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Silvertide その後

デビューアルバム "SHOW & TELL" が、激しくかっこよかったバンド Silvertide (シルバータイド) 。
二十歳そこそこの若さにもかかわらず、ベテランの風格が漂う音で、熱く堂々としたハードなロックを聞かせてくれた彼ら。

前に、「こいつらはもっと来るよ。きっとね。来なきゃウソだよ。」と書いたけど、 その後の Silvertide については、日本では全く音沙汰無しで気になっていました。

いろんなサイトでの記述を元に推測すると、どうやら彼らは、法的なトラブルに遭遇して、バンドとして活動が困難になってしまったようです。

インターネット上には、次のWebページが残ってはいます。
http://www.silvertidemusic.com/

http://www.silvertidelive.com/
とか、
http://www.myspace.com/silvertide
が――

com ドメインを Whois で調べてみると、 silvertidemusic.com と silvertidelive.com のドメイン名登録者が全く異なっているので、 Silvertide という名称の利用でもめたのかも……公的には解散はしてないけど、事実上の解散という状態かな。

で、英語版 wiki の Silvertide の項を見ると、ボーカルの Walt Lafty と、ベースの Brian Weaver が中心になって、Automatic Fire という新しいバンドを結成したのだとか。
この2人以外のメンバーはギターとドラム。ギターは、 Silvertide と同じ地元フィラデルフィアで活動していた Peppers Ghost というバンドから Evil Rob というギタリストが、ドラムには、Dave Pittinger Band というバンドにいた Brian Kilian というドラマーが参加しているのだそう。

Automatic Fire オフィシャルサイトは、こちら
(開くと急にハードな音が鳴るからご注意を)

Myspace にもサイトを持ってるよ。彼らの曲を4曲聴くことができます。
http://www.myspace.com/automaticfire
(こっちも開くと音が鳴るから用心を)

う~ん、正直言って僕にはちょっと難しいかなぁ。 Silvertide に比べると、活きのよさとか、インパクトとか、鋭さとかが、全体的に小さくなっちゃったって印象がします。
バンドの方向性は大きく変わってないと思うけど。

さっき youtube で探してみたら、 automatic fire silvertide と入力して検索すると、ライブ映像が見つかりました。今年の3月のライブのようです。

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イメージするだけに、ちょっと……

あるお店の看板――もう少し表示を変えると印象がいいのになぁと思う看板。

ご商売の邪魔になるといけないので詳しくは書かない。
どこだかわかる人がいても、お店の名前や場所に関する指摘はしないでね。

ある場所のある道路脇にその看板はあります。
看板に書いてある文字は、「餃子がおいしい」。
で、その「餃子がおいしい」の右横あたりに、犬のシルエットが……

いやまぁ、すぐに意味は想像できましたよ。「ペット同伴OK」ってことだって。あとで調べて、実際そうだったし。

それでもねぇ……

「ペットもご一緒にどうぞ」とか、はっきり書いた方がよかった気がします。
「ペット」っていう表記をしたくなかったのかな。最近では「ペット」と呼ばないで、「ライフパートナー」と呼ぶそうだし。

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David Cook, Over 1 million copies!

昨晩の『アメリカン・アイドル』のなかで司会のライアンがふれてたけど、シーズン7の優勝者 David Cook (デヴィッド・クック) が、3ヶ月でセールス100万枚越え達成だそうな。
しかも、デビューアルバム "David Cook" と、シングル "Time of My Life" それぞれで。

彼の人気はすごいんだなぁ。そういえば、このシングルの曲は、確かデヴィッドが優勝時に歌った曲だったような――『アメリカン・ソングライター』だったかな。そんなような名称の作曲コンテストで優勝した曲だったと思います。

最初に聞いたときは、彼にぴったりの曲だとは思わなかったけど。僕は、デビューシングルの "Light On" の方が彼らしい感じがして好きだなぁ。
でも、100万枚達成したということは、彼がこの曲を歌うのを支持した人が多かったんだよなぁ。

彼がインディーズで発表したアルバムは、3年で1000枚(だったかな?)が売れただけだと言ってたけど、今の彼は、3ヶ月で100万枚を達成。
アメリカン・アイドルで優勝するとはそういうことなのだと、あらためて全米の視聴者の脳裏に刻み込んだデヴィッド。

快進撃はきっとまだまだ続くぞ。

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Megan Joy が脱落

スカパー!の FOX で放映している『アメリカンアイドル シーズン8』。
日曜の夜は、全米視聴者による投票結果の発表――脱落したのは、 Megan Joy (ミーガン・ジョイ) でした。

