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いま僕は、mixi のトップページが怖い。

今、 mixi のトップページで表示されるアシックスのキャンペーン広告が、僕はなぜか怖い。

mixi を開くと、Tシャツ姿の女性の背中が映る。向こうを見ている彼女の顔がスローモーションでこちらを向き始める。
その動きが僕には妙にホラー。

首が左にゆっくり動き出し、それに伴って、肩胛骨のあたりまで届いた長く黒い髪が揺れる。――その髪の動きが虫を払う手のように見えるのがダメなのか。
あるいは、あの首のねじれがダメなのか。そのままグル~て完全に背中まで顔がきそうだし。

振り向いた女性の瞳が、ちょっとイッちゃってる感じにも僕には見えてしまう。
通った鼻筋と形のよい唇に、本来なら美しさを感じるものなんだろうけど。……振り返るのろりとした動きのせいもあるのか、こちらを向いてそのまま無音で「ミ・タ・ネ~~」って言ったとわかる形で口が動いてニヤァと笑いそうなんだもの。

振り返った彼女の動きが止まった直後に、揺れた勢いをまだ残す毛先の束が背中側に戻ってくる様子が、また怖い。

アシックスのキャンペーンは、10月11日までだから、あの女性もそれまでは mixi のトップページにいるはず。
ほんとは、ちゃんとしたモデルさん。 "怖い" なんて言ってごめんなさい。
彼女に関するある情報が、キャンペーンプレゼントに応募するためには必要。ここでは詳しくは書かない。

それにしても、やっぱり怖い。
共感してくれる人はいないだろうなぁ。


追記:10月1日
怖いもの見たさでさっき見てみたら、mixi のトップページの動画が同じ女性の静止画になっていた。僕のせい?
まさかね。

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スーザン・ボイルがデビュー

英国の公開オーディション番組『Britain's Got Talent』に挑戦し、特別なレッスンを受けたわけでもないのに、確かなキャリアを長く積んできたかのような歌声で世界的に話題になった Susan Boyle (スーザン・ボイル)さん。

Amazon.com で、デビューアルバム "I Dreamed a Dream" の予約が始まっていました。日本でもいくつかのテレビ番組が話題にしたようですが。
タイトルになっているのは、彼女の歌声に世界が驚いたあの曲です。発売日は今年の11月24日だとか。

オフィシャルサイトは、 こちら
トップページでポーズを取っている彼女は、さすがにファッションも垢抜けて、同時にベテランシンガーの雰囲気も漂わせています。

14カ国向けに作られたサイトですが、日本語版はありません。
でも、CD のレーベルは、 Sony Music Entertainment です。日本での人気によっては、今後日本語ページができるかも。


追記:9月30日
スーザン・ボイル、日本デビュー決定

リンク先は、音楽情報ポータルサイトの『BRAKS』(バークス)で、本日出た記事。
それによると、邦題は『夢やぶれて(I Dreamed A Dream)』。発売日は、09年11月25日。
リンク先では「オフィシャルからアナウンスが発表となった」と書いてありますが、オフィシャルってどこのことだろう。
彼女のオフィシャルサイトで、日本版発売についての記載はみつけられなかった。

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訳わからん。オルトロスの犬

「No.1スピードミステリー日本上陸」という煽りに惹かれて面白そうと思ってたのだけど、第1話の演出というか脚本というかがグダグダに感じて、以降はあまり見なくなってしまった『オルトロスの犬』。
途中はちらちらとは見ていたのだけど、1つの話しを通して見たことはなかった。

上陸なんて大げさに言ってるけど、海外のドラマでもなんでもない。念のため。
(もうこのあたりから出来のほどが伺えるようないかがわしさが漂ってるなぁ)

ラスト2話は前編後編という構成。最後くらいは見届けようと見ていたら、前編で僕としてはびっくりな展開が。
第1話を見た後で、がっかりして投げやりな気分で書いたことが当たってしまった。――素人が思いつくような展開をひねりも無しにやってしまうあまりのベタベタぶりに乾いた笑いを浮かべるしかない。
"「視聴者にぜったい先を読ませない」スピードミステリー" ってオフィシャルサイトに書いてあるだけに。

それでも、最後の最後にどんでん返しがあるかもしれないと、少しは期待していたのだけど。――無かったなぁ。
ということで、最終回の感想はぼろくそに書くから、番組が面白かったと思った人は、ここから先は読まないように。ネタバレもあるから視てない人は心して。


竜崎の「触れるだけでどんな傷や病も治してしまう力」について、子供を使ったありがちでやたら説教くさいシーンもあって、しらけてしまった。
自分を助けてくれる力を大人は奪い合うけど、子供は譲り合う……って、そんなはっきり役者にシーンの意味を口にさせるなよ。そういうのを「説明口調」っていうんだ。シーンの意味を説明すると、どうしたって説教くさくなる。
視ている側にはわかりやすいって配慮か。視聴者を馬鹿にするなよ。

