わかってないんだから、教えてあげなきゃ。
アルバイト従業員やお客さんによる店舗内での迷惑行為が続いています。
これだけニュースにもなって騒がれているのに、なぜやるのかわからない――といった趣旨で結んだブログやニュースサイトも目にします。
でも、「やってはだめだよ」とはっきりした注意に、テレビでもインターネット上でも僕は出会ったことがありません。
たぶん、当事者は話題になるのが面白くてやっているんでしょう。その「私のこの行為が話題になってうけるかも」という期待感のほうが、倫理観を上回ってしまうのでしょう。それがせいで、いわゆる、「我を忘れた状態」になってしまうのだと思います。
だとしたら、疑問に感じたり、非難したり、怒ったりするだけではなく、「してはいけない」と明確に伝えたほうが防止効果が高い気が僕にはします。
「こういうことはやってはいけないことです。思いついたときは、面白そうと感じてついそのままの勢いでやってしまいそうになるでしょうが、やめてださい。お店にもほかのお客さんにも迷惑がかかります。絶対しないでください」
とか、いろんな媒体でもっとはっきりと伝えておいたら、ついやっちゃったって人が減ると思うんだけどなぁ。
だって、やってはいけないことが、ちゃんとわかってないんだからやっちゃうんでしょ? そういう人って。ちゃんとわかってる人は、そういう悪ふざけはしないし。
大人だろうが、子供だろうが、わかってないことは教えてあげなきゃできるようにならないさ。
だって、わかってないことに対して怒られても、なぜ怒られているのかわからないってこともあるしねぇ。年齢なんて関係ないよ。いくつになっても、体得していないことはわからないんだからさ。
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