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ジム・ハリス。ダイオウイカと遭遇した世界で唯一の潜水艇パイロット

アメリカ大陸を最初に見つけたのは、コロンブスではなくて「陸が見えると報告した水夫」というジョークを聞いたことがあるけど、そんな乗組員が本当にいたとしても今となっては彼の名はうかがい知ることもできない。

でも、こちらの乗組員の名はしっかっりと歴史に残しておきたい。

『NHKスペシャル伝説のイカ 宿命の闘い』を見た。ニュースなどで話題になり、この夏は映画化もされた「世界で初めてダイオウイカの撮影に成功」を追ったドキュメント番組。なかなか面白かった。

出演した窪寺恒己 博士(国立科学博物館)を、番組の司会者は「ダイオウイカと遭遇した世界で唯一の研究者」と紹介していた。
ならば、いっしょに来ていたトライトン(Triton)潜水艇のパイロットであるジム・ハリス (Jim Harris)は、「ダイオウイカと遭遇した世界で唯一の潜水艇パイロット」だ。

窪寺博士とジムさんは、潜水艇内で横に並んで座っていた。コロンブスたちの船とは違って、ダイオウイカ発見の "後先" はジョークにはできない。
くだらないジョークなんか用いなくても、パイロットの彼も間違いなく世界で唯一の遭遇者だ。

Google で

"jim harris" pilot triton

で調べると、約 1,620 件という表示がでる。でも、

"ジム・ハリス" パイロット トライトン

だと、約 16件だ。

これが、

窪寺恒己 "世界初"

だと、約 40,900 件になる。

そもそもの世界的な知名度の違いもあるだろけど、だとしてもこんな扱いでいいのか?

「世界で初めて撮影」ということは、「地球の歴史上初」ということだ。もちろん多くの人々の努力と工夫、協力があってのことだ。
だからなおさら、約46億年に渡る地球の歴史上で初の出来事を居間で見ることができる僕らは、それを達成した人々に賞賛と感謝の言葉を送り、事の詳細を未来へ残すことを考えねばならないのではないか。

潜水艇パイロット「ジム・ハリス (Jim Harris)」の名は、全人類が忘れてはいけない名前の一つだ。ジム・ハリスさん。ダイオウイカの撮影をありがとう。そして、お疲れ様でした。

ダイオウイカ撮影に尽力したすべての人々へ賞賛と感謝が送られますように。

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