Kiss!! Kiss!! Kiss!!
一緒に FOX ジャパンを見ていた某人妻から、「(反応するのは)そこかい!」とつっこまれそうだけど、しょうがない。だって僕なんか、 Kiss 世代まっただ中なんだからさぁ。
なんの話しかというと、楽しみに視ていた『アメリカンアイドル』のシーズン8。日曜の夜は、真のファイナリストが決まる日でした。
その最後の日に登場してくれたのが、我らがヒーロー、生きる伝説、いまやもう動く奇跡と言っていいと思う、スーパーゴージャスウルトラアルティメットアメイジングクールなロックバンド "The KISS" だァァッ!!!
いやぁ、もうなんと言うか、何も言えないというか、どうにでも好きにしてちょうだい、どうなってもいいわぁというぐらい感動した。
だってさ、 Kiss だぞ。 Kiss だからね。 Kiss なんだよ。 Kiss がテレビのなかで、 Kiss が動いてるんだぜ。ジーンもポールも歌ってるんだぜ。演奏してるんだぜ。お約束のギター破壊もやってんだぜ。
"化け物" と称されるような視聴率を叩き出すアメリカンアイドルのシーズン最終日に、ゲストとして迎えられるということで、アメリカにおける彼らの人気がまだまだ高いことがうかがえる出来事でした。
ちなみに、英語版の wiki で 彼らの項を見てご覧ね。もうちゃんと今回のアメリカンアイドルシーズン8への出演が書かれてるよ。
(さっき見たら、日本語版ではまだだったけどね。僕が書いちゃおうかな)
火、吹いて欲しかったなぁ……アダムに。
アメリカンアイドルの記事を書いてきたけど、ここへきて違うところで感動してしまった。
というわけで、どういうわけか自分でもわからないけど、シーズン8の優勝者は―― Kris Allen (クリス・アレン)!!
Adam Lambert (アダム・ランバート) は準優勝でした。やっぱりそうきたかという感じです。票を集めやすいのはクリスの方だと思ってたんだよなぁ。
僕としては、アダムに優勝して欲しかったのだけど。歌唱力とか、表現力とか、カリスマ性とか、音楽性とか言ったら、アダムの方が数段高いレベルにいると僕は思う。
アダムはこの後、プロデビューのオファーがあるのはもう確実だし、人気がでるのもわかってるし、ここで優勝できなくてもそう大きな影響はないでしょう。だったら、クリスに票を入れてやりたい――そう思った人もけっこういたんじゃないかなぁ。
それにしても、今シーズンのファイナリストは、このあとのデビューが気になる人がいつもよりも多かった。
3位に終わった、Danny Gokey (ダニー・ゴーキー) と、4位の Allison Iraheta (アリソン・イラエタ) は、もうデビュー確実でしょう。
ブルージーな歌声がかっこいい Matt Giraud (マット・ジロード) もオファーがあるだろうな。ブラックミュージックを突き詰めてくれれば、Lil Rounds (リル・ラウンズ) もオファー有り組だと思うし。
今風ではないけど、誠実でひたむきな印象がよい Scott MacIntyre (スコット・マッキンタイア) もオファーがあるかも。
スムーズな歌声が印象的な Jorge Núñez (ホルヘ・ヌニェス) も意外に人気がでるかも。シーズン初期のころのお気に入りだった、Michael Sarver (マイケル・セーバー) にも何かオファーがあって欲しい。
忘れちゃいけないのは、 "Norman Gentle" (ノーマン・ジェントル) こと、Nick Mitchell (ニック・ミッチェル) だ。
彼は、"Golden Idol Awards - Outstanding Male" (「ぶっ飛ん出た賞 男性部門」とでも言ったらいいのかな) を受賞。
"ノーマン" という面白キャラクターを演じきって、アメリカンアイドル史上初のお笑い路線で攻め続けた彼。彼のすごいところは、お祭り騒ぎに便乗した単なる賑やかしではなく、しっかりした音程と声量がある立派なエンターテイナーだということ。
"Norman Gentle" にもオファーがあると思うぞ。何かの番組や舞台で、きっと出てくると思う。
今期も楽しませてくれたアメリカンアイドル。シーズン9は、2010年1月から。
愛する妻よ。また一緒に見ようね。
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