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個人情報保護をやり過ぎないでよね。

東日本大震災に遭い、住んでいた場所から県外に避難している人に十分な支援が届いていないというニュースを見た。
実はもとの県では、どの人がどこに避難しているかを把握しているのだけど、個人情報保護を理由に避難先の県にはその情報が提供されてない場合があるという。

なんじゃそりゃ。杓子定規もいいかげんにしないといけない。

そういう個人情報保護を考えている公務員の皆さんには、総務省のサイトにある「行政機関・独立行政法人等の個人情報の保護 法令と基本文書」のなかの「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第58号)」を見て欲しい。

第14条「保有個人情報の開示義務」に、保護の例外となる場合について書いてある。
その1つが、「人の生命、健康、生活又は財産を保護するため、開示することが必要であると認められる情報」だ。

「特定の個人を識別することができる情報」であっても、人の生命、健康、生活又は財産を保護するために必要ならば、行政の長にはそれを開示する義務がある。

なんでもかんでも保護すればよいってもんじゃない。

いくらか譲って、開示請求の理由が適切に説明されていなかったので支援の意図が伝わらなかったとかあるかもしれないけどねぇ……そうだとしても、支援が必要な人はいくらでもいるんだから、もうちょっとうまく運営できないもんかなぁ。

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MOD形式の動画をWMV形式に変換するのに一苦労。

ハードディスク内蔵のビデオカメラで撮影したといって渡されたファイル――拡張子が MOD ――を WindowsXP の PC で再生しようとしたけど、何を使って再生できるかわからない。

Google で探してみると、「拡張子は MOD だけど MPEG と同じだから、拡張子を MPG に変えれば、Windows Media Playerで見られる」というものがあった。
それは好都合だと思って、拡張子を mpg にしてみたけど、ぜんぜん再生できない。

この前、AVI ファイルを WMV に変換したときに「AVI のコーデックは複数ある」という話を仕入れていたから、もしやと思って、その MOD ファイルのコーデックを確認してみた。
(コーデックの確認には『真空波動研Lite』が大活躍)

コーデックは MPEG2 だった。

いろいろ調べていくと、マイクロソフトのサイトにある次の記事に行き当たった。
文書番号: 316992 - 最終更新日: 2011年10月13日 - リビジョン: 17.0
Windows Media Player でサポートされているマルチメディア ファイルの種類に関する情報

早い話が、「拡張子 mpg や mpeg のファイルには、MPEG-1 だけでなく、MPEG-2 でエンコードされたものもあって、Windows では MPEG-1 のものは再生できるけど、MPEG-2 には対応していないので Windows Media Player では再生できない」ということ。
なるほどねぇ。拡張子を MPG に変えたら再生できたという話と、変えても再生できなかったという話があるのはそういうことなのねと納得。
(Windows7 Pro の Windows Media Player では、 MPEG2 の MOD ファイルは再生できるらしい。)

渡された MOD ファイルのコーデックは MPEG-2 だったから、コーデックをあらためてインストールしてやらない限りは泣いても喚いても僕の手元で Windows Media Player では再生できないわけだ。
マイクロソフトのサイトでは、コーデックを追加購入してよねという話に当然なってたけど、これだけのために買うのもなぁ……ということで、MOD を WMV に変換するフリーのものを探して見つけたのが、"Super C" というツール。

このツールは、それなりに有名なようでそこかしこでこいつの情報が見つかる。
でも、海外製のツールをさわるのは僕は初めてだし、ちょっと怪しげな感じもしたので、余っていた別の PC にいったん入れてみた。

このツールの起動がやたらと遅い。 PC が壊れたのかと思ってしまった。まぁ壊れても惜しくない PC ではあったけど。
起動してきたら、もちろんメニューは全部英語なもんで、ちょっと使い方に迷ったけどなんとかなった。
ちなみに僕がさわったのは以下の部分。あとはそのまま。
1.Select the Out Put Container を WMV
2.Select the Out Put Video Codec を WMV9
3.Select the Out Put Audio Codec を wma3
Video Scale Size を NoChange

別段おかしな動きをするようでもなく、万が一を考えて LAN に接続せずにウィルス対策ソフトも最新状態にして試していたから、自己責任の範囲ということで「大丈夫」と判断。
WMV になったあとの画質は落ちるけど、それほど美しい画質が必要でないなら十分だと思った。

とかなんとかやってたら、そもそも撮影に使ったビデオカメラに付属しているソフトで『Power Director Express NE』っていうのがあって、それを使えば MOD を WMV にできるって話が。
早くそれを言ってよねぇ。ほんと時間をかけて試したんだからさ。頼むよお。

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AVI形式のファイルをWMV形式に変換できないときに試してみること。

この記事は自分用の覚え書きです。

Nさん。AVIファイルの件は次のようです。
■現象
あるAVI形式のファイルを Windows Media エンコーダー 9 で WMV形式に変換しようとしたら「このコンテンツを開くために必要な 1 つ以上のコーデックが見つかりませんでした。」という表示がされて変換できない。
Windows Media Player でそのAVIファイルを開いてみると、音声は再生されるが映像が出ない。
別のAVIファイルは Windows Media Player で問題なく再生できる。