僕も妻も見ていて、全くの選曲ミスだと思いました。彼女の魅力を伝えるのは、ボブ・マーレイの曲ではないだろうに。

当初のお気に入り Scott MacIntyre から変わって、今のお気に入り Adam Lambert は、危なげなく通過。
結果発表直前に呼びかけられたときの彼の笑顔からは、いい意味で「オレのステージにミスはなかったはずだ」という自信のようなものが感じられました。

1つ前のステージの振り返りを見てて、印象があらたまってしまったのは、 Kris Allen。
いい声でいい雰囲気で歌ってくれます。今期は彼もいくかも……見ているときはそれほど強く感じられなかったのだけど。

お気に入りのなかでは、歌唱力があって期待はしているのだけど、選曲がいまいちで意外に苦戦しているのが、 Lil Rounds。音域・音程・声量などなどすごく安定した歌唱力があるのに。
視聴者に強烈な印象を残すには、自分の強みがわかっていてそれを活かすことができる曲を見つけて、それが伝わるアレンジがどのくらいできるかが大切。そういう意味で、彼女は音楽的なセンスというか、表現力というかがちょっと弱いのかも……
(曲の使用許可が下りるかどうかという、選曲の難しさもあるのだとか)

土曜日のステージングを見ている分には、今年は、アダムとクリスでの決勝という気がしてきました。

でもまだまだわからない。
アメリカン・アイドル シーズン8は、8強になって次週へ――次週のテーマは、「生まれ年の曲」です。

ちなみに、 American Idol オフィシャルサイトに載っている8強の年齢は以下のよう。
(アルファベット順。カタカナ読みは、日本語版 wiki から引用)

・Adam Lambert (アダム・ランバート) 25歳
・Allison Iraheta (アリソン・イラエタ) 16歳
・Anoop Desai (アヌープ・デサイ) 21歳
・Danny Gokey (ダニー・ゴーキー) 28歳
・Kris Allen (クリス・アレン) 23歳
・Lil Rounds (リル・ラウンズ) 23歳
・Matt Giraud (マット・ジロード) 23歳
・Scott MacIntyre (スコット・マッキンタイア) 23歳

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一縷の望み。『戦闘潮流』再びを

わかる人にだけわかる話し。

コンビニで『ジョジョの奇妙な冒険 PART5 黄金の風』を立ち読み。
連載していたのは10年前ぐらいかな。今でも通用する質の高さ。シリーズ全部が十分な賞賛の言葉が見つからないぐらいすごい漫画。アイデア満載、迫力満点だ。

僕にとっては本当に面白い漫画です。

立ち読みしていて、気になりだしたのは『カーズ』のその後。ジョスター一族と『カーズ』との完全決着を描いて欲しいなぁ。『ジョジョの奇妙な冒険 未来宇宙編』といった感じで。

最初のシーンは――

宇宙空間。ただよう正体不明の物体。その時代、恒星間航行を実現した人類の宇宙船が物体に近づいてくる。回収される物体。
「なんだこれは?」
「見たところ、ただの氷の固まりのようだが……」

そして、物語の幕開けの台詞は、こう――我われは…・この氷に見覚えがある…この大きな氷の固まりを知っている――なわけないか。

作者の荒木飛呂彦さんは、過去に使ったキャラクタを再登場させるのが、あまりお好きではないとの話しもあるようだから、難しいだろうな。

でも、期待するのは罪でも何でもない。ジョジョの未来編。いつかはほんとに読みたいぞ。

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カラスの死骸が消えるときは……

「カラスが亡くなると、その瞬間にフッと消える」という話しがあります。

本気で信じている人がいるようだけど、いわゆる都市伝説。その人たちがなんと言おうと、カラスの死骸は魔法のように忽然と消えたりしません。

だって、窓から見えるとこに、いま有るから。さっきから消えてないし。ずっと有るし。まだ有るし。消えないし。

しかし! まさしく今、カラスの死骸が僕の視界から消えようとしている。嗚呼、一瞬見えなくなった。おぉちらっと見えた! アッ! なんか微妙に見えたり見えなくなったりしてる! そして、カラスの死骸は僕が見ている前で消えていきました。

町の環境課のおじさん。電話したらすぐ来てくれてどうもありがとう。

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4月22日は何の日?

