地デジもBSもなら分波機を。
2010年の3月が終わろうとしてるいま、地デジだとかエコポイントだとかあって、テレビの買い換えを話題にするブログが多いとわかっているけど、これから僕もその話をする。
だって、テレビとデッキが新しくなって嬉しいんだもの。
ついに地デジ対応機器を我が家に導入!
結婚するちょっと前に買い変えていたTVとビデオデッキがまだ新しいからという思いがあって、結婚後もしばらくはこのままでいいなと地デジ対応機器に買い換える気にはなれなかった。
(ちなみに結婚したのが2006年4月)
でも最近、「やっぱり早くテレビを買い換えた方がいいのかなぁ」なんて2人で話してて、「よし買うか!」という気分になるまでが早かった。たぶん1週間ちょっとだ。
そもそものきっかけは、年始に妻の実家に行ったときに、あちらのお父さんが買い換えた AQUOS を見ていたから。AQUOS って綺麗だったねと話題になることが多かった。もう1つのきっかけは、現行のテレビの大半がエコポイント対象外になるというニュースに、くれるっていうんだからもらえるうちにという気になったこと。
「結婚するちょっと前」って思ってたけど、デッキを買い換えたときにブログに書いたなぁと想い出して探してみたら、2003年12月のことだった。
デッキもテレビも6年少々使ってたのね。「まだ新しい」とは言いづらい年月が過ぎていたのに驚き。いやはや、人間の記憶というものの不確かさをあらためて思い知ってしまった。
買ったのは当然 SHARP の AQUOS だ。メーカーを合わせておいた方が操作が楽になるからデッキも AQUOS に。
細かい話しだけど、AQUOS と言うとテレビのことを指して、デッキは AQUOSブルーレイと呼ぶのが本当らしい。
で、その AQUOS は LC-26D50。「世界の亀山モデル」だ。ほんとは32ぐらいがよかったのだけど、我が家の設置スペースが足りなかった。
AQUOSブルーレイは BD-HDW45 だ。怒濤の500GBハードディスク内蔵。前のデッキは DIGA DMR-E100H で、ハードディスクは120GBだったから約4倍の増容量。
前にデッキの話を書いたときも「怒濤の」という表現を使ったから、今回も使ってみた。
標準速度で録っても70時間。少々画質を落としてもよいなら、最長で怒濤の160時間だぁ!
なんて書いてるから、振り返ってみればカワイイものだ。
BD-HDW45 は違うぞ。ハイビジョン長時間画質なら、約380時間の録画が可能だ。これを怒濤と言わずに何と言うのだ。
とにかくだ。なんだかんだ言っても言わなくても美しい。海だとか自然の風景だとかの番組を見るのが楽しい。色が際だつのだ。それと、川だとかの水面の見え方がいい。「水面の質感」といえばいいのか、そういうのが柔らかく滑らかに見えて触れてみたくなる。
絵画を紹介するような番組もいいなぁ。額縁の質感が感じられる。絵そのものだって、絵の具のひび割れだとか色が褪せてる様子だとかがよくわかるぞ。
リモコンを操ってあれこれと操作するのも楽しい。
(「操って操作する」なんて重言を使ってしまったことが今の浮かれ度合いを如実に示しているなぁ。)
「ファミリンク機能」でテレビ側で録画予約ができるのが便利なのだ。電子番組表を表示して番組を選んでファミリンク録画を決定するだけ。再生・早送り・巻き戻しもテレビのリモコンで操作できる。
テレビのリモコンだけで録画予約できるというのがなんだか楽しくて、たいして見る気がない番組でも選んでは決定する作業を繰り返してしまう。雑誌のちょっと気になったページを折っておくような気分だ。
BD-HDW45 はダブルチューナー内蔵だ。録画予約が重なっていますなんて興ざめな表示を目にすることもめったにない。ハードディスクが一杯ですなんて無粋な表示も、いつかはお目にかかるだろうけどもっと先のことだ。
それほど見る気がなかった番組でも、録ったものを見たら見たで映像はきれいだしで、うっかりしたら地デジ引きこもりになりそうだ。
こうやって、地上デジタル放送の視聴に必要なB-CASカードの発行は、株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが唯一行っているという独占性を人は忘れていくのだろうなぁ。
もっと広く訴えられべき話だと思うけど。
『デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会』が、B-CASの見直しをしている話はどうなっていくんだろう?
広く訴えるといえば、地上デジタル放送もBSも美しく見て、美しく録ろうとしたら、TVとデッキの他に「分波器(セパレーター)」が必要ですと店頭で教えてもらった。
「分配器(スプリッター)」という似た呼び名のものもあって、そっちではない。量販店の店員さんいわく、分配器だときれいに映らないことがあるのだとか。そんなの知らなかったよ。ちゃんとした店員さんでよかった。
『社団法人 デジタル放送推進協会』はそういうところももうちょっと説明したらどうなんだ。地デジだけじゃなくて、BSデジタルだって推してるんだからさ。
地デジもBSもきれいに見るならデジタル放送用のアンテナとチューナーが必要で、分波器がお勧めですとか書けばいいだけじゃないか。
サイトでそれらしい情報を探しても、こういうページぐらいしかみつけられなかった。結局、分波器と分配器をどう使い分けるのかはわからない。僕の探し方がいけないのかもしれんが。
必ず分波器じゃなくて使い分けが必要な場合もあるだろうから、分波器と分配器については販売店でご相談くださいとか書いてあってもいいだろうに。
あるいは、『地デジカ』に「分波器がお勧め! 詳しくはお店でね!」なんて言わせてもいいじゃないか。いや、ヤツはどうやらアンテナのことしか考えていないみたいだからあてにならないかも。
分波器と分配器の話までするとかえってややこしくなるからか?
話は変わるけど、『社団法人 デジタル放送推進協会』の英語での表記が "The Association for Promotion of Digital Broadcasting" ってなっているのだけど、略称は Dpa (ディーピーエー) なのはどうしてだろう?
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