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東京にもパンダ

「ジャイアントパンダは和歌山にいる。」という記事を昨年の1月に書いた。

ところが、上野動物園で来年からパンダが再び飼育されるとのニュースが。

時期はまだはっきりしていないらしい。2月12日付朝日新聞によると「来年の早い時期」とある。
中国から借りて繁殖にも取り組んでいくのだとか。借りる期間は10年間。借りる費用は年間約8,500万円という。

日本の首都には居ないはずだったパンダが。
和歌山県に比べれば、有名芸能人を街中で見かけることがはるかに多い東京には、居ないはずだったパンダが。
ミシュランガイド東京2009で最高の証である三つ星を獲得したレストランが9軒あるという東京には、居ないはずだったパンダが。
ホームページで公表されている平成20年12月の推計人口が1千290万人を超えている東京都には、居ないはずだったパンダが。
平成20年10月1日の推計で人口101万少々の和歌山県には居るパンダが。
東京都民が見たければ新幹線でも飛行機でも自動車でも使って、和歌山県に来れば見られるはずだったパンダが。
和歌山と神戸には居るけど、東京には居ないはずだったパンダが。

来年からは上野にいる。

東京都民に対する私の不遜な態度に神罰が下ったのかもしれない。都民の皆さんはどうか許して欲しい。パンダが居るとか居ないとかぐらいで不遜な態度を取って申し訳なかったと思う。
来年からは、都民の皆さんとはパンダ友好都市同士と言ってもいいぐらいの関係なのだ。ここは私も想いをあらためて都民の皆さんと仲良くやっていきたい。

パンダが復活するとはいっても、繁殖は大変難しいらしい。東京生まれのパンダが見られるのはまだ先になると思われる。都民の皆さんはさぞや待ち遠しいことだろう。
それまでは、ぜひ我が郷里である和歌山で生まれて和歌山で育っているパンダを見に行かれるといい。まだ見ぬ都内生まれのパンダに期待しながら少しでも楽しんでいただければ幸いである。

Wikipedia によれば、和歌山のパンダは中国以外では出産頭数、成長した子供の数ともに世界最大。しかも、パンダがいる『アドベンチャーワールド』は、双子のパンダを両方とも育てることに成功した中国以外で唯一の施設。
だから、そういうパンダを見ておいていただくことは都民の皆さんが来年新しいパンダを迎える際にも何かと役に立つのではないかと思われる。

まだ東京には居ない国内生まれのパンダの子供をしっかりと楽しめる我が郷里を、心の片隅でかまわないので留めておいてやって欲しい。

もうパンダが居るとか居ないとかを気にせずともよくなる。いやはやめでたい、めでたい。
(怒ってる?)

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