ラスト2話になって明かされた竜崎の秘密が、「自分で自分を治癒できる」ということ。それまでは自分は治せないと竜崎が嘘をついていた。
竜崎を殺したければ、頭や心臓を狙って一瞬で命を奪わないと彼は死なないって……その前提にしておきたい気持ちはわかるけど、無理だぞ。水に沈めるとか、先に意識を奪っておくとかさ。いろいろ思いつくだろうに。
竜崎でも、死んだら生き返らせることはできないし。

周囲を騙して隠していたくらいだから、大きな展開の鍵になるのかなぁと思ってたら、以後は何にも関わってこない。なんじゃそれは。
結局、大怪我をした竜崎が動けないままでは話しにならないから、「自分も治すことができる」って設定を取って付けたようなもんじゃないか。

竜崎が生まれた村へ刑事が行くシーン。
かつての村はダムの底。ダムへ行くまでの道路は、なんだかんだあって、警察が封鎖中。それでも、「以前も村を出るときはここを通ったんだ」と二宮に案内されて山中の裏道を行く刑事。
その途中、1人の警官に見つかってしまう2人。とっさに二宮が警官を抑えて、「早く行け!」……
あのさぁ。案内が必要な道の先を、なんで土地勘の無い刑事が1人で行けるんだ。
それに、ダムへ通じる裏道があるってことを警察は知ってたから警官がそこにいたんだろうに。封鎖するなら、もうちょっと多めの人数を配置するだろう。
世間にはほとんど知られていない道だから警官の配置も少なかったということか。だったら、なおさら刑事が1人でダムまでたどり着けるのはおかしいだろう。

まだあるぞ。ダムでのシーンがもう疑問だらけ。

竜崎。左胸を撃たれたけど、心臓ではなかったのか。先に「竜崎を殺すなら……」ってやりとりが有ったんだから、左胸を撃たれたら、視ている方は心臓を撃たれたと思うだろう。

ダムに落ちそうになる竜崎の手を握る碧井。それをその場にいた刑事が一切手助けに来ない。すごく離れた場所にいたわけではないのに。走り寄ってこれる近さだったぞ。
刑事でなくても、ダムに落ちそうな人がいたら、普通は助けようとするだろうに。

結局、竜崎と共に碧井も貯水に落下。水中で竜崎が「お前の手で死にたい」みたいなことを目線? で伝える。まぁそれはいい。以心伝心って言葉もある。なんとなく伝わるってこともあるだろう。
だけど、碧井の反応が納得いかん。何の躊躇もなく竜崎に触れて、「触れるだけで命を奪える力」を発動させる。

ウッソー。やっちゃうの? という気がした。
竜崎の命は奪わないみたいなことを、落ちる前には言ってたじゃん。
落ちてしまわないように竜崎の手を握って助けたじゃん。
「やったわかり合えたのに……」みたいなこと言ってたし。
なのに、やっちゃうんだ。
貯水に落ちるまでの10秒も無い間に、何の心境の変化があったんだ。

事件が終わって1年後。「神の手は悪魔の手の力を消せるということだと思ったんです」とか碧井が言ってたけど、「いろいろ考えてそう思い至るようになった」って感じだったし、それはダムの時じゃないよな。
ダムに落ちたときに、そんなことを考えてるそぶりはなかったぞ。

一番わからないのは最後の最後。あの河川敷のシーンは、作り手は何がしたかったんだろう。
あの場所で、あの距離と角度ですれ違って、お互いに気がつかないって演出は無理があるぞ。碧井は土手を真っ直ぐに歩き、竜崎は河川敷から土手を上って来たし。何をどうしたって、互いの視線に入るだろうが。

わざと気がつかない振りをしたのか。そんな理由や心理描写がどこに描かれていたんだ。
それとも、亡くなったけど、魂だけは帰ってきたって感じにしたかったのか。左胸を狙撃銃で撃ち抜かれていたんだし。――そうだとしても、そうは見えなかったけど。

撃たれてダムに落ちても無事でしたというもの有ってもいいだろう。そういう展開だって無理ではない。でもだったら、左胸の傷をどうやって治したんだ? 銃で撃ち抜かれたんだぞ。弾丸が心臓から逸れていたんだとしても、肺は貫通しているぞ。
それに、碧井の言うことがもしダムでのことなら、彼の力を使ったら竜崎の治癒の力はそのときに無くなってるし。あるいは、治癒の力は消えていなかったということか。

訳がわからん。

オルトロスの犬には原作は無くて、複数の脚本家が台本を作って、メインの脚本家がまとめていくというやり方をしていたのだとか。アメリカでは『ショーランナー』と呼ばれて、あちらの人気ドラマは、そのやり方を採っているのが多いのだそう。
海外の人気ドラマと同じやり方をしたからといって面白いドラマになるわけではないというとっても当たり前のことを、あらためて証明しちゃったな……

でもなぁ。無理もないかもしれんとも思う。
脚本や演出の制作側がいくらちゃんと作ろうと思っていても、相手はジャニーズ事務所だ。
うちのタレントをこうしてくれ、ああしてくれるなと注文を付けられたら、そうせずにいかんだろうしなぁ。

