助けたのはホントだけどねぇ……
昨晩、フジテレビでやってた『カスペ!・超ド級!世界のありえない映像烈伝8』。
なんとなくテレビをつけて目に入ってきたのが、「感動!氷上に取り残された小鹿の救出劇」って映像。
海外でのお話。氷がはった湖だかどこかで一頭の小鹿が見つかる。どうやらそこまで行くには行ったけど、滑るせいで戻ることも向こう岸にたどり着くこともできなくなってしまったらしい。人間たちが助けてやりたくても氷が薄く、しかも深いあたりにいるので近づいていけない。近づいていって氷が割れたら鹿もかわいそうだが、人間が大変だ。
そんな光景をニュースとして(かな? 途中から見たからよくわからん)撮っていた取材のヘリコプターの操縦士がすばらしい案を思いつく。
ヘリをそっと近づけていってプロペラの風圧で鹿を岸に向かって押していこうという試み。
途中、近づけすぎたのか風の勢いで氷が割れ、鹿が沈みそうになるはらはらする場面もあったが、なんとか成功。氷の上をす~っと滑っていく鹿の映像にちょっと感動してしまった。その鹿は無事に岸まで "滑り寄れ?" て森のなかに自分で帰っていった。
で、その操縦士さん。その出来事があった数年後にそっくりな場面に出くわして、同じやり方でまた動物を助けている。
氷の上にいたのは今度は小牛だ。そして、プロペラの風圧で押していく最中に氷が割れる事態も同様に発生。でも、割れたのが岸のすぐ近くで脚が届く浅瀬だったことが幸いして牛も無事。
さらに、当時小さかったその牛はいまはどうしているのかという取材もあって、牧場主さんが「あれがそうだよ」と示した牛は、すでに300キロ越えの元気そうな姿に。
助けてくれたパイロットの名前(マンソンさんだったかな?)をとって、「ベイビー・マンソン」とかいう名前まで付いていた。
という展開だったのだけど、鹿はいいとして気になったのはその牛だ。
僕は牛に詳しくないからわからないけど、あの牛の種類は乳牛だったのか? 乳牛であってほしいよ。
だってさぁ。もし。もしだよ。肉牛だったら?……「氷の下に沈んだ方がまだましだったよ!」なんて叫んでなければいいけど。
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