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ORIANTHI の "BELIEVE"

マイケル・ジャクソンが組んだ最後のギタリストとして良くも悪くも有名になった ORIANTHI (オリアンティ)。
彼女の曲やギターが格好いいと言っていたら、アルバム "BELIEVE" を妻がプレゼントしてくれた。

ボーナス曲が2曲入った初回限定盤。毎日聞いていると言ってもいい。妻よ。ありがとう。

ギタリストとしての腕はもちろん、歌の方もなかなかよい声をしている。ギターと彼女の歌の割合がうまくバランスが取れているという印象。

ギターを弾きまくっていることを期待してた人ならマイナス評価をするかもしれません。でも、ギター抑えめというのは彼女自身が目指した作り方だからそれでいいのだ。
プロモーション来日時にテレビでのインタビューに彼女は、 「スーパーコマーシャルなアルバムにしたかった」と答えています。「スーパーコマーシャル」というのは、実際に彼女がそのときに口にした表現。

さらに彼女は、「ギターを好きな人からすると、物足りないかもしれないけれど、私はより多くの人に聞いて欲しかった。ギターばかりでは飽きてしまう人もいるから」といった趣旨のことを述べていました。

そういう狙いで作ったアルバムなら、その狙いは成功していると僕は思ったしだい。
もちろん弾きまくりの曲も入ってる。スティーブ・ヴァイとのギターバトルだ。スリリングでいいぞ。

ところで、この初回限定盤だけど歌詞カードが数曲分しか載っていないのはこれでいいのか?
歌詞を掲載する許諾が下りなかったとか?
あるいは、歌詞を聞き取れたのがそれだけだったとか? まさかね。

僕が10代のころは海外のアルバムが日本発売されるときには、聞き取った歌詞が付いてることが多かった。その頃も今も、輸入盤には歌詞は付いていないけど、日本版には歌詞を付けるのが一種の商習慣だったようだ。
アルバムによっては、「聞き取り不可能だったので歌詞は掲載しておりません」といった但し書きがあったりしたもんだ。

たぶんコスト削減だと思うけど、出荷前の印刷ミスだったりして。―― "BELIEVE" 初回限定版を買った他の人の歌詞がどうなっているのか尋ねてみたいぞ。

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