制作陣は真摯にいいドラマを作ろうとしていたのだけど、そういう圧力もあってのあの結果だろうと思いたいよ。
みなさんプロフェッショナルだもん。

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ファン投票を無視したK-1

ファンの声を聞くつもりが無いのだったら、ファン投票なんてしなければよかったのに。

ワールドグランプリ開幕戦の日、第1試合は、スーパーファイトでカタリン・モロサヌの失格負け。スーパーファイトというのは、トーナメントに関係のないワンマッチ。勝ったのは金泰泳。
ラウンド終了を告げるゴングを、終了10秒前を告げる合図だと勘違いしたモロサヌが、ゴングを聞いてガードを解いていた金にパンチを入れてしまったということで失格負け。

モロサヌがちょっと可哀想になってしまった。

見ていた人はわかるだろうけど、実はモロサヌが勘違いしたのは、ラウンド終わりのゴングよりもちょっと前のこと。
「終了10秒前を告げる合図を、ラウンド終了のゴングだ」とモロサヌが勘違いしたのが事の起こり。ラウンドが終わったと思ってモロサヌがガードを解いたのを見逃さなかった金が攻撃した。

モロサヌとしては、ラウンド終了だと思っていたところへ攻撃を受けて腹が立ったんだろうな。
「この野郎。ラウンドが終わっているのに俺を殴りやがった。そっちがその気なら受けて立つぜ」って感じでやり返したら、それがウンド終了のゴングが鳴った後だったという感じか。

モロサヌが泣きそうな顔をしていたのが印象に残っています。
プロとして大変なミスをしてしまったという後悔と恥ずかしさと無念が入り交じったような顔だった。

モロサヌはそもそもはファン投票による推薦枠でトーナメントに出られたであろう立場だったんだよな。
ファン投票で上位5位までのなかから、その権利を与える選手が選ばれて、彼は5位だったそうだから。

ところが、ファン投票でも6位だったので、その時点でトーナメント出場が無いはずだった武蔵が、トーナメント出場を直訴。そのあおりを受けて、結局、5位だったモロサヌはトーナメントに出られず、武蔵が出ることに。

引退するから、最後に出させてくださいと哀願したような武蔵の出場。 "出してもらった" トーナメントで、バンナとやりあって負けた武蔵。
これで終わりとはならないよう。12月のワールドグランプリ決勝戦で、リザーブ戦にノミネートされそうなんだとか。リザーバーを賭けてやる相手は、アーツだそう。

アーツはわかるけど、武蔵はもう "主催者側が出したら" だめでしょう。
だって、ファン投票での5位というモロサヌの結果を、主催者側の権威で抑えてねじ込んだみたいな人だし。
バンナと互角以上に渡り合って、押しまくって、ほんとに僅差で負けたとかいうならまだわかるけど、そうでもなかったし。

ファン投票は決定ではなくて、あくまでトーナメントに誰を出すのかを検討する参考情報なんだろうけどさ。それにしても、ファンの声をより集めた選手がトーナメントに出場できなかったのは妙な気がする。
長年の功績を考慮して武蔵の出場を決めたといったようなことを、トーナメント開幕前に主催者側は発表していたけど、だったらファン投票なんて必要ないじゃないか。
ファン投票を軽視しすぎと言えるんじゃないかな。主催側の考慮で、より人気が高い選手が落とされるのだったらファン投票なんてそもそもしなければいいんだ。

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オルトロスの犬。衝撃の展開かベタか。

TVドラマ『オルトロスの犬』は今晩が最終回だとか。
第1話はちょっと期待して見たけど、脚本がぼろぼろだと感じたので以後は見ていませんでした。

でもまぁ、もうすぐ最終回というのを知って、最後ぐらいは見届けようかと先週は見てしまった。
それでもって、びっくり驚きで大笑い。開いた口がふさがらないという事態に。

ほんとは先週の時点でこの記事を書こうとかと思ったのだけど、それでも最後の最後にもうひとひねりあるかと思って書かなかった。
だけど、どうも無さそうに思えてきたから、これを書いてる。

なにがってさぁ。――「兄弟」だって。あの2人が。
第1話のあまりに変な脚本に呆れてしまって、僕はがっくりして投げやりなつもりで書いたことが、当たってしまった。

この前の記事にも書いたけど、楽しみにしていたくせにうっかり時間を忘れてて、見たのは第1話の最後の方だけ。
頭からちゃんと見られていないからこそ、信じたいのだけど、「兄弟」って設定は、きっと始めから視聴者にはわかるように作ってあったんだろうな。
でないと、実は兄弟なんて設定はあまりにベタすぎて、素人でも思いつくレベルだぞ。だって、僕がそうだし。僕でなくても、きっとたくさんの人が、「あの2人は兄弟とか……」って想像してたと思う。

違うのか? 作っている側は、「ついに明かされた衝撃の過去」なんてつもりで作っているのか? 違うと思いたい。
途中を見てないから、断言はできない。
でも、もし本気でそんな風にもっていきたくて作ってたんだったら、制作陣はプロと名乗るのは止めた方がいいと思う。

