ファン投票を無視したK-1
ファンの声を聞くつもりが無いのだったら、ファン投票なんてしなければよかったのに。
ワールドグランプリ開幕戦の日、第1試合は、スーパーファイトでカタリン・モロサヌの失格負け。スーパーファイトというのは、トーナメントに関係のないワンマッチ。勝ったのは金泰泳。
ラウンド終了を告げるゴングを、終了10秒前を告げる合図だと勘違いしたモロサヌが、ゴングを聞いてガードを解いていた金にパンチを入れてしまったということで失格負け。
モロサヌがちょっと可哀想になってしまった。
見ていた人はわかるだろうけど、実はモロサヌが勘違いしたのは、ラウンド終わりのゴングよりもちょっと前のこと。
「終了10秒前を告げる合図を、ラウンド終了のゴングだ」とモロサヌが勘違いしたのが事の起こり。ラウンドが終わったと思ってモロサヌがガードを解いたのを見逃さなかった金が攻撃した。
モロサヌとしては、ラウンド終了だと思っていたところへ攻撃を受けて腹が立ったんだろうな。
「この野郎。ラウンドが終わっているのに俺を殴りやがった。そっちがその気なら受けて立つぜ」って感じでやり返したら、それがウンド終了のゴングが鳴った後だったという感じか。
モロサヌが泣きそうな顔をしていたのが印象に残っています。
プロとして大変なミスをしてしまったという後悔と恥ずかしさと無念が入り交じったような顔だった。
モロサヌはそもそもはファン投票による推薦枠でトーナメントに出られたであろう立場だったんだよな。
ファン投票で上位5位までのなかから、その権利を与える選手が選ばれて、彼は5位だったそうだから。
ところが、ファン投票でも6位だったので、その時点でトーナメント出場が無いはずだった武蔵が、トーナメント出場を直訴。そのあおりを受けて、結局、5位だったモロサヌはトーナメントに出られず、武蔵が出ることに。
引退するから、最後に出させてくださいと哀願したような武蔵の出場。 "出してもらった" トーナメントで、バンナとやりあって負けた武蔵。
これで終わりとはならないよう。12月のワールドグランプリ決勝戦で、リザーブ戦にノミネートされそうなんだとか。リザーバーを賭けてやる相手は、アーツだそう。
アーツはわかるけど、武蔵はもう "主催者側が出したら" だめでしょう。
だって、ファン投票での5位というモロサヌの結果を、主催者側の権威で抑えてねじ込んだみたいな人だし。
バンナと互角以上に渡り合って、押しまくって、ほんとに僅差で負けたとかいうならまだわかるけど、そうでもなかったし。
ファン投票は決定ではなくて、あくまでトーナメントに誰を出すのかを検討する参考情報なんだろうけどさ。それにしても、ファンの声をより集めた選手がトーナメントに出場できなかったのは妙な気がする。
長年の功績を考慮して武蔵の出場を決めたといったようなことを、トーナメント開幕前に主催者側は発表していたけど、だったらファン投票なんて必要ないじゃないか。
ファン投票を軽視しすぎと言えるんじゃないかな。主催側の考慮で、より人気が高い選手が落とされるのだったらファン投票なんてそもそもしなければいいんだ。
| 固定リンク


コメント