4月22日は、「カーペンターズの日」

日本のファンからのリクエストを参考に選曲したというベストアルバム「カーペンターズ40/40」は、今日が発売日。
そして、発売元のユニバーサル・ミュージック・ジャパンが、日本記念日協会に「カーペンターズの日」を申請して登録されたというわけだそうです。
(日本記念日協会なんて、初めて知りました。ちなみに、4月22日の意味は、カーペンターズがメジャー契約を交わし、正式にカーペンターズのグループ名で活動を開始したのが1969年4月22日だからだって)

今朝、兄のリチャードがNHKでいろいろとインタビューに答えていました。(カーペンターズの日のことは出なかったけど)
なんでいまカーペンターズなんだと思っていたら、今年はデビュー40周年だから。それでもって、リチャードは来日していて、昨日は、都内でファンイベントも開催されたそうです。

子供のころは、カーペンターズは嫌いじゃなかったけど、「カーペンターズが好き」と言っている人はあまり好きじゃなかった。
彼ら彼女たちいわく、「2人だけなのに、何人もで歌っているように聞こえるのがすごい」って……そういうことを、嬉しそうに言う無邪気さというか、おぼこさというかが嫌だったんだよなぁ。

それはスタジオで重ねているからでしょうが、とさめた目線を送っていたのが僕。
全世界でセールスを上げていたカーペンターズだから、トラック数がこれでもかというほどあるミキサーとか、コーラスマシンとかディレイマシンとかを惜しげもなく使ってるに決まってんじゃんって。
(ちょっと知ってるかと思って、イヤなやつだな。みんな、ごめんね)

当時読んだ音楽雑誌でも、似たような趣旨を書いた筆者名付きの記事を見たことがあって、そのときは「カーペンターズのコーラスを、こんな風に言うなんて……プロの評論家なのに、何にもわかってない人だなぁ」と思ったことがありました。
雑誌名や、それを書いた評論家の名前は覚えてないけど。

今思えば、そう書くように頼まれたとか、大人の事情があったんだろうなぁ。もう1つ言えば、僕の周りでカーペンターズのコーラスのことを褒めていた同級生たちは、そういう記事を読んで言ってたんだろうな。

人によって好き嫌いはあっても、カーペンターズが世界的にヒットしたのは事実。彼らの音楽で、心癒やされたとか、頑張ることができたという人だってたくさんいるはず。

カーペンターズと言えば、リードボーカルのカレンの印象が強いだろうけど、作曲・編曲を主に担当していたのはリチャードなわけで、「カーペンターズ」が世に出す曲の素材としての旋律は彼が創ったもの。まだまだお元気そうだったから、これからも素敵な音楽をファンの人に届けていって欲しいなぁ。

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復活の『横浜マリンタワー』

2006年末にいったん営業を終了した横浜マリンタワーが、本年5月23日(土)午前10時にグランドオープンです。

横浜経済環観光局の発表によると、開港150周年にあたる2009年に向けて再開を目指していたのだとか。
「マリンタワー再生事業」に応募してきた事業者は4社。そのなかからリスト株式会社という企業が決定されたそうです。

以前、マリンタワーの前で開催されたイベントに参加したことがあります。冬場のイベントで海からの風がとても寒かったけど、楽しい時間でした。
マリンタワーが再開されることだし、あのイベントもまた始まらないかなぁとちょっと期待しているのですが。

■横浜マリンタワー オフィシャルサイト
http://marinetower.jp/

■横浜経済観光局 マリンタワー再生事業
事業者選定の評価基準や市民アンケートなど、再生事業に関する詳細な情報を見ることができます。
http://www.city.yokohama.jp/me/keizai/kankou/zigyo/marine.html

■横浜市経済観光局の記者発表(記者発表資料 平成21年2月16日)
http://www.city.yokohama.jp/me/keizai/happyou/h20/210216.html

■リスト株式会社のコーポレートサイト
http://www.list.co.jp/
JP WHOIS で検索すると、リスト株式会社は、ドメイン名 MARINETOWER.JP の登録者にもなっています。
(有効期限が2009年4月30日になってるけど……更新情報がまだ反映されていないのかな)

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Michael Sarver、脱落

FOXジャパンで放送中の『アメリカン・アイドル シーズン8』。

昨晩は結果発表の日だったけど、ちょっと飲んでたせいか、うかつにも番組中に居眠りをしてしまった――で、あとで妻に結果を尋ねると、Michael Sarver (マイケル・サーバー)がさようなら。

う~ん。応援していたんだけどなぁ。残念。でも確かに、前回のステージで印象深いパフォーマンスを残せたかというとそうではなかったし。
全米の視聴者の人気投票で次のステージ進出者が決まるからなかなか難しい。

