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氏名を音読みにする人は……

年齢を重ねた人に多い気がする――自分の氏名を音読みで示す人が。

たとえば「山峰忠義(やまみねただよし)」って人が「やまみねちゅうぎ」って読みをさせるとか――
(上記の氏名は適当に思いついたもの。同じ氏名の人がいたらごめんね。)

威厳だとか風格だとかを醸し出したいのか、あるいは何らかの決心をして後に、決心前と決心後では違う人間なのだということを己に言い聞かせようというのか。

僕はあのやり方にはあまりよい印象がない。威張ってて偉そうに聞こえるから。
(いやまぁ、そういう読み方で名乗ってる本人は、そんなつもりはないのかもしれないけど。)

あるいは、読みから元の字が想像しづらいとか、読み方がそもそも難しい字の場合、音読みにしちゃった方が読みやすくて音で聞いても字面が想像つきやすいので、利便性を重視してわざとそうしてるということもあり得るか……

確かに「俊明(としあき)」って言われても、敏明とか利昭、寿晶なんていろんな字が思い浮かぶだろうし。だったら「俊明(しゅんめい)」と読ませてしまった方がわかりやすいと言えばわかりやすい。

少し調べてみたら、氏名を音読みにする読み方は、「有職読み(ゆうそくよみ)」といって、その人に対して敬意を表する場合に使うものだそうな。
たとえば、日本地図の作成で名高い「伊能忠敬(いのうただたか)」の名前を「いのうちゅうけい」と読むこともあるのだとか。

敬意を表する場合に使う有職読み――知らなかった。

ということは、自分で自分の氏名を音読みにするものではないのだろうな。
それだったら、「私は敬意を表わされるに値する人間だから、私のことはこんな風に呼びなさい」って自分で言ってるのも同じだろうし。

やっぱり威張ってたのか?

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