の場合は、上記の =IF(A2="法人", から始まる式が入っているセルを空白にする。

"")
「偽」である場合も、同じセルを空白にする。
IF(ISBLANK(A2),"","") の式を書いておくことによって、A2セルが「"法人" あるいは "個人" 以外の文字が入っている場合や、空白の場合」に FALSE のエラー表示がされることを防いでいる。

))
関数名(
で始める式は、
)
で閉じなければならない。 IF(ISBLANK(A2),"","") より前で、閉じる ) が無いのは、
IF(A2="法人",

IF(A2="個人",
の2つ。これらを閉じるために ) を最後に2つ付ける。

「A2セルが空白セルであるかのテスト」が「偽」である。とは、
「A2セルの値が法人でもなく、個人でもなく、空白でもない」ということ。

つまり、いずれも「偽」である。どれもが満たされない。それら以外の場合という意味。

( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )

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Excel2010で、よく使う連続データを登録する。

この記事は自分用の覚書です。

Excel2010の標準では連続する入力の仕方ができないとき、自分でよく使う連続データを登録するには次のようにする。
( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )

■JIS規格の都道府県コード(JIS X0401)順
北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

■準備

・手順1: JIS規格の都道府県コード順の一覧をエクセルで作っておく。
1つのセルに1都道府県を入力。
「列」に入力する。「行」(横)に入力すると登録できない。

・手順2: Excel2010に一覧を登録する。
1. 「ファイル」タブの「「オプション」をクリック

2. 「Excel のオプション」画面になるので、「詳細設定」をクリック

3. スクロールバーを一番下まで下げて、「並べ替え順や連続データ入力設定で使用するリストを作成します:」の右にある「ユーザー設定リストの編集」ボタンをクリック

4. 「リストの取り組み元範囲」の欄で、手順1で作った都道府県コード順の一覧を指定してEnterキーを押す。

5. 「リストの取り組み元範囲」の欄に指定したセル範囲が入力されていることを確認して、「インポート」をクリック
「リストの項目」の欄に直接入力してもよい。その場合は、入力を終えたら「追加」をクリック

6.「リストの項目」の欄に都道府県が表示される。同時に左にある「ユーザー設定リスト」にも表示が出るので、「OK」をクリック。
オプションの画面も「OK」をクリックして閉じる。

これで、「JIS規格に則った順の都道府県名」を連続データとして入力できる準備ができた。

■「JIS規格に則った順の都道府県名」を連続データとして入力

1. 任意のセルに「北海道」と入力

2. 入力したセルを選択して、セルの右下角にある小さい■にカーソルを合わせる

3. カーソルが黒い十字型になったら右クリックし、そのまま指を離さないで必要な範囲のセルまでドラッグ
この状態では、行方向あるいは列方向にしかドラッグできない。

4. 指を離すと表示されるメニューから「連続データ」を選択

5. 都道府県名がドラッグした範囲のセルに入力される。

途中から始めるには、一番目にしたい都道府県名を最初のセルに入力する。
たとえば、「岩手県」を入力すると、岩手県 宮城県 秋田県 …… という連続データになる。

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あるセルで選んだ文字に応じて別のセルで表示するリストの内容を変える

この記事は自分用の覚書です。

Excel2010 であるセルで選んだ文字に応じて別のセルで表示するリストの内容を変える。
リストの元になる文字列に半角スペース、&(アンパサンド)、ハイフンが含まれている場合。


■実現したい仕組みについて
sheet1 にリストの元を作る。
sheet2 のA2セルとB2セルでリストから文字列を選択できるようする。その際に、A2セルでの選択に応じてB2セルのリストの内容が変わるようにしたい。(それを行方向にコピーする。)
ただし、sheet1 のリストの元になる文字列には、半角スペース、&(アンパサンド)、ハイフンが含まれているので、セル範囲の名前付けをしたときにそれらが _ (アンダーバー)に置き換えられる。
sheet1 でリストの元にした文字列にはアンダーバーは付いていないので、そのままでは、sheet2 のA2セルでリストから文字列を選択してもB2セルのリストが連動しない。
( Windows 8 Pro 64ビット + Excel2010 )


■手順1: sheet1 の用意
・1行目(A1セルからD1セル)に入力する文字列
Training System & Delivery,Career Development,Non-Training Professionals,Govermment

