テレビ局の配慮不足だったの?
裁判員制度が始まって初の裁判があって、昨晩は裁判員をされた方々がテレビの取材に応じておられました。
どこのチャンネルだったか忘れてしまったのですが、「個人を特定しない形でなら取材に応じる」という条件に基づいて答えてもらったとのことだったのですが、テレビ局側の配慮が足りなかったのか、取材に対して誰が何を話したかを知ることはある程度可能でした。
というのは、顔が写らないようにしただけで、衣服が隠されていなかったから。
取材に応じてもよいと返事してくれた裁判員さんたちが話している姿を、最初は「音声無し」で写して、それに続いて、今度は「顔から下だけ」を写した状態で音声付きでした。
なので、裁判員のみなさんの胸元はしっかり写っていて、最初の「音声無し」のシーンを見ていれば、「顔から下だけ」を写した状態でも、どの人がどの声かは推測できる状態になっていました。
条件に従う約束をしたんだからさ。局側ももっと気をつかえばいいのに。曇りガラスを用意するとかさ。
それとも、裁判員さんたちとテレビ局の間で、そこまでしなくてもかまわないという事になったのかな。
| 固定リンク
コメント