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Excel で、5段階評価の数字を文字に置換する。

この記事は、自分用の覚え書きです。

●Excel で、5段階評価の数字を文字に置換するVBA ( Excel2003 )
・シート名は「評価一覧」
・セルA2から行方向に被評価者の氏名が入っている。
・シートの1行目には、B1から列方向に評価項目名が入っている。
・氏名と評価項目が交わる各セルに1から5で評価段階が入っている。


Sub 五段階評価の数字を文字に置換()

Dim mynum As Range

Worksheets("評価一覧").Activate

'入力されているセル範囲を選択。途中に空白セルがあっても最終セルまで選択する。
Range("B2", ActiveCell.SpecialCells(xlLastCell)).Select

For Each mynum In Selection
mynum.Value = Replace(mynum.Value, "5", "優")
mynum.Value = Replace(mynum.Value, "4", "良")
mynum.Value = Replace(mynum.Value, "3", "可")
mynum.Value = Replace(mynum.Value, "2", "やや可")
mynum.Value = Replace(mynum.Value, "1", "劣")

Next mynum

End Sub

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PowerPoint2002 でも「ファイルが破損している」旨のエラーが。

まずは PowerPoint2003 の話から。
PowerPoint2003 でファイルが開けられない不具合が起こっているそうです。

・ Microsoft Answers
Windowsアップデート(KB2464588)によるPowerPoint2003障害

・ TechNet Blogs > 日本のセキュリティチーム
MS11-022 (KB2464588) を適用後、PowerPoint 2003 でファイルを開くと「ファイルが壊れています」というメッセージが出力される

マイクロソフトが公開しているセキュリティ更新プログラム KB2464588 の影響だそうな。

なんじゃそれ? 自社の製品を使ったら自社の製品に不具合が出るって……
情報をもっと大々的に公にして欲しいぞ。個人や企業を問わずパワーポイントを使っている人たちがどれほどの数いると思ってるんだか――最新バージョンが 2010だから、サポート期間も終わってるし、そんな古いのをまだ使っている人はもうあまりいないということかなぁ。(3世代前になるのかな? 2007、2005、2003 だったかと)

そんなパワーポイントの不具合について知り合いから教えてもらったのですが、同様の現象が PowerPoint2002 ( PowerPointXP ) でも起こっているようです。
PowerPoint2002 の場合は、 KB2464617 というセキュリティ更新プログラムの影響だとか。

自分の手元で試してみました。
PCは、VAIO VGN-S94PS ( MODEL PCG-6H1N ) 、WindowsXP Pro SP3 で PowerPoint2002 です。
KB2464617 がインストールされた状態だと、知り合いが試しにと送ってきたファイルは――

ファイル "xxxxx.ppt" は破損しているため、スライドに含まれるテキスト、 画像、またはオブジェクトの一部を表示できませんでした

というメッセージが表示されて開けられません。

KB2464617 を削除するとファイルを開くことができました。
KB2464588 の件と違って、マイクロソフトからは発表されていないそうです。なので、 KB2464617 の削除は自己責任で行うことになります。

WindowsXP で KB2464617 を削除するには次のようにします。
他の人の役に立つかもしれないから載せておきます。でも、重ねて言うけど、この操作は自己責任でどうぞ。なんせ、不具合が発表されていないセキュリティ更新プログラムを削除しちゃうんだから。

1.「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」開いて更新プログラムを表示させます。
・マイクロソフト サポートオンライン
Windows XP の [プログラムの追加と削除] に追加された [更新プログラムの表示] について

2. Security Update for PowerPoint 2002(KB2464617):POWERPNT を選択して「削除」をクリックします。

3.「このコンピューターから更新を削除しますか?」と尋ねられたら「はい」をクリックします。

4.元のコントロールパネルが表示されたら削除完了です。

僕の手元ではこうだったけど、環境によってはパワーポイントのCDを求められたりするのかな?

さらに、削除するだけではまだ足りないとのこと。 Windows の自動更新が有効になっているとまたインストールされてしまうから。

なるほどな話です。

自動更新は無効にしておいて自分で更新を実行して、 KB2464617 がまた入らないように気をつける――しかないか。

なお、プレゼンテーションを見るだけなら、PowerPoint Viewer というツールがあります。マイクロソフトのサイトからダウンロードできます。
上記のエラーで開けられないファイルでも、PowerPoint Viewer でスライドショーの実行はできる場合があるそうです。
・マイクロソフトのダウンロードセンター
PowerPoint Viewer
(これを書いている時点での PowerPoint Viewer のバージョンは1です。)


追記:2011年4月26日
KB2464617 をインストールしないままの PowerPoint2002 で、拡張子pptx のファイルを開こうとすると

filename からアウトラインを読み込めません。この種類のファイルに使用できるテキスト変換プログラムがインストールされていません。

が表示される場合がある。
この場合は、相手に頼んで「Power Point97-2003形式」でそのファイルを保存し直して、拡張子がpptになるようにしてもらうことが必要。