コピー貼り付けでA1セルに全部の文字列が入ってしまったら、カンマで区切っているので次のようにすると複数のセルに分けられる。

1. Training System & Delivery から Govermment までをA1セルに貼り付けたら、「データ」タブの「区切り位置」を選択

2. 「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェックを入れて「次へ」をクリック

3. 「区切り文字」で「カンマ」をチェックして、「次へ」をクリック
標準で「タブ」にチェックが入っているがそのままでもよい。

4. 「列のデータ形式」で「G/標準」にチェックが入っていることを確認して、「完了」をクリック
A1セルからD1セルに上記の文字列が入力される。


■手順2: A1セルからD1セルの範囲に名前を付ける。
1. 手順1で文字列を入力したら、A1セルからD1セルを選択

2. 数式バーの左横にある名前ボックスに「大分類」と入力
これで、A1セルからD1セルの範囲に「大分類」という名前を付けたことになる。


■手順3: リストで連動させる文字を入力
Training System & Delivery など各文字の下の行に、その大分類に属する小分類を入力していく。
たとえば、A2セルからA4セルには次の文字を入れる。
delivery methods
Working with SMEs
Innovations in design


■手順4: A2セルから下の行のセル範囲にも名前を付ける。
1. A1セルの Training System & Delivery から最終行のA4セルまでを選択

2. 「数式」タブの「範囲選択から作成」をクリック

3. 「以下に含まれる値から名前を作成」の画面が表示されるので「上端行」にチェックを入れて、「OK」をクリック
次はB1セルから最終行まで、その次はC1セルから最終行までというように同じ操作をD列まで行う。

※セル範囲の名前にはスペース、ハイフン、&(アンパサンド)が使えない。
上記の操作で「上端行」にチェックを入れると、A1セルからD1セルまでの文字列をセル範囲の名前として使うことになる。
名前にはスペース、ハイフン、&(アンパサンド)が使えないので自動的に _ (アンダーバー)に置換される。
それぞれの文字列は、セル範囲の名前としては次のようになる。
Career_Development
Govermment
Non_Training_Professionals
Training_System___Delivery


「数式」タブの「名前の管理」を開くと名前を確認できる。


■手順5: sheet2 でリストの設定をする。
sheet2 のA2セルを選択して操作を始める。

1. 「データ」タブの「データの入力規則」を選択

2. 「データ入力規則」の画面になるので、「入力値の種類」で「リスト」を選択

3. 「元の値」の欄を一度クリックして、F3キーを押すと「名前の貼り付け」の画面が出る。「大分類」を選択して「OK」をクリック

4. 「データ入力規則」の画面でも「OK」をクリック
これで、sheet2 のA2セルの右端に小さい▼が表示されてリスト選択ができるようになる。
リストの元になるのは、sheet1のA1セルからD1セル。


■手順6: sheet2 で連動する側のリストを設定する。
sheet2 のB2セルを選択して操作を始める。

1. 「データ」タブの「データの入力規則」を選択

2. 「データ入力規則」の画面になるので、「入力値の種類」で「リスト」を選択

3. 「元の値」の欄を一度クリックして、次の式を入力して「OK」をクリック
=INDIRECT(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2," ","_"),"&","_"),"-","_"))

4. A2セルでまだ何も選択していなくて空欄の場合、「元の値はエラーと判断されます。続けますか」が表示される。かまわないので「はい」をクリック

これでA2セルで選んだ値に連動してB2セルでリスト表示される値が変わる。
A2セルとB2セルを選んで必要なだけ行方向へコピーする。


■=INDIRECT(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2," ","_"),"&","_"),"-","_")) について
この式の意味は、
SUBSTITUTE関数で A2セルの文字列に含まれる
・半角スペース
・&(アンパサンド)
・-(ハイフン)
をすべて
_(アンダーバー)に置き換える。さらに、置き換え後の文字列をINDIRECT関数でセル範囲に変換する、ということ。

あとで行方向へコピーするので、A2セルについては $ マークを使って絶対参照にしていない。

SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(A2," ","_"),"&","_"),"-","_") の部分で、sheet2 のA2セルで選んだ文字列が、上記の手順4で作ったセル範囲の名前と同じ文字列になる。
たとえば、A2セルで
Training System & Delivery
を選ぶと、式のなかで
Training_System___Delivery
に置き換えられる。

INDIRECT関数でそれをリスト表示の元になるセル範囲に変換したいので、

=INDIRECT(Training_System___Delivery)