今日の最終話、どうか大逆転の展開がありますように。

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お勧め渋滞解消法

連休前にお勧め! 誰でもできる渋滞解消の方法。
今朝の『NHKニュース おはよう日本』。『特ダネ映像 ワンダー×ワンダー』のコーナーでの話題。
タイトルは、「大渋滞 なるほど解消法」。

東京大学の西成活裕教授が解き明かす渋滞の謎。この方は、『渋滞学』(新潮社)という著作をお持ちです。
(書籍も教授自身もかなり有名らしい。僕は知らなかった。不勉強だ。)

西成教授の研究では、高速道路における渋滞の大きな要因は車間距離。車間距離40mが、渋滞が発生するかどうかの分かれ目だとのこと。

実験結果によると、車間距離が40m空くと詰めようとするドライバーがほとんどらしい。
それで、複数台の自動車が走っていて、どこかの車間距離が40m未満になったときに前にいる自動車がブレーキを踏むと、すぐ後ろの自動車もブレーキを踏み、そしてその次も、そのまた次もというようにブレーキを踏まざるを得ないということが起こるのだとか。
その結果、流れの速度がどんどん低下していって、車間距離もさらに詰まり、最終的に渋滞になると。

でも、40m以上空いていると、前の自動車がブレーキを踏んでも、後方の自動車はつられてブレーキを踏むことがないのだそうです。
車間距離があるので自動車の列は長くなっても、流れ続けるので結果として渋滞が起きづらいとのこと。
渋滞の発生と抑制をみるために実際にテストコースを走った実験結果には、へーと言ってしまった。

渋滞を起こさないためには、車間距離は最低40m。40m以上を心がければ、渋滞の発生を抑制できることが、科学的に証明されているのに感心したしだい。

さらに、車間距離40mの効果は渋滞を抑制するだけではありません。
渋滞での停止が減るということは、停止からアクセルを踏んで走り出すことが減るので、ガソリン消費が減るということでもある。

より燃費のよい走行をするには、飛ばしすぎずに止まらずに走ることが重要なのはよく知られている話し。
車間距離40mは、燃費の良さをも実現する。

渋滞してくると、車間距離をあまり空けずに詰めるのが後続車のことも考えたやり方だと思ってたけど間違ってたんだな。
車間距離40m以上を目指すのが、皆が高速道路を快適に走るための運転マナーだと言ってもいいかも。

さらに詳しい内容が、同じNHKの番組『『ワンダー×ワンダー』(総合/デジタル総合)で今週放送されます。
番組タイトルは、「渋滞狂想曲(ラプソディ)」。放送日時は、2009年 9月19日(土)の午後10:00~午後10:50。

この9月の連休でのお出かけでは、車間距離40m以上を皆で心がけて渋滞解消だ。

日経トレンディネットが、5月の連休前に組んだ特集を発見。
「渋滞学」の権威、西成活裕東大教授が伝授! 目からウロコの“究極”の渋滞回避術

渋滞を無くする考え方が、データに基づいて語られていてなかなか面白い記事です。
リンク先が消えてもいいように、要点だと僕が感じた部分を整理しておくと、――

高速道路では40mより少なく詰めると損をする。

時速約70km、車間距離40mを割り出すと、渋滞の始まり。

ピタっと止まってもあきらめない。2、3台前が動き始めたら、ある程度動き始める。2、3台前を見ながら動き始めると、反応時間が速くなり、渋滞の先頭が解ける速さも増す。

高速道路で一旦渋滞にはまってしまったときの最適な車間距離は15m。

割り込まれて車間距離が狭まったら、少しずつ車間距離を取っていく。

高速道路で起こる事故の約2割は渋滞に気付かないで前の自動車に追突するケース。車間距離を空け、ゆっくり近づいていけば、渋滞の原因となる事故を減らせる。

長さが3km以下の渋滞だと、10台中1台が心がければ、渋滞が解けやすくなる。

――なんだそう。
(2,3台前を見ての見切り発車は、よく見ないと危ないから注意が必要。皆がしないとできないしね)

「高速道路で時速70kmって、よけい渋滞するんじゃないか」 と不満や疑問を感じる方は、リンク先を読んでみてね。僕は納得できた。
西成教授の指摘では、車間距離が40mを割り込んでくると、時速が70kmより下がり始めるのは、「1分以内」だそう。そして、あっという間に渋滞が起きるのだそうです。

リンク先の記事によれば、同じ考え方を使って渋滞は "治療" も可能。
ちょっと詰まってきたなと感じたら、車間距離を40m以上空けることを心がける。

それでは、どなた様も良いお出かけができますように。

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ドクター・メフィスト 若き魔道士

『ドクター・メフィスト 若き魔道士』(菊地秀行 著 祥伝社 ノン・ノベル)を読了。4年ぶりのシリーズ最新作。
前作は、同じノンノベルノで『夜怪公子』だったかな?

