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知らなかったクランベリーの実と収穫

この間、テレビで「クランベリー」の実がなっているところを初めて見ました。
9月から11月にかけて北米ではクランベリーの収穫が盛んになるというニュースでした。

それを見ていると、クランベリーの実がなる位置はとても低くて、地面からほんの少し上です。なので、単に畑を眺めただけでは、クランベリーの木の葉っぱが見えているだけで「実」は全く見えません。
近寄って緑の葉をそっと分けると――そこで初めてクランベリーの実を見ることができます。

知りませんでした――日本のサクランボウのように実を付けるのだと僕は思ってました。

さらに、これも初めて知ったのが収穫の仕方。

とても低い位置で葉っぱに隠れるように実がなるせいで、大きな畑になると、手での収穫はとても手間がかかるのだそうです。
そこで、テレビで紹介されていた農家では「畑に水を張る」という方法を採っていました。

畑はもともと周りの地面より少し低く作られています。そこに水を張って、トラクターのような収穫機を走らせると、引っかかって取れた実が水面に浮かび上がってきます。
それをT字型をした棒でポンプのそばまで押し集めてきて、トラックの荷台まで吸い上げます。

ちょっと調べてみると――「ウェット・ハーベスティング」 (Wet Harvesting) という方法だそうです。

もちろん、手で摘んで収穫するやり方もあるそうです。
大きな畑でしたから効率の点からウエット・ハーベスティングが選ばれるのでしょうね。

まだまだ知らないことが世の中にはたくさんあるんだよなぁ。

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