という式を作ったことになる。

セル範囲「Training_System___Delivery」では、sheet1 のA2セルからA4セルまでを参照範囲にしているので、INDIRECT関数は sheet1 のA2からA4までのセル番地を返す。
リストの「元の値」の欄に
=Sheet1!A2:A4
のように設定したのと同じ意味になる。
結果として、sheet2 のA2セルで選んだ Training System & Delivery に応じたリスト表示が sheet2 のB2セルでされることになる。

sheet2 のA2セルで別の文字列を選べば、INDIRECT関数の式をそれぞれ
=INDIRECT(Career_Development)
=INDIRECT(Non_Training_Professionals)
=INDIRECT(Govermment)
に変えたことになる。それは、sheet2 のB2セルに設定したリストの「元の値」になるセル範囲を変えるのと同じ意味。

=INDIRECT(Career_Development) は、Sheet1 のB2セルから最終セルまでを、
=INDIRECT(Non_Training_Professionals) は、Sheet1 のC2セルから最終セルまでを、
=INDIRECT(Govermment) は、Sheet1 のD2セルから最終セルまでを、
「元の値」に指定したことになる。

つまり、sheet2 のA2セルで選んだ文字列に応じてB2セルでリスト表示される選択肢が変わる。


■留意点
手順4のセル範囲を作るとき、範囲に指定するセル内の文字列に半角スペース、&(アンパサンド)、ハイフンが含まれていなければ、セル範囲の名前はセル内の文字と同じになる。
「数式」タブの「名前の管理」を開いて名前を確認して、セル内の文字と同じなら、手順6の式でSUBSTITUTE関数は必要ない。
「元の値」に入れる式は、
=INDIRECT(A2)
でよい。

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日本の偉いさんはレスリングに関心がないのか。

2020年夏季オリンピック開催地が『東京』に決まりました。続いて、除外が危ぶまれていた「レスリング」も残留が決定。オリンピック選手にとっては、時差の調整にあまり神経質にならなくてよいというのは、大きいんじゃないないかなぁ。

開催時期はオリンピックが7月24日~8月9日までで、パラリンピックは8月25日~9月6日。夏真っ盛りだぞ。

湿気と暑さは選手たちにどう影響するのか。外国選手は、時差の調整だけでなく湿気と暑さ対策にも気を配らないといけないから大変そうだなぁ。高地練習ならず、「湿気と真夏日・猛暑日練習」をして乗り込んでくるのか?

迎える側も大変そうだ。たとえば、各国を代表して来ている一流選手が熱射病で倒れちゃいましたなんて起こったら、下手したら国際問題だよ。
世間だって、2020年は、「エアコンの設定温度は28度」なんて言ってられないかも。外国からお客さんがたくさんくるからね。宿泊・食事・観光などなどさまざまな面で快適な場所を提供しないと、「この時期の日本にはもう来ない」とかって嫌われてしまうぞ。

選手村でも快適な部屋で、夜もぐっすり休んでもらわないと。自国の選手にだって競技に影響が出るし。節電なんて言ってられないよ。

どうなる? 2020年の日本の夏。

ところで、レスリングの残留決定のニュースを見ていて思ったのだけど、日本ってロビー活動が下手なのかねぇ。あるいは、レスリングを残そうとする活動に国の高いレベルではあまり関心がなかったのか。

だって、競技がわかりやすくスピーディーにもなるようにルール変更したとか、国交断絶していたアメリカとイランがレスリングの親善試合をしたとか、プーチン大統領が国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長と会談したとかのあとに日本の様子で映ったのは、「オリンピックでレスリング! 気合いだ! 気合いだ!」って力んでいる某有名お父さんだったしで。

競技のルール変更、国交断絶を超えた親善試合、一国の大統領の働きかけに続いて取り上げられるのが、なんであのオッサンなんだ?
国際的だとか世界的だとかそういう流れなのに。レベルが違いすぎるだろ。たぶん、国レベルのロビー活動としてニュースで使えるような映像が無かったんだろうなぁ。

wikipedia 調べだけど、ロビー活動ってのは「特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動」のこと。(IOC は政府じゃないけども厳密な定義を求められる場じゃないから、ここは wiki 頼りで進める)