ファウスト魔術学校の先輩たちが登場。その彼らの設定が面白い。
人外の医療も魔戦も涼しい顔でやってのけるメフィスト。――その先輩方。さぞかし凄まじい力を持った面々だろうと思っていたら、世俗の生活にまみれて "なまくら" になっているという。
家政婦の派遣業(うまくいっていない)をどうにかこなしているお人もいたりする。「生活のため」らしい。同じ学舎から出て、大病院を運営している後輩メフィストとは、雲泥の差だ。

とはいえ、そこはメフィストの先輩だけあって、しっかりと人外の存在ではある。なんせ、彼らがドクトル・ファウストに学んでいたのは、千年以上前なんだとか。メフィストも含めて、あんたら今いくつなんだってレベルだ。

主人公の力が格下ってわけにはいかないので、先輩がなまっていたという設定にしたかな。
でも、もともとメフィストは、師匠であるドクトル・ファウストと並び称される伝説的な特待生という設定だから、単なる先輩では実力差は圧倒的・天文学的という前提はあるんだよなぁ。
なんてったって、ドクトル・ファウストの教えは、七万三千八百九十一教科という数らしいから。

そうか、ファウスト流の超絶技巧の使い手を何人も出しちゃったら話しがまとまりづらいからか。メフィストが目立たなくなるし。
それに、なまっているといっても高いレベルでの話しで、メフィストから見ればというだけ。なまっていても、 "あれだけの力" がある先輩たちとなれば、現役ばりばりのメフィストの凄さを、読み手に想像させるというもの。

さすがは、ストーリーテラーの菊地秀行。巧いよなぁ。にくいほどの設定だなぁ。

ちょっと想い出したけど、たしかメフィストって、実は"○○○の医師" なんだよな。(『魔界医師メフィスト 怪屋敷』 )
先輩っていうぐらいだから、少なくてもその点は、メフィストよりは確実に上なのか?

先輩たちのなかに1人女性がいたのにびっくり。ドクトル・ファウストに学んで、メフィストの周りにいた女性は、シビウしかいないと思い込んでたから。(『魔界医師メフィスト 魔女医シビウ』)
残念なことに、『魔女医シビウ』は未読。初出は92年で、文庫化もされてるのに……今では手に入りづらそう。読んでおけばかった。

正直、今回のラストは、僕としてはなんだかなぁな終わり方。もっとすっきりと決着を付けて欲しかったぞ。
それとも、 "落ちていったあの人" を今後ほんとに再登場させる気か。

ちょっとネタばれすると、 "黒い彼" がちらりと登場するのは、お約束。いい味を出していたと思う。
"私" も出てるよ。それから、 "黒い彼" の一族の過去もほんのわずかに少し。――そんなことしてたのねっという感じ。
『魔界都市ブルース』を読み親しんでいる人なら、にやっとできるサービス。
 
菊地秀行の新作はこの後も続くぞ。今週18日には、『吸血鬼ハンター D -魔性馬車』が出る。シリーズ21巻目だ。いろんなオンライン書店で予約受付中。

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ACE FREHLEY がやってくる。

KISS の "Sonic Boom" について書いたと思ったら、面白いニュースが飛び込んできた。
日本史上最大規模のヘヴィーメタル・フェスティバル『LOUD PARK 09』に、 Ace Frehly (エース・フューレイ)がやってくる
出演日は、10月17日(土)。ラウドパーク1日目だ。

彼の名前の読みは、フレーリーってことになってるみたいだけど、僕の中ではフューレイにしたい。
ちなみに、Google で「エース・フレイリー」と入れてみると、「もしかして: エース・フレーリー」って言われちゃった。
「エース・フューレイ」では何にも言ってこない。あのプログラムを作った人は、 KISS ファン第1世代ではないな。当たり前か。

米国では、9月15日にエースのニューアルバム "ANOMALY" が発売される。当然、ニューアルバムからの曲も披露してくれると思う。

KISS のニューアルバム "Sonic Boom" は10月に発売だ。 KISS の11年ぶりのニューアルバムが発売されるのと同じ月に、元 KISS の彼がニューアルバムを伴って来日する。
なんという縁か。人の世はあざなえる縄のごとしという言葉を想い出してしまった。――アレ? 「禍福はあざなえる縄のごとし」だっけ? 使い方も間違ってるな。まぁいいか。
(「KISS の新譜から時を分かたず Ace も来日だ」なんて使いたくなった人は、辞書をよく調べてね。その使い方も間違ってるよ。)

2007年にローリング・ストーン誌が企画した「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」 において、第5位だったエース。すごいじゃないか。第5位だぞ。ベスト10ってだけでもすごい気がするのに。

たしかに、彼のプレイはちょいと評価が低すぎだと思う。 KISS 時代の彼のフレーズをコピーした当時のギターキッズは多かったんじゃないか。僕もその1人だけど。
チョーキングを使った「タララ・ラララ・タララ・ラララ・タララ・ラララ」ってやつ。文字にするとなんだかわかんないけど、わかる人ならすぐにわかってもらえるはずのフレーズだ。

エースのことを、「自分もギターを弾いてみたいと聞き手に思わせるギタリスト」と評した人がいたけど、とっても賛同できる。
彼のフレーズはやってみたくなるのだ。テクニックがどうこうという話しではなく、ギターキッズの心を動かせるギターだということさ。

