エレベータで入っていく丘の上のマンションって……
いま、『ワールドビジネスサテライト』を見ていたら、高台にあるマンションが人気らしい。
高台にあるので最寄駅からマンションまでの登りをすべて歩くと20分ぐらいかかるけれども、そのマンションには敷地内にエレベーターがあって、マンションがある丘の上までそれを使うと徒歩10分になるのだとか。
エレベータで昇る高台のマンションねぇ――震災のときの停電のことはもうどこかに行っているのか?
あるマンションの高層階に住んでいる僕の知り合いはあのとき、エレベータが動いていないので数十階を歩いて上り下りするのが大変だと嘆いていた。
うちのマンションでは、高層に住んでいるお年寄りを管理員さんがおぶって階段を上がったと聞いている。
"エレベータを使って入っていく丘の上のマンション" ――聞こえはいいだろうけど、停電のときの苦労は了解しておくべき買い物だな。
マンションを建てる側からすると、丘の上というのは低い(駅により近い)場所に比べて安く土地を取得できるのだそう。だから利益率が高いのでその分、エレベータを作るコストを使っても利益は出るのだとか。
比較的安く土地を取得しているなら、売値もより駅に近い物件より安くなっているのかなあ。
土地を安く取得して、より駅に近い物件と変わらない価格で売っているとしたら、あまりお客さま重視じゃないような気がするけど。
| 固定リンク
コメント