彼の挑戦は第10位という結果で終了。ということは、シーズン終わりに恒例のトップ10コンテスタントによるツアーには参加できる。彼のファンになった人には、そこで再び彼の姿を見ることができるぞ。

彼にはオファーがあるかなぁ。ちょっと難しい気がするなぁ。音楽性とか、曲を自分のものにする表現力とかが他のコンテスタントに比べると、劣っているような気がしてきた。レコード会社のマネジメントの関心を引くには弱いかも。

回が進むと、シーズン始まりとは各コンテスタントへの印象が、僕のなかで変わってきた。

最初にお気に入りだった Scott MacIntyre の声に、正直ちょっと飽きてきてしまった。いつも似た選曲のせいかも。彼の持ち味を出しやすい曲を選んでいるとは思うけど、傾向が似た曲が続くと楽しめないよなぁ。

男性のなかでは、
・Danny Gokey (ダニー・ゴーキー)
・Matt Giraud (マット・ジラード)
・Adam Lambert (アダム・ランバート)
がこれからの注目かなぁ。

音楽性の広さとか、声のコントロールの技術、ルックスとか雰囲気という観点も含めて、有力なのはアダムかも。
ハードでつんざくようなハイトーンでシャウトすることもできれば、抑えたファルセットで全く別の表現を見せることもできるアダム。
僕の好みとしては、高音域での彼の声はあまり好きではないけど――今期は彼がいっちゃうかも――

女性のなかでは、Lil Rounds (リル・ラウンズ)が圧倒的という印象は変わっていない。
けれど、彼女もうかうかはしてられない。声量や音程の確かさ、音域の広さなどなど歌唱力があるのは確かなんだけど、選んだ曲によっては、とても上手な物真似に聞こえることがあるのはマイナスポイントかな。

今期コンテスタント最年少、Allison Iraheta (アリソン・イラエタ) 16歳の高校生とは思えない貫禄ある歌声も油断できないライバルだし。

アメリカン・アイドル シーズン8は、残り9人になりました。

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覚えておこう。 Susan Boyle を

さっき goo で見たニュース。Susan Boyle (スーザン・ボイルでいいのかな)さんは47歳。失礼ながら、実年齢よりは上に見える垢抜けない風貌、二重あごの女性。
そして、英国で放送されている公開オーディション番組『Britain's Got Talent』に挑戦して、衝撃的な印象を残した女性。

"衝撃的" の意味は、会場の聴衆も審査員をも文句なく黙らせたという意味。

審査員には、『アメリカンアイドル』でお馴染みの辛口審査員サイモンもいるのにだ。(サイモンって、母国でも同じような企画に参加してるのね)

彼女には、今すぐにオファーがあっても変じゃないでしょう。たとえ優勝できなくても、オファーは絶対あると思います。

彼女のニュースは世界中を駆けめぐっているようで、 さっそく youtube にも動画がアップロードされてます。youtube での再生回数は、1千万回を超えていました。

http://www.youtube.com/watch?v=9lp0IWv8QZY

『アメリカンアイドル』のときのサイモンを知っている人は、彼女が歌い出したときのサイモンの表情に注目!

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My First Swallows

ジャズのスタンダードみたいになってしまった。英語としてどうかなんてことは言わないで。気分はこういう感じなのだ。

今年初のツバメに出会ったという話し。春なんだねぇ。

春と言えば、僕の春は少し前に訪れた――恋愛話ではないよ。結婚しているし――結露だ。朝、窓に結露がでなくなった。
朝一番の結露取りが、寒い時期の僕の作業。それをしなくてよくなるまでは、僕にとっては春はまだまだ。

梅が咲き、桜が咲き、結露がなくなり、桜が散り、木に緑が目立ってきた今日、僕の周りにツバメが現れた。今年も新しい春が来た。

経済が悪かろうと、良かろうと、ミサイルだか衛星だかが飛ぼうが飛ばまいが、春は来るのだ。

これからどんどん暖かくなっていく。暖かいの大好き。世界のあらゆる寒々しい時期が早く終わりますように。暖かい日々に乾杯!

