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K-1 MAX 小比類巻太信が優勝

昨夜行われたFEG『K-1 WORLD MAX 2009~日本代表決定トーナメント』。小比類巻選手が、4年ぶり3度目の優勝を決めました。おめでとうございます。

小比類巻選手の試合を見ていて、以前に感じていたのは殺気の無さ。
「叩きつぶしてやる!」というような恐怖すら感じる殺気がないのが、なかなか勝利が得られない要因じゃないかと勝手に分析していたしだい。

でも、昨日の試合を見ていて印象がまた変わった。なんかテクニック不足というか試合の詰め方の不備というか、小比類巻選手が一番調子がよかったころと比べて、単純にヘタになっているような気が……

精神的な弱さをよく指摘されていたので、そちらの方面への強化に力をさきすぎたのかな? と思ってしまった。で、その分だけパンチやキック、コンビネーション、ディフェンス、試合運びなどの技術がちょっと錆びちゃったかなぁという印象。

たとえば、小比類巻選手の足技って、膝でも何でも前はもっと一発一発の精度が高く、鋭く、早かった印象があるのだけど……前蹴りの使い方も、もっとうまかったような……

とはいえ、昨日の試合の殺気は、今までに見られなかったぐらい漂っていて、それはそれで「いいぞ。小比類巻! いけいけ!」って気持ちになれた。
山本選手との決勝では、ダウンを奪ったあと、立ち上がる山本選手に戦意の確認をしているレフリーの背後に詰めるように近寄っていって、レフリーが脇にどけたらすぐにでも一発叩き込んでやろうとする攻めの姿勢をみせてたし。

果敢に攻める構えが見られたのはよかったなぁと。まだまだ足りないという気もするけど。「そこは続けざまにたたみ掛けないと! 引いたらいかんでしょ!」と感じた場面もあったから。

油断というか、緊張がとぎれたというか、ダウンを一度取られたのは、とても残念。
いい感じで試合を進めていたのに一発やられるというパターンは、以前にも小比類巻選手の試合で見かけられた悪い流れのような気がします。
そこの部分は、ぜひ克服して欲しいなぁ。

素人の感想で好き勝手言ってるけど、小比類巻選手を応援してるんだからね。

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