エースのオフィシャルサイトは、こちら
Myspace は、こっち。 "ANOMALY" 収録曲 "Outer Space" が格好いい。

今年の10月はすごいぞ。
KISS のニューアルバムがでる。
LOUD PARK 09では、 Ace Frehley が来日する。
Judas Priest が "British Steel" の完全再現をやってみせる。
80年代L.A.メタルのテイストを蘇らせた Steel Panther も出演する。

21世紀を迎えて来年が10年目。日本語には「10周年」という表現が、英語には、 "DECADE" って言葉があるくらい、歴史や文化が異なっても、なぜか人は10年という括りに何かを感じるよう。
その節目を前に、ベテランたちが新しい動きをする。2009年は、ヘヴィーメタルの歴史で、何かが始まった年として記憶されることになるかも。


蛇足だけど、前述の企画におけるその他の順位を知りたい人は、ローリングストーンのサイトでどうぞ。
The Twenty-Five Most Underrated Guitarists
いつまで有るかわかんないけど。


09年10月20日追記:
『LOUD PARK 09』のサイトにある10月14日付けニュースで、エース の来日がキャンセルになっていました。
残念。でも、まだ日本ではニューアルバムが発売されていないから、時期を仕切り直しでもいいかもしれません。

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Steel Panther がNHKに出てた。

この記事でふれた Steel Panther が、なんとNHKに出ていた。

彼らがライブパフォーマンスを披露した曲は、 "Eyes Of A Panther"。
彼らのオフィシャルサイトで公開されています。

これはNHK衛星第2テレビジョンで放送されてるバラエティ番組「大阪発疾走ステージWEST WIND(ウェストウインド)」でのことらしいです。
出演日時は、09年8月30日。場所はたぶん、NHK大阪ホール。

来日は知ってたけど、NHKの番組に出たとは知らなかったぞ。

もう少し大きな幅で見たい人には、You Tube にあがってたものを。

Steel Panther - eyes of a panther (TV Live Ver in Japan)

それにしても、彼らの演奏力の高さよ。なんじゃこれはと驚くぐらい巧いよなぁ。

でも、ギターのリフやフレーズがハモって聞こえるところがあるから、ひょっとして口パクか? それにしちゃ、サビのコーラスを歌うメンバーの声がリアルだしなぁ。
あるいは、ギターの別パートはバックで流して、それに重ね合わせて弾いているのか。

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おかしく感じるビジネスマナーの理由

コネタマで募集している「許せないマナー違反」ってほどじゃないけど、僕が気になるのは、――電話にでた直後、所属している組織名に続いて自分の名前まで告げる行為。

前にも同じような話題を書いたけど、あれをビジネスマナーとするのはちょいとおかしい場面もあると僕は言いたい。
業務によるので、間違っているとは言えないけれど、普遍的なビジネスマナーなんかじゃないと声をあげたい。

「名乗ることで責任の所在を明らかにする」という意味を挙げる人や文献もあるけど、電話にでた直後に名前を告げても、そこには所在を明らかにするべき具体的な責任がまだ発生していないじゃないか。
それなのに、責任の所在を明らかにする行為をするのは無意味だろう。
要件を承るときに具体的責任が発生して、それで責任の所在を明確にするために「○○が承ります(ました)」と自分の名前を告げるのであってさ。
(これが、サポート業務や通販の電話受付なら、電話にでることはそのまま注文や問い合わせなど要件を承ることだから、電話にでてすぐに自分の名前を告げるのは意味がある。)

結局、こちらが何か依頼したら相手が名前を告げるから、円滑・効率をモットーとするビジネスにおいて、告げる方も聞く方も二度手間が発生している。
二度告げてもいいじゃないかという人もいるだろうけど、ビジネスとは、しなければならないことをするものだ。「してもいい」程度のことはしなくていい。
相手に手間をかけさせないということで考えると、電話をかけてきた人に、こちらの名前を二度聞く手間をかけているわけでもあるし。
要件をつたえた後、もし、相手がうっかり名乗り忘れたら、こちらから名前を問えばいいだけ。

でも、電話に出た直後に自分の名前も告げるのが、僕の周りでは結構な範囲で正しいビジネスマナーということになっているようで、「電話にでたときに、名前を言わない人がいる」って不快そうに指摘する人がいたりして。

余計な風習ができあがったもんだ。やっぱりあの行為を正しいビジネスマナーとするのは無理があるよ。だってさ。――

A:「はい。○○産業でございます」
B:「Bと申しますが、Cさんをお願いします」
A:「かしこまりました。少々お待ちください」
C:「はい。Cでございます」

なんてやりとりが普通にあるけど、こんな会話で最初にAがBに名前を告げても全く意味がない。
電話にでたのが誰かなんてことを知っても、Bにとっては何の利にも成らない。
AがBに名前を告げることが、Cにとって何かの役に立つなんてこともない。

無い無いづくしだ。それなのに、なぜするんだ?