■原因
必要な映像のコーデックがPCにインストールされていなかった。
AVIファイルを作るコーデックは複数ある。WMVに変換するときは、作成したときに使ったコーデックがインストールされている必要がある。
同じ拡張子AVIのファイルでも、Windows Media Player で問題なく再生できるものとできないものがあったのは、コーデックの有無によるため。当該ファイルについては、音声のコーデックはインストールされていたので音は出た。
(Windows Media Player で正常に再生できれば映像・音声で必要なコーデックはインストールされている。)

■対処
変換できなかったAVIファイルで使われているコーデックを調べて、それをインストールした。

1.コーデックを確認する
フリーのツール『真空波動研Lite』を使うとコーデックを判別できる。
・作成者さんのサイト

ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして適当な場所に「すべて展開」する。
ShinkuSuperLite.exe の上にAVIファイルをドラッグ&ドロップするとコーデックの種類などを表示してくれる。
同じ内容のものがクリップボードにも入っているので、メモ帳などに判別の結果を貼り付けることができる。

・真空波動研Lite の判別結果の例
[TEST.avi]
720×536 24Bit DivX 5.0.5.830 29.97fps 44206f 781.37kb/s
MPEG1-LayerⅢ 44.10kHz 192.00kb/s CBR Stereo
[RIFF(AVI2.0)] 00:24:25.006 (1475.006sec) / 180,891,452Bytes

動画のタイトルより下の1行目が映像関連、2行目が音声関連(MPEG1-LayerⅢはMP3のこと)、3行目が全体的な情報
TEST.avi : 動画のタイトル
720×536 : 映像の縦横サイズ
24Bit : 色深度
DivX 5.0.5.830 : ここの表記が映像のコーデックの種類


2.判明した映像コーデックをインストールする
この場合、コーデックは DivX だった。DivX は無料で手に入る。
・DivX の無料ダウンロード
リンク先でダウンロードできる DivXInstaller.exe をPCの任意の場所に保存してダブルクリックするとインストールが始まる。


3.Windows Media Player で再生してみる
念のため Windows Media Player で再生してみると映像も音声も正常に再生できた。
Windows Media エンコーダー 9 で WMV形式に変換することもできた。

Windows Vista Business SP2
Windows Media エンコーダー 9 シリーズ

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「ありがとう」と素直に言える人になりたい。

他者から敬いの表現としてマナーを示されるとちょっと戸惑う場合が僕にはあります。
それはホテルなんかで、扉に近いベッドが下席で部屋の奥にあるベッドが上席という考え方。

目下の人は当然のように僕に奥にあるベッドを譲ってくれるのですが、僕自身はどちらでもかまわないのでちょっと戸惑う。

目下の相手が奥にあるベッドに僕より先に寝転がっても僕は気にならない。

なもんで、目上の人と同室になったときにも気にしてなかったら、注意を受けた。
自分が気にならないことは気づかいをあまりしなくなるので、気になる人を不快にさせてしまう。

逆に僕が意味を感じないからといって、「ベッドなんてどちらでもいいから好きにしなよ」なんて態度や言葉を示したら、気をつかってくれた人を戸惑わせてしまうだろう。
口には出さなくても「どっちのベッドだっていいじゃん」と感じる気持ちが大きいと、「どうぞ」と譲る姿勢を見せてくれたこと自体に感謝がないオレもまだまだだぁと感じる。

相手が敬意を示してくれているのだから、それが自分には意味があまりなくても、敬意を示してくれたこと自体に心から「ありがとう」と言える人に僕はなりたいし、いつかそうなれるように日々を過ごしているつもり。

前にも書いたけど、目下の人が「ご苦労様です」と声をかけてきたからといって気分を害する人には僕はなりたくないのだ。

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くるぶしが傷つくスニーカーは在る。

スニーカーが古くなってきたので新しいのを買おうとしています。

僕がスニーカーを選ぶときに気をつけているのは、「履き口に角があるもの」は避けること――なんのことかわからない人の方が多いと思う。

"あの部分" には正しい呼び名があるのかな?

履き口の踵の方に高さがあって少し角になってるスニーカーは僕の身体に合わない。
足の指がきついとか他に何の問題がなくても、歩いているとあの角にくるぶしが擦れてそのうち皮がむけて血が滲んでくる。

あの角があるスニーカーを買った後で、初めてそうなることに気がついたときはショックだった。せっかく買ったものが履いていると痛いなんて。いわゆる靴擦れみたいなもので、そのうち慣れるかなと思って絆創膏を貼って履き続けていたけど、結局捨ててしまって別のを買い直した。

店頭で試し履きしたときには気がつかなかったんだよなぁ。

なもんで、"あの角" があるスニーカーは僕の身体には合わない。
というか、"あの角" がくるぶしに擦れて痛くなるという人は、僕以外にも結構いるような気がするのだけど。どうでしょう?

あっ、これは「スニーカーで傷つくくるぶしの人はいる」って話か。メーカーさん、ごめんなさい。

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