ビリー・ジョエルの曲名がわからなかった曲
ビリー・ジョエル(Billy Joel)の曲で、出だしがとても印象的なのに曲名がわからなかった曲が最近わかった。
"A MATTER OF TRUST" がそれ。
ずいぶんと古い曲だった。1986年に発売されたアルバム『THE BRIDGE』(ザ・ブリッジ)の1曲。
出だしの何が印象的かって、この曲――ファンの方なら何を今さらだろうけど――最初のカウントからしてすでに曲の一部というか、メロディーをつけて歌っているのだ。
何人かで曲を合わせるときに、「ワン、ツー、ワン・ツー・スリー・フォー」ってテンポのカウントを声を出して取ることがあるけど、その部分から歌っているから、初めて聞いたときはその発想に驚いてしまった。
カウントも歌にしちゃうって、なんて無二なセンスの人なんだろって。カウントを歌にするなんて僕はそれまで聞いたことなかったし。
(これ褒め言葉ね)
僕はずっとハードロック小僧だから、いまも昔もビリー・ジョエルには深い興味はなくて、でもこの曲だけは初めて聞いたときに「こんなことを思いつく人がいるだなぁ」と感心してしまった。
感心したくせに「ビリー・ジョエルの曲」という記憶しかなかったもんだから、人に話をする機会があるときに、自分にちょっといらついたりしていたのだ。
とはいえ、「知ってる? ビリー・ジョエルの曲で出だしのカウントから歌ってる曲……」なんて話になって、「ワン・ツー・スリー・フォー~~」ってメロディーを歌ってみせて、「ああ、あれね」と言う人にいままで会ったこともないのだけど。そんな人に向かって僕が曲名を言えたとしても、それ以上話がどうなるはずもないし。
でも、そんこんなで何であれ、知らなかった曲名が判明したことは嬉しい。
それでは皆さんご一緒に――ワン、ツー、ワン・ツー・スリー・フォー~~
| 固定リンク
コメント