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桜の下でニューヨーカーサンド

しだれ桜がまだきれいだと聞いた「大室山 さくらの里」に行ってきた。

被災地の皆さんと比べれば遊んでいられる幸せな身。遊ぶ気分にはならないと家に閉じこもっていても、それはなにほどの役にも立たない。

ならば、観光地のひとつにもでかけていった方が少しでも他人様の役に立つ。
お金は天下の回りもの――観光地でお金を使えばそれが世間に潤いを与えることに繋がる。まぁ、僕ら夫婦が観光地に落とす金額なんてたかが知れてるけど、それでも家にこもっているよりいくらかましだ。

さくらの里で出会ったのが『ニューヨーカーサンド』だ。
見た目は半月状で、ナンかピタパンのような生地。「露店のケバブ」が一番見た目が近いかな。

でだ。そのなかに入っているのが、 "唐揚げ" と "ゆでたポテト"。そして味付けは、 "マヨネーズ" でそれらをあえてみましたという風。

どこがどうなって、なにゆえの "ニューヨーカー" なのかよくわからない食べ物。

Google で "ニューヨーカーサンド" とフレーズ検索してみて欲しい。これではない同じ名前のサンドがあるから、特徴である 唐揚げ を組み合わせるといいだろう。

"ニューヨーカーサンド" 唐揚げ

だ。

さっき天下の Google 様で「ウェブ」で調べると、35件しか見つからなかった。
件数としてはレアな方だとは思うが、それでもこの「ニューヨーカーサンド」は、大室山付近でしか手に入らないというものではない。
「画像」で探すと、『ニューヨーカーサンド』の姿を拝める。ちゃんと袋に「ニューヨーカーサンド」と書いてあるから間違いない。
画像検索するときは、唐揚げを外した方がいい写真が見つかるかも。

世間には僕以外にこの食べ物の意外性というか、わけのわからなさというかに戸惑いつつも心惹かれた方々がおられるということがわかる。

マヨネーズで味付けた唐揚げとゆでたポテトが入ったニューヨーカーサンド――コイツはくるのか? こないだろうなぁ……

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中止や延期で苦しむ人たちにも想いを向けて欲しい。

昨日、今年初めてのツバメを見た。

国難という今まで聞いたことがなかった言葉が普通になるほどの状況でも、彼らはこの国にやってくる。
もし彼らが人のような心をもっているなら、被災地に舞い降りようとしてその有様にとまどい、驚き、嘆くことだろう。

それでも、被災した人たちを気にかけながらも、自分たちも生きていくためにその地を離れ、新しい巣作りを始めるのだろう。
始めなければ彼らの明日は無い。

生きるとはそういうことだ。日々のやるべきことをやらなければならない。

ツバメにもし人と同じ心があっても、全く違うのはツバメの巣作りは客がいなくても成り立つことだ。
人はそういうわけにはいかない。

育てる。収穫する。漁に出る。積む。運ぶ。作る。売買する。明るい声と笑顔で接する。笑わせる。歌う。書く。演じる。踊る。
その他もろもろどんな仕事でもお客さまに満足を覚えてもらわねばならない。どんな仕事でも客がいなければ成り立たない。

仕事が中止や延期になり、実際に倒産してしまったところも出てきている。

この前の三連休のときには、箱根のある旅館は通常なら100%稼働しているはずが、キャンセルが相次いで、20%を切ろうかという状態だったらしい。
地震の怖さもあってキャンセルをする人、交通機関がいつも通り動いていない不便さを気にしてキャンセルする人もいるだろうけど、単に「遊んでる場合ではない。不謹慎だ」とキャンセルする人もいるだろう。

後者のような人たちは「不謹慎」の意味を強く考え過ぎてはないか?

手元の辞書を見ると、「不謹慎」とは、「つつしみがなく、ふまじめな様子」を表し、「つつしみ」とは「度をすごさないようにする。控えめにする。あやまちや軽はずみなことがないように気をつける」ということ。
それから、「軽はずみ」とは「その時のはずみで、深く考えないで物事を口にしたり、行ったりすること」だ。

つまり言葉の意味としては、「軽はずみなことにならないように、度を超さないように控えめ」であれば、それは「不謹慎」とは言わない。

中止したり延期したりしなければならない理由も無く、世間体を考えるぐらいで中止や再開時期を決めずに延期をするなら、それこそが「軽はずみな行為」ではないか。

我が町もいくつかのイベントが中止になった。個人的には中止する必要はなかったと思っている。
多くの人にできることはして欲しい。買えるものは買って欲しい。行けるところには行って欲しい。

新しい服を買い、外食をし、映画を見て、観光地にも出かけて欲しい。
本を買い、CDやDVD、ブルーレイもレンタルしたり買ったりして欲しい。
身体に疲れがあるならマッサージを受けて欲しい。
自分へのご褒美としてエステへ行くのもいいじゃないか。カラオケにも行って欲しい。気分転換をし明日への活力になるなら素晴らしいことだ。
興味があった習い事を始めて欲しい。
お店を予約し、新人の歓迎会をして欲しい。お酒や料理は少し規模を抑えても、よい機会だから今の日本をどう考えるかを、職場をどうしていきたいかなどを語り合ってもいいじゃないか。

被災地のことを思って寄付やボランティアなど行動を起こす人は多くいても、災害の影響で客足が遠のいたり、あったはずの仕事が無くなったりする人たちに思いをはせて行動する人は少ない気がする。

中止や延期で苦しむ人たちにも想いを向けて欲しい。

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