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次はハイブリッドインセクター……かな

清水栄一・下口智裕 作のロボット漫画、『鉄のラインバレル』(くろがねのラインバレル)。
深夜に放映されていたTV版はこの前、最終回を迎えました。

実はこの番組少し気になっていたので、初回の数話は見てました。でも正直、主人公の何とも言えん思い上がった勘違いしたキャラクターを見ているのが恥ずかしくて、番組を見なくなってしまった。

でも、けっこう熱いキャラクター設定だったから、最終回はそれはそれは熱くなるだろうと予想して、最終回だけを録画しておいたしだい。

熱血なロボット漫画は好きなのだ。

結果は、期待通り。いやはやもう笑っちゃうくらいの熱い展開。最終回までのストーリーを何もわからなくても僕には十分楽しめた。
(これ褒め言葉のつもりで使ってるから。ファンの人がいたら勘違いしないでね)

雰囲気的には――

「皆の力を集めるんだ!」
「パワーを集中させろ! 」
「信じてる……だから、勝って」
「アイツなら……アイツなら、やってくれるさ」
「まだだ。まだ足りない……もってくれよ」
「何かに掴まれ! 一気に放出するぞ!」
「なんだ? エネルギーが……エネルギーが、回復していく……」
「貴様ならやれる――少なくとも俺はそう信じている――頼んだぞ……」
「ウォーーー!! いっけェェッ!」

ドッギャーーーーン!!!!

「どうなったんだ。何が起きた? 現況を報告しろ」
「標的消滅を確認――ですが……全員の、信号が……途絶えました……」
「……待って……信号が……これは……全員無事です! バイタル確認! 生きてます。みんな、生きてます!」
「オレたちやったのか……」
「終わったのね。ほんとに終わったのね」
「さぁ、帰ろう――みんなのいるところへ」

というような感じ――あくまで雰囲気ね。この通りの台詞があったわけではない――若い命が1つになってスパークするという展開で、最後まで安心して見ていられました。

とにもかくにも全てOK、悪は滅びた。いろいろあったけど、まぁみんな収まるところへ収まったし、明日からも元気に生きていくんだという単純明快な感じの終わり方が好きなもんで。

小難しくて哲学的で、出てくるやつらが「オレには生きている資格などない……」とか、「私は何のためにここにいるの……」とかやたら悩んでたり、迷ってたり、嘆いてたり、すっきりしない性格だったりして、それでもって後味が悪いというストーリーは勘弁して欲しい。

さて、TV放映も終わって作者のお2人は少しは時間ができるかと……次は、知ってる人は知っている『Hybrid Insector(ハイブリッドインセクター)』が期待できるかな?

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