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Over The Rainbow――いい話じゃないか。

オズの魔法使いではない。ハードロック好きならもう知っているだろから、詳しくは書かない。でも、言おうと思えばすごく簡単に済ませられる――かつて存在したハードロックバンド Rainbow の元メンバーが中心となって結成されたのが Over The Rainbow。

いわゆる、トリビュートバンドといえるだろうけど、ちょっと違うのは、ギター以外は元メンバーで結成されたということ。
そのギターが、本家 Rainbow のギターだったリッチー・ブラックモアの息子、ユルゲン・ブラックモア (Jürgen Blackmore) だっていうからなんじゃそりゃ? だ。

まったく、オリジナル Rainbow のギタリストの息子がギターを弾くなんて――ほんとにそんなのありか? という感じだ。ボンゾの息子がドラムで Zep を再結成というのとはわけが違うぞ。ボンゾの場合はもう本人がいないんだからさ――

なんて思ってたんだけど、ユルゲンのオフィシャルサイトを見て考えが変わった。

彼のサイトに、"Over The Rainbow" のプロジェクトについての思いが書かれている。今回のプロジェクトについて直接語りたいという書き出しから始まるそのメッセージによると、彼はこのプロジェクトの打診がきてから父とも話しをしたとのこと。

「ローリング・ストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」の1人に選ばれたことがある父は、彼に「そのままやってみろよ」と言ってくれたのだとか。

いい話しじゃないか。

考えてもみて欲しい。貴方の父親が、ある分野で偉大な人として世界的に知られているとしたら。そして、父と同じ職業に貴方もついているとしたら。その父がかつてやっていた大きな仕事を、子供の貴方にやってみないかと依頼があったとしたら――

そりゃ悩むわな。やってみたくもあり、避けたくもありというところか。

父と比較されるのは目に見えてるし、歓迎してくれる人ばかりじゃないということも予測がつく。批判とくれば、そりゃもう行き場がないというくらいボロカスに言われるのに決まっているし。

父親だって当然そこまで考えたはず。父親が「リッチー・ブラックモア」であるが故に、息子がとてつもない中傷にさらされる場合も起こりえるわけだ。それでも、やってみればいいと言ったのだから、親にしかわからない子への深い思いがそこにはあったのだと思う。

"I am not my Father and I “NEVER” can replace him, but i will try to give these Fans one time the chance to see this……"
(Jürgen Blackmore Official Site より引用)

というユルゲンの言葉が全てを語っていると思う。

Jurgen Blackmore オフィシャルサイトは、こちら。http://www.jrblackmore.de/

ユルゲン以外のメンバーは次のよう。

ボーカル:ジョー・リン・ターナー (Joe Lynn Turner)
キーボード:トニー・カーレイ (Tony Carey)
ドラム:ボブ・ロンディネリ (Bobby Rondinelli)
ベース:グレッグ・スミス (Greg Smith)

ちなみに、ボーカルの彼の名前は、「ジョン・リー・ターナー」じゃないからね。スペルを見てご覧らんね。
今だに間違えてる人がいるし。彼が歌った Rainbow のアルバムから約30年が経ってんだから、覚えてあげようよ。

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祝! シーズン4

何がって――『LOST』の話しではない。『24』でもなければ、『ER』でもない。『CSI:科学捜査班』でも、『HEROES/ヒーローズ』でもなければ、『Lの世界』でも、ましてや『セックス・アンド・ザ・シティ』では断じてあり得ない。

本日の新聞のテレビ欄を広げてみたまえ。見るのは、NHKだ。そして、00:55からだ。
――見ていただけただろうか――そう。『サマリーマンNEO』である。

シーズン4である。ついに、シーズン4が始まる。やってくる。
『サマリーマンNEO シーズン4』である。

昨年10月にシーズン3が終了したとき、私はこう書いた。
「今はただ、そう遠くない未来に再び彼らに遭遇できることを、我々迷えるサラリーマンはひたすら祈ろう。」と。
続く同年の師走には、かの国民的年末歌唱行事にセクスィー部長が、やってくるや否やという期待を書いた。

そして、多くの日本国民が、2008年の締めくくりにセクスィー部長の姿を見ることができたのである。

我々の祈りに対する兆候はそのときに見えていたのだ。啓示はそのときにすでに我々の前にあったのだ。
なんと、愚かなことだろう。我々のような愚民は、いつも事が起こってからそのことに気がつくのである。

朝の出勤時、玄関先でふと気づく金木犀の香りが啓示かもしれない。冬の駅の自販機で買った缶コーヒーが、しゃれにならないほど熱かったのが啓示だったかもしれない。会社で資料の準備を急いでいるときに、コピー機が起こした紙詰まりが啓示であるかもしれない。

啓示とはかくのごとく、よほど慎重に謙虚に捉えねばわからないものとして、いつも我々の前に置かれるのだ。――

いやまぁ難しいことはとにかく、我々の祈りが通じたのだ。セクスィー部長も当然帰ってくるのだ。セクスィー常務はご出演なさるのだろうか。楽しみである。

予告編はここで見ることができる。
■PRムービーはコチラ! というリンクをクリックだ!