だとしたら、レスリングを残すのに日本のお偉いさんはもうちょっとニュースとして流せるような活動をしてもよかったんじゃないかい? ロシアなんて大統領が動いてんだよ。

期待できるメダルの数が多いから国の高いレベルで動くわけでしょ?
アメリカもイランもレスリングが強い国だからねぇ。「国交断絶だけどさぁ。ここは、一回ぐらいは親善してアピールしておこうぜ」ってお偉いさんたちが話し合って実現させたわけでしょうが。
日本だってメダルが期待できるから無くしたくなかったんでしょ? だったら、偉いさんがもっとなんか目立つことをしなきゃだめでしょ。今回は残ったから結果オーライだろうけどさぁ。

目立たない陰でしっかり動いてましたとかもありだろうけどさぁ。国としてのアピールってものがあるでしょうが。
だから、ロビー活動っていうんだし。しっかりと「こんなに働きかけてます。だからレスリングをよろしく!」的なところを目立たせないと意味がないでしょうが。

で、レスレリングにメダルを期待するとかなんとか、2020年は口が裂けても言うなよ。ニュースで流せるような国際的な活動なんてできてないんだから。日本のお偉いさんたちは!

まぁ、安倍さんはオリンピック招致そのものに動いたしねぇ。首相のほかに日本には世界に向けてレスリング残留を訴えられるような人はいないからなぁ。
そうか! 「世界的に顔が売れている」という意味では、あの "お父さん" が適任だったんだ!


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夏休みの宿題に「絵日記」は "あり" なのか?

夏休みが終わって、子供たちが登校する姿をまた見るようになった。

ところで、僕の小学生の頃は絵日記が宿題としてあったけど、いまの子供たちも休み中の宿題としてあれをやるのか。
絵日記を描くのが大好きだったという人はあまりいない気がする。まぁ宿題だからな。大好きな子はそういないよなぁ。

個人的には、夏休み中の絵日記ってちょっと無茶だよ、って気がするのだけど。
だって、子供は休みでも大人は働いているのだ。大人が働いているということは、子供に非日常的な経験をさせてくれる人が少ないってことだ。

お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが家にもいたとしても、印象深い体験をそんな毎日も与え続けられないじゃないか。その結果、たいして描くことがないという事態に子供は陥るのだ。

そりゃ、たまに印象的な日もあるよ。親戚が遊びにきたり、あちらの家に行ったり、花火大会や遊園地とかへ連れていてもらったりする日もあるさ。友達といっしょに川で魚を釣ったり、大人と海に行ったり、ヒーローショーを見たりもするだろう。そういう日はいいさ。絵日記にもできるでしょうよ。

でもねぇ、子供だよ。自分で貯めたお金で沖縄へ行きますってわけにもいかないし。たいてい、朝からテレビ見て昼になって昼ご飯を食べて、またテレビ見て、あるいは昼寝して、夏休み前に与えられた宿題を1日のどこかでこなすというのが基本パターンになるのも仕方ないと思わないか。
友達の家に遊びにいったとしてもだ。あっちだって子供だ。こっちと同じで1日の過ごし方として使えるカードはたかが知れている。絵に描きたくなるような劇的な日なんて、無いとは言わないが簡単にあるはずないじゃないか。

ところが、そんな毎日を大人は「絵にして残せ」という。無茶だろ。夏休み中の何日かだったら、なにかしらの特別なことがあるだろうから絵に描くこともできるだろうけど、毎日は無茶だろ。
おそらくほとんど毎日同じ絵が続くあいだに、遊園地だの、親戚だの、友達と遊んだのが入ってくる絵日記になるぞ。30日近くそう変わらない絵を描き続けなければならない身にもなってくれ。ちょっとした拷問だ。児童虐待だ。

会社勤めの人は想像してみてほしい。
あなたは毎日職場に行っているけれど、特別な出来事は起こらないと仮定しよう。出勤したら、基本的には月の始めに与えられた書類を埋める作業を続ける毎日だ。たまに、研修で外出とか、納品や契約締結やらはある。けれど、それ以外の日々は大きな変化のない日だ。また、テレビを見たり、居眠りしたりも許されている。定時になれば帰ってよい。とはいえ、ぼんやりともしてられない。月の始めに与えられた書類は月末までにすべて完成させて上司に提出しないといけないのだ。さらに、そんな日常を上司が「絵にして来月頭に提出したまえ」と言ってくる――どうだろうか。

どこのブラック企業だ。なんの職場の嫌がらせだという話じゃないか。
だから、僕は「絵日記」なんてものは夏休みの宿題としてはやめてしまっていいんじゃないかと思っている。だめかしら?

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