「要件を聞くときだけじゃなくて、電話にでたときにも、でた人の名前を言ってくれるとより丁寧な感じがしていい」なんて言う人もいるだろうけど、ちゃんとした大人なら、相手に二度名乗る手間を望んでそれに良さを感じてはいけないと僕は思うのだけど。
僕に言わせれば、「ご覧になられる 」とかの二重敬語をわざわざ望んでいるようなものだ。「敬語を重ねて使ってくれた方が、とても印象がよくていい」なんて、相手の二重敬語を褒める人がいたらその人はちょっと変だ。

それと同じで、名前を二度告げることになるかもしれない行為を、常に行うビジネスマナーとして良いことにしてはだめだと僕は思う。
名前を告げるのは、要件を承るときでいい。

なぜ僕は、あの行為にこんなに噛み付きたくなるんだろう。あらためて考えてみて気づいた。
必要ないのにあの行為をすることに、「やらされ感」や「意図的な操作」を僕は感じるからだと。
電話にでた人が、やりがいを感じ、活き活きと仕事に打ち込んでいたとしてもだ。

というのは、ビジネスの電話であの行為をするということは、何らかのやり方でそう学んだということ。
それはたぶん、「最初に自分の名前を告げたから、ちゃんとしなければ」という状況にもっていくことを組織が狙って、働く人に違和感や抵抗を感じさせずに、あの行為は良いことだと刷り込んだのだという気がするから。

そして、最初に名前を告げたからちゃんとしよう。――という思いの背景に、「ここから先は、ヘタなことはできなくなった」という "恐怖" が、ほんのわずかに漂うのを僕は感じるから。
ある前提や条件が成り立って、その影響で行動が制限される。そういうのを、 "枷" とか "縛り" って言うんだ。それで、他者から与えられた "恐怖" が "枷" や "縛り" になって働くのは、 "奴隷" って言うんだ。

電話にでた直後、所属している組織名に続いて必要がないのに自分の名前を告げる行為。――僕はそれに、外部からの操作によって、疑問を感じないように思考と行動を刷り込まれ、知らぬ間に何の疑いも持たないように奴隷化されている姿を見てしまう。

だから、僕はあの行為を好きになれないんだ。

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KISSの新譜『Sonic Boom』

少し前に書いたKISSのニューアルバム
米国では10月発売になるそのタイトルは『Sonic Boom』。

彼らのオフィシャルサイトでのニュースによると、ウォルマートとその傘下のサムズ・クラブで10月6日に発売だ。
ただいま、購入予約受付中だぞ。

オフィシャルサイトでは、収録曲 "MODERN DAY DELILAH" が聞けるようになっていました。
(開くと、すぐに音が鳴るから要注意)
リードを取るのはポール。 "Lick It Up" (邦題『地獄の回想』)に収録されていた "Exciter" を思わせるサビが耳に残るかっこいい曲だ。
"Same old way, Modern Day Delilah!" のフレーズは、ファンがライブで一緒に歌えるように作ったと思うね。
彼らは衰えていないぞ。

オフィシャルサイトのトップにも出ているけど、彼らのツアーと新譜のCM。
KISS ALIVE 35 tour / Sonic Boom commercial

You Tube で歌詞をみつけた。残念ながら動画はなく、 "Sonic Boom" のアルバムジャケットが映ってるだけ。
KISS - Modern Day Delilah (Full song with LYRICS)

彼らが11年ぶりに放つオリジナルアルバムは、ただのCDじゃないぞ。
過去の名曲を、あらためてレコーディングした "KISS KLASSICS"が付いてくる。収められた曲の数は15曲。
そして、ライヴを収録した "KISS Bonus Live DVD"。
さらに、20ページの豪華ブックレット付きで発売だ。

とはいえ、"KISS KLASSICS" の15曲を見ると、『地獄烈伝』だよな。たぶん。
あれは、「日本で世界初発売」というのが売りだったから、ひょっとして米国ではそれから出ていなかったのかも。米KISS Army が待ち望んでいたアルバムがついに手に入るという感じかな。
それとも、『地獄烈伝』をさらに再レコーディングしたのか。2008年のアルバムだから、さすがにそれはしないと思うけど。

ライブDVDの方には、以下の6曲を収録。
1. DEUCE
2. HOTTER THAN HELL
3. C'MON AND LOVE ME
4. WATCHIN' YOU
5. 100,000 YEARS
6. ROCK & ROLL ALL NITE

日本ではいつ発売なんだ?
『地獄烈伝』が出ちゃってる日本では、特典は付いてもライブDVDだけか?
なんか米国版とは違う特典が付いて欲しいぞ。
まさか、日本版にはライブDVDは付かないなんてことがありませんように。

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肉をもっと! の四分の一

マクドナルドの『クォーターパウンダー』である。
「四分の一なのに大きい」なんてつっこみを入れている人がいたけど、基本的理解が間違っているぞ。
Quarter Pound ――「1/4ポンド。つまり、約113.4グラム」だと言っているのだ。何がと言えば、「肉の量」がだ。