おおっといかん。興奮して忘れるところだった。初回は、4月12日日曜日。午後23時からである。志高き者は、刮目して待て!

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きれい好きは、ほどほどに。

「見えない汚れで汚れてました」ってCMを見て、見えなければそれでいいじゃないかと思った。匂いがでてるわけじゃなし。

まな板とか、風呂釜とか、便器、衣類とかの洗剤のCMって神経質すぎるものが多い気がします。

「しっかり洗ったつもりでも、拡大してみると……」なんて――顕微鏡で拡大してやっと見えるものなんて、居住環境や身体の衛生面にさして支障なく暮らしているなら、気にしてどうする!?

以前に同じことを書いたけど、雑菌を気にしなければいけない状況でないなら、それなりに洗ってればそれでいいだろうに。
病やケガ、年齢的に抵抗力が弱いなどなどの雑菌に気をつかう必要があるなら別だけど。

とか言ってたら、妻が指摘するに、「衣類の汚れって、季節が過ぎて片付けたあとから何かとでてくるからよ」なんだとか。
目には見えなくてもあとで臭いや虫食いの要因になるものが付着しているということなのね。なるほど、そういう話しなら理解できる。それなら、雑菌を気にする状況があるわけだから。

だったらなおさらだなぁ。気持ちの問題だけだし。具体的な理由が無くても見えない菌が気になって仕方ないというなら、きれい好きを通り越して少々病的と言えると思う。
誰かが操ってくるとか、いつも見張られてる気がするとか、そんな根拠の無い不安と質的に同じような気がします。

物をきれいにするのはいいことでしょうが、ほどほどでいいでしょう。

そういう気持ちの問題を刺激してくるCMも、どうかと。あれこれ述べて、不確かな不安を生じさせて売買に結びつける悪徳セールスのようなものだから。
視聴者の不安を増大させるようなCMは、やり方を変えて欲しいなぁ。理由もなく見えないものを気にする人を増やすかもしれない側面は見直した方がいいと思うぞ。

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光のクロスステッチ

いつも楽しみにしている@niftyの『デーリーポータルZ』。
今日は「はっけんの水曜日」。担当は、著書『妄想工作』(廣済堂)も記憶に新しい"僕称" 工作師 乙幡啓子さん
("僕称" っていうのは、今考えた。僕がそう呼ぶから "僕称")

タイトルは、空中に描く、光のクロスステッチ

ぜひ、リンク先の記事を最後まで読んで、見て欲しい。ほぉーって言うよ。
光のクロスステッチ。アートとして、これ、結構いけるんじゃないかと思う。

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Excelのセルに表示できる全角の文字数

この記事は、自分用の覚え書きです。

エクセルで、セルに入力した全角文字列の表示最大数は、セルの表示形式によって変わる。

1.セルの表示形式が「文字列」の場合
全角文字数が255文字まで表示できる。
256文字以上になると # が並んで表示され、元の文字列では表示されない。

2.セルの表示形式が「標準」の場合
セルの中に見えるのは全角文字数が1,256文字まで。ただし、列幅255(Excelの仕様で示された限界)で、100%表示。
1,257文字を超えても、セルの中に見えないだけで文字化けやエラー表示はしない。全角で3,2767文字まで入力可能。それ以上は無視されて入力できない。

Windows Vista Business、Excel 2002
Windows XP Professional、Excel 2003

※Excelのヘルプには、セルの内容の長さ (文字列) は、「32,767 文字。セルに表示できるのは 1,024 文字まで。数式バーでは 32,767 文字すべての表示が可能。」とある。ヘルプの説明を超えて表示できる理由は不明。

■1.の確認で使用した式
セル A1
=REPT("あ",252)&"いいい"

セル A2
=RIGHT(A1,3)

セル A3
=LEN(A1)

■2.の確認で使用した式
セル A1
=REPT("あ",1253)&"いいい"

セル A2
=RIGHT(A1,3)

セル A3
=LEN(A1)

■参照サイト
マイクロソフトのサポートオンライン
文書番号: 211580 - 最終更新日: 2007年2月20日 - リビジョン: 6.0
Excel のセルに表示されるのは 1,024 文字のみ

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トップ13。そして……

いやぁ、アメリカン・アイドルシーズン8は、思いもしなかった展開になりました。

例年通り、本選へ進むトップ12人を選ぶためのステージと、それに続く視聴者投票。
シーズン8には新ルールがあって、3グループに分かれた中からTOP12の9人まで選んだ段階で、残り3枠は3グループでの審査の過程で落選したコンテスタントから、「ワイルドカード」と呼ばれるメンバーを審査員が選出し、そこからさらに3人を選ぶというもの。

