4月22日は何の日?
4月22日は、「カーペンターズの日」
日本のファンからのリクエストを参考に選曲したというベストアルバム「カーペンターズ40/40」は、今日が発売日。
そして、発売元のユニバーサル・ミュージック・ジャパンが、日本記念日協会に「カーペンターズの日」を申請して登録されたというわけだそうです。
(日本記念日協会なんて、初めて知りました。ちなみに、4月22日の意味は、カーペンターズがメジャー契約を交わし、正式にカーペンターズのグループ名で活動を開始したのが1969年4月22日だからだって)
今朝、兄のリチャードがNHKでいろいろとインタビューに答えていました。(カーペンターズの日のことは出なかったけど)
なんでいまカーペンターズなんだと思っていたら、今年はデビュー40周年だから。それでもって、リチャードは来日していて、昨日は、都内でファンイベントも開催されたそうです。
子供のころは、カーペンターズは嫌いじゃなかったけど、「カーペンターズが好き」と言っている人はあまり好きじゃなかった。
彼ら彼女たちいわく、「2人だけなのに、何人もで歌っているように聞こえるのがすごい」って……そういうことを、嬉しそうに言う無邪気さというか、おぼこさというかが嫌だったんだよなぁ。
それはスタジオで重ねているからでしょうが、とさめた目線を送っていたのが僕。
全世界でセールスを上げていたカーペンターズだから、トラック数がこれでもかというほどあるミキサーとか、コーラスマシンとかディレイマシンとかを惜しげもなく使ってるに決まってんじゃんって。
(ちょっと知ってるかと思って、イヤなやつだな。みんな、ごめんね)
当時読んだ音楽雑誌でも、似たような趣旨を書いた筆者名付きの記事を見たことがあって、そのときは「カーペンターズのコーラスを、こんな風に言うなんて……プロの評論家なのに、何にもわかってない人だなぁ」と思ったことがありました。
雑誌名や、それを書いた評論家の名前は覚えてないけど。
今思えば、そう書くように頼まれたとか、大人の事情があったんだろうなぁ。もう1つ言えば、僕の周りでカーペンターズのコーラスのことを褒めていた同級生たちは、そういう記事を読んで言ってたんだろうな。
人によって好き嫌いはあっても、カーペンターズが世界的にヒットしたのは事実。彼らの音楽で、心癒やされたとか、頑張ることができたという人だってたくさんいるはず。
カーペンターズと言えば、リードボーカルのカレンの印象が強いだろうけど、作曲・編曲を主に担当していたのはリチャードなわけで、「カーペンターズ」が世に出す曲の素材としての旋律は彼が創ったもの。まだまだお元気そうだったから、これからも素敵な音楽をファンの人に届けていって欲しいなぁ。
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