『クォーターパウンダー』は、吉野家で牛丼と牛皿を頼むようなものなのだ。「肉をもっと食べたい」に応えてみました的食べ物なのだ。
(そんなのわかりきった話だなんてつっこまないように。さも何かに気づいたようなもったいぶった言い方をしてみたかったのよ。)

で、なかなか美味しかった。肉のコクと旨みが感じられた。バンズもモチモチとして、いい食感だった。

「バンズ」と「パウンダー」を混同しているのだろう、『クォーターパウンダー』のことを「クォーターバンズ」と呼んでた人がいる。それは、ユニバーサルスタジオジャパンを、UFJ と言っているようなもんだ。違うかな?
とにかくだ。真面目な顔で言い間違えてると、ちょっと格好悪いからお互い気をつけよう。

ちなみに、「バンズ」は、「丸みのある小型のパン」を意味する "bun" の複数形。上下で挟んで2枚有るからか? でも1個を半分ずつに切り分けたのではないのか。だとしたら、 Two Pieces of Bun だろう。
いずれにしても、英語をもっと真面目に勉強しておいたらよかったと思う瞬間である。

閑話休題

そのバンズは普通のサイズだった気がする。ただでさへ、バンズよりもパティの径が大きいのだ。食べていると、だんだんバンズの方が小さくなってきて、最後の方は持ちづらくなってくる。うっかり持つと、肉汁やその他なんだかんだで指が汚れるのだ。
それで思った。ならば、バンズの追加サービスなんてどうだろ。 "替えバンズ" だとか。ラーメンの "玉" のようなもんだ。
バンズがもう少し欲しいという人もいると思うのだが。――いないか……

それに、 "玉" にあたるのは肉の方だろう。
というわけで、ラーメンの替え玉からヒントを得て、パティを増やした『クォーターパウンダー』ができたという話し。
信じるか信じないかは貴方次第。
(タイトルから話しが変わってしまったけどまぁいいか)

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山本"KID"徳郁はきっと帰ってくる!

離婚を公表した山本"KID"徳郁選手。
どんな場合でも、離婚するのにお気楽なんてことはないでしょうから、奥さんも彼自身も結論を出すまでは、いろいろ辛いことがあったのだと思います。

ここのところ負けが込んでいて、大スランプなんて言われてますが、実践から1年5ヶ月も遠ざかっていれば、調子を取り戻すのはなかなか時間がかかるでしょう。
最近知り合いに、手首の骨にヒビが入った人がいて、しばらく動かさなかったら手が細くなったと言ってました。両手を並べて比べると、確かに片腕が少し細い。
僕は週に一度水泳をしますが、しばらく行かないと、次に泳いだときは、思ったようにフォームができず、なんだか自分の身体であってそうでないような妙な違和感を全身で感じます。

プロでなくてもそんななのに、プロの格闘家がケガの治療で休むというのは、元へ戻すにはそれはそれは大変なことなんだと思います。単純な筋肉量だけでなく、試合のカンや動きも鈍っているでしょうから。

僕ら素人衆は、好きなことを好きに言ってればいいので、酷いことを言う人もいるでしょうけど、そんなの気にしないで、一日でも早い復活へ集中して欲しいと思います。
なにかと大変でしょうけど、格闘家としてまだまだ衰えるのは早すぎます。以前のような、スカッとした試合をKID選手ならまた見せてくれると思います。

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ミッキーとアメコミスターの共演?

@nifty のトップページで見たニュース。『スパイダーマン』や『X-MEN』のコミックで知られている出版社 Marvel Entertainment の買収を、米Walt Disney が発表したのだとか。
2社の取締役会も承認しているとのことで、買収が成立するのはかなり確実なようです。

ディズニーランドは、統一された世界観を大切にするビジネスモデルを採っているから、各ディズニーランドにアメコミのスターたちのアトラクションが、いきなり登場するなんてことは無いと思うけど。

特に、東京ディズニーランドではまぁ無いだろうな。運営側のオリエンタルランドがライセンス供与されているから、ウォルトディズニーがライセンスの内容を変えない限り、アメコミ世界の住人が主役級で登場することは起こりえないだろうから。
でも、クロスオーバーならちょっとあり得るかも。――というか、見てみたいぞ。ミッキーが窮地に陥ったときに、スパイダーマンが颯爽と現れて疾風のように去っていくとかね。
あるいは、ミッキーが、ウルヴァリンみたいなツメを出すとか。―それはないか。

スパイダーマンといえば、 USJ にあるアトラクション『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン(TM)・ザ・ライド』。
権利関係はどうなってるんだろう? ディズニーが版元を買収したからって、アトラクションが USJ から無くなることはないだろうけど。

ああそうか! ディズニー陣営によるユニバーサルスタジオの包囲網だ!
版元の権利を押さえておけば、新しい映画やアトラクションが作りにくくなるだろうし、コンテンツ供給における相手の競争力を削ぐことができる。
押さえ込み戦略ってやつか。

ネズミの大将もなかなかシビアなことをするなぁ。
(何の根拠も無い僕の想像です)

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