ぐだぐだやるのが面白いんだよ。
何かの呼び名や漢字の由来などなどを、「あれってなんでああ言うんだろうね」「なんでああなったんだろうね」なんて話をふって、ああでもないこうでもないと思いつきをぐだぐだと言い合う――その行為自体が楽しい時ってあるんだよなぁ。
なかにはもう全然関係がない話とか出す人がいたりして、それはそれで面白かったり。
どんなやりとりかと言うと、たとえば――本当に "例"だからね。もうくだらないどうしようもない例だけど。あくまでいま突然思いついた例だということでご勘弁を――
A:「野球ってさぁ。ナイターって言うでしょ?」
B:「うん」
A:「あれってなんでナイターって言うようになったのかねぇ」
C:「英語ではナイトゲームだっけ?」
A:「そうそう。なんで、日本ではナイター?」
C:「夜やるからでしょ?」
A:「それはわかってるって。それで終わったら面白くないでしょうが」
C:「ああ。そういうことね」
B:「……昔……野球の試合が初めて日本で開催されたころに……」
A:「うんうん」
B:「もうぼろぼろに負けたチームがいて……」
C:「大負けしたのね」
B:「うん。それで、選手も監督も全員が悔しくて……」
A:「"泣いたー"って? なんじゃそりゃ!?」
C:「なんでも er を付けちゃう方式ってやつ」
A:「そんな方式、初めて聞いたよ。でも、ピアノはピアナーって言わないねぇ」
C:「最後 O だし」
A:「ああ」
B:「ギターもギタリストだもんね」
A:「ギターはもう er 付いてるし」
B:「ああ」
C:「ドラムはドラマーって言うでしょ」
B:「なるほどねぇ」
A:「なにがなるほどかわからんけど、なんか、"なるほどね" って気分にはなるな」
B:「なんで "なるほどねぇ"って言いたくなるんだろうね?」
とかさぁ。
こういうのくだらないやりとりを繰り返していくのが楽しい時ってあるんだよなぁ。
ところがだ! 最近は話の途中とか、あるいはもういの一番に検索をしちゃって、Wikipedia にある該当ページを見つけてそこを読み上げちゃう人がいる。
それだと「なるほどねぇ」で終わっちゃうでしょうが! すぐにちゃんと探したらダメなんだよ! そこはああだこうだ言わないとさぁ。
この感覚ってわかってもらえる人は少ないだろうなぁ。
でもいいんだ。僕はそれが楽しい時があるという事実は無くならないのだ。
年末は帰省する。昔の友人とまたどうでもいい話をしよう。
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