経済恐慌を救うのは、愛と信頼。
不況だと聞くと出費を抑えるようにします。ですが、お金というものは、血液のようなもので、流れていないと不健康になります。
なので、不況を感じ始めたら、出費を止めるのではなく、みんなでお金を使わないといけないと思うんです。そうすれば、世の中にお金が出回ってやがてそれが自分のところへ回ってきます。
「金は天下の回りもの」というのはそういうことだと思うんです。
世界中のみんなで大きな大きな輪を作って並んで、せーので隣の人にお金を渡す。
私のお金が彼に入って、彼のお金が彼女に入って、彼女のお金があの人に入って、あの人のお金がその先の人に入って、そのお金が私に入ってくるような繋がりが、世の中のお金の回り方というものじゃないかと。
ただ、使ったお金が回り回って自分のところへ入ってくるまでには、時間がかかります。
その遅れの間が不安なわけで、それが怖いので、使わないで貯めておこうとします。でも、みんながそうやってお金の流れを止めると、どこからも回ってこないので、もっと世の中が不況になります。
というわけで、世界の経済恐慌を救うには、自分のところでお金の流れを止めないで、みんなが他へ回す行為が必要なんじゃないかなぁ。
手元にあるお金を何かの寄付にするのと同じだと思うんです。世界のみんなのために、できる範囲で各自が使う額をちょっと多めに使う。
いつものランチを少し安いものにするのではなく、ペットボトル飲料を1本買い足してみるとか。
他の人へ届くようにお金を回す。他の人もどこかでお金を回してくれている。そういう愛と信頼の思いで世界のみんなが行動すれば、未曾有の経済恐慌を救うことになるのではと思うんです。
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