また1人、名ギタリストが逝った。
5月8日にコーネル・デュプリー (Cornell Dupree) が亡くなっていた。
60年代から活躍していた名ギタリスト。
日本では、スティーヴ・ガッド、エリック・ゲイル、リチャード・ティーらと結成した『スタッフ』 (Stuff) で知られているかと。
正直言うと僕は、フュージョン(今でもそう呼ぶのか?)と呼ばれていた音楽については無知。そんな僕が、バンド名ぐらいは知っているのだから、とても人気があったバンドのはず。
(僕が一緒にバンドをやっていたドラムの奴が、スティーヴ・ガッドのファンだったから、音ぐらいは聴かせてもらったことがあるだろうと思うのだけど、全く記憶がない。)
ファンだというほど好きだったわけじゃない。けど、少しはしんみりしてしまう。
名ギタリストの訃報ということでは、2月に亡くなったゲイリー・ムーアについては何も書かなかったけど、コーネル・デュプリーについてはこうして何かを書きたくなった。
ゲイリー・ムーアの曲はやったことがないけど、コーネル・デュプリーが参加した曲はやったことがあるからか――ギターではなかったけど……
ずいぶん昔、ゴスペルのクワイアに参加して、アレサ・フランクリン (Aretha Franklin) の "Respect" を歌ったことがある。その曲でギターを弾いているのが彼だと初めて知って、なんだか妙な縁を勝手に感じてしまったしだい。
68歳だったとか。まだまだ若いじゃないか。肺気腫を患って手術を繰り返していたらしい。
ご冥福をお祈りいたします。
| 固定リンク
コメント