やっぱり面白くなかった『ロック兄弟』
2012年4月からテレビ東京で始まった『ロック兄弟』――知っている人は知っている話だけど、この番組は前は、『Vの流儀』って番組だった。
『Vの流儀』がリニュールということで始まったのが『ロック兄弟』。
『Vの流儀』はけっこう気に入っていて、録画していつも見ていた。
まぁ、ライブのシーンだと、実力に疑問を感じるバンドやアーティストもいたけどねぇ。それだけじゃなくて、巧さに驚いてしまうバンドもたくさんあったしで。実力派に出会ったときなんか、掘り出し物を見つけたみたいで、そういう出会い感があるのが好きだったんだよなぁ。
で、番組がリニューアルされるという告知がされて、ヴィジュアル系バンドのさらに充実した情報が提供されるのかと期待度が高まっていたのだけど、始まってみたら僕としてはまったくの期待はずれ。
リニューアルが近づいてくると、『Vの流儀』で取り上げていたアーティストやバンドの人たちに、『ロック兄弟!』って番組名をコールしてもらってたけど、コールしてもらってた人たちのほとんどが『ロック兄弟』では扱われていないでしょ?
あれって、ちょっと失礼じゃないかい? 裏切られた気持ちの人たちもなかにはいるんじゃないか? 新しい番組名を言わされただけか!? って困惑したり怒っている人たちがいそうな気がする。
それでも、そのうちまたかつて『Vの流儀』で取り上げていたバンドを積極的に紹介してくれるはずだと信じて何度か見続けたけど、なんど見てもそれでほどでもなくて番組を見なくなってしまった。
でも、見なくなってから数ヶ月経っているし、あるいは『Vの流儀』の時代を彷彿させる番組構成になっているかもしれないとも思って、あらためて『ロック兄弟』を見てみた――ぜんぜん変わってなかった。僕としてはまったくもって面白くない。
『ロック兄弟』になってからの方が面白い! という人は当然いるだろうし、そういう人たちの感じ方を否定するつもりもない。僕にとっては、面白くないというだけ。
『Vの流儀の』のときの方が僕は好きだったなぁ。
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