ワイルドカードには7人が選出。

続く、結果発表の日、早くも2枠が埋まって、トップ12の最後の1枠に対して、残ったのは、アヌープ・デサイ (Anoop Desai)と、ホルヘ・ヌニェス(Jorge Núñez)の2人。

うちでは、2人とも妻が応援していたコンテスタント。どちらも残したいけど、そうもいかない。どちらが勝ち上がるかと問うたら、ホルヘでしょうと答えた妻。

最後に名前が呼び上げられたのは、セクシーでスムースな歌声をもつホルヘでした。
アヌープはここでさようなら――と、思いきや。落胆の様子のアヌープに審査員の4人から特別に伝えたいことがあると言い出して――なんと、アヌープも合格との発表。

審査員の計らいで、シーズン8は特別に1枠増やしてTOP13にするという展開。たぶん最初からの台本通りなんだろうけど、それでも、通例を破ってコンテスタントの枠を増やす展開には、なかなか興奮してしまった。

さて、いつもより1人多いTOP13が求められたテーマは、「マイケル・ジャクソン」。難しいなぁ。個性が強いシンガーだからなぁ。
でも、誰かが去らなければならないというルールは変わりなし。それは鉄の掟。

そして、またまた視聴者投票の結果発表に最後まで残されたのはホルヘとアヌープ。
ホルヘが歌ったのは、"Never Can Say Goodbye"。歌唱力という点では、圧倒的にホルヘ。"Beat It" を歌ったアヌープは、選曲ミスという印象。あの曲は、マイケル以外には誰も歌えないでしょう。誰が歌ってもマイケルの姿がちらついて、物まねにしか見えない。

で、全米の視聴者が選んだのは――アヌープ! という名前が呼ばれて、僕も妻もびっくり!!

いや、ホルヘだろう。そこはどう聞いてもホルヘだろう。と突っ込んでしまった。アメリカの視聴者は何を考えてるんだ!?
残念ながら、セクシーな歌声をもつプエルトリカンはここで落選――という前に、まだチャンスがあるのがシーズン8。

今期の新ルールがまだあります。それは、ここからTOP5までの過程で、落選者を審査員の権限で戻すことができるというルール。ただし、条件が3つ。
1.誰を復帰させるかについて、4人の審査員全員の意見が一致した場合のみ。
2.復帰ができるのは1名だけで、審査員がこの権利を行使できるのは1度だけ。
3.審査員が、この権利を行使した場合、翌週の落選者は必ず2名。

はたしてホルヘは?

残念ながら、選ばれませんでした。1度しか使えないルールを、しょっぱなには使わんわなぁ。わかってたけど、期待しちゃう。
ホルヘの他にもう1人、ジャスミン・マーレイ(Jasmine Murray) という女性も落選したので、TOP11となって次回へ。

急に枠が増えてTOP13になったステージはどうなる? という視聴者へのつかみがばっちりだった今回でした。

追伸:
ホルヘ・ヌニェス(Jorge Núñez)の名前は覚えておいた方がいいという気がします。
甘いマスクと、セクシーな歌声。ラテン系っていっちゃっていいのかな? そういう感じのアーティストが好きな人なら、彼のことは気に入ると思います。
彼にはどこからかオファーがあって欲しい。

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27秒の決着後に気になったのは……

録画しておいた総合格闘技『DREAM』の第8回大会。メインは、桜井 "マッハ" 速人と青木真也。

結果は、27秒でマッハの圧勝。

開始直後に速攻で打ち込んできたマッハに対して、高速で沈み込んで脚を取り、グランドにすぐに持ち込んだ青木。
でも、慌てず騒がずうまく返したマッハが、青木の顔面に膝蹴りを連発。さらに、青木の上体が少し上がったかとみると、今度はパンチを連打。慌てた様子で止めに入るレフリーという展開。

パンチにさらされている途中で、ふっと青木の意識が飛んだのがTVの画面でも感じられました。
いやぁなかなか鬼気迫る桜井選手の攻撃でした。テレビの前で興奮して叫んじゃったけど、見ていて怖くもあった試合でした。

解説の高阪剛が試合前に言ってましたが、「どれだけ冷静に、冷血に攻められるかが鍵」というのは本当でした。

今回の試合はウェルター級に上げてきた青木選手でしたが、今後はまたライト級でやっていくそうです。
負けはしたけど面白かったし、迫力ある試合をどんどん見せて欲しいです。

ところで、ぜんぜん関係ない話しだけど、試合後にリングサイドで涙を流していた青木選手。その彼と何か会話を交わしていた女性(女性だと思ったのだけど)が気になってしまった。

あの人は誰って?

泣き顔を隠しもせず、その女性に顔を向けて話す青木選手。そんな青木選手に耳を近づけて話す女性。
頬を寄せるようにして青木選手に顔を近づける姿は、まるで恋人。でなければ親族か――気になる――
(まぁ、彼女が誰であっても、観客が興奮する会場で会話するには耳を近づけるしかないけどね)

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パープルとイングヴェイがやってくる。

今月は、Deep Purple (デープ・パープル)と Yngwie Malmsteen (イングヴェイ・マルムスティーン)のダブルヘッダーだ。

ご存じなかった人もおられるだろうから、くどいのを覚悟で説明しておくと、両者の来日が今月あるという単純な意味ではない。
来日競演だ――エイプリルフールじゃないよ! (念のための明言)

イアン・ペイスとロジャー・グローバー、イアン・ギランは健在らしい。ギターとキーボードは、今はそれぞれスティーヴ・モーズとドン・エイリーだとか。

往年のファンにはちょっと残念かも。やっぱ、キーボードはジョン・ロードで、そして願わくばギターは、リッチー・ブラックモアであって欲しいのが本音かな。
とはいえ、イングヴェイのギターに、イアン・ギランがからむというシーンは、一度は見てみたい気がします。

3部構成で、1部と2部がそれぞれのライブ、そして3部で競演という構成らしいです。

『ハイウェイ・スター』をイングヴェイのギターで、ギランが歌うのか? あの4連の高速フレーズなんかイングヴェイにピッタリじゃないか。あれをイングヴェイにやらせたくって、2者の競演を考えたヤツがいたとしても不思議ではない。

それともあるいは、『チャイルド・イン・タイム』か。いやそれではイングヴェイの出番があまりない気がする。だとしたら、『スモーク・オン・ザ・ウォーター』か。いや。あの曲のリフやソロもイングヴェイが弾くにはちょっと地味かな。
だったらそういうことなら、やっぱり『ブラックナイト』か。

はたまた、『紫の炎(Burn)』か――でもそれは、デヴィカバでないと……でもでも、あのリフをイングヴェイが弾くのを見たい、聞きたい。ダララララ~。ッラ・ラララ・ラーラッ。ダララララ~ッラダラララ~ンって弾きながら、ピックを持った右手を、さっと高く上げるイングヴェイを見たい! ギターをブーンって背中へ回して前へもってくるイングヴェイを見たい!

そんなこと言うなら、『スピード・キング』や『レディ・ダブル・ディーラー』もいいじゃないか。リフやソロを弾き分けるイングヴェイとスティーブ・モーズに、イアン・ギランのシャウトがからんでくるなんて豪華の極みだぞ。『ストレンジ・カインド・オブ・ウーマン』で、イングヴェイとスティーブ・モーズが弾くフレーズに、イアン・ギランがウーウッ・ウーウッ・ウウッウーッとか合わせるなんてのも大ウケだぞぅ――などなどいろいろ期待、想像してしまう。

僕は行けないけどね。フン。

発表されている来日メンバーは次のよう。
■ディープ・パープル
Ian Gillan (Vo)
Roger Glover (B)
Ian Paice (Ds)
Steve Morse (G)
Don Airey (Key)

■イングヴェイ・マルムスティーン
Yngwie Malmsteen(G)
Tim "Ripper"Owens (Vo)
Bjorn Englen (B)
Patrick Johansson (Ds)
Michael Troy (Key)

ジェフ・ベックとエリック・クラプトンといい、最近はダブルヘッダーがブームなのか?
5月には、シカゴとヒューイ・ルイス&ザ・ニュースが来日競演するのだとか。

全盛期を支えたファン層が、今は40代~50代だろうから、10代・20代のファンと違って、自分の自由になるお金もそれなりに持っている世代。ロックキッズだったころのヒーローたちがやってくるとなれば、チケットがはけることが期待できるし。

プロモーターにしたって、ギャランティー的にもさすがに人気絶頂のころよりは安くなっているだろうから、まとめて呼びやすいというのもあるだろうな――お客の入りが確実に期待できるミュージシャンを、格安で呼べるおいしいビジネスというわけかな?

なんだか、昔の地方でのロードショーみたいだな。
うちの実家の方では、『スター・ウォーズ』と『E.T.』が二本立てでやってたし……

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