猿害にはシベリアンハスキー
「猿が出るのである」などと馬鹿な韻を踏んで乾いた笑いを浮かべるしかないぐらい、出る。
いい加減田舎に住んでいるせいでもあるけど。
勤め先の雨といが破壊されてしまった。奴らが雨といにぶら下がって折ってしまったのだ。
知り合いの人は、自動車の屋根だかボンネットをへこまされたことがあると言っていた。
奴らが家の屋根から飛び降りるのだとか。奴らは気まぐれで飛び回っているのだろうけど、やられた方は災難だ。
うまく衝撃を殺してはいても、屋根からの落下速度と自重による猿の衝撃はゼロにはならない。
農家の人によると、猿に効くのは「シベリアンハスキー」なんだそうな。他の犬だと猿になめられていいようにされてしまうらしい。
でも、シベリアンハスキーが畑にいると、猿は近寄ってこないのだとか。
さすが、枯れても元オオカミだけのことはあるなぁと妙な感心をしてしまった。
シベリアンハスキーはだいぶ前に流行ったけど、あれは子犬の頃に見た人たちがつい買ってしまったのじゃないかと想像している。
幼いシベリアンハスキーをご覧になったことがあるだろうか? ちょっとずるいぐらい可愛い顔をしているのだ。
ところが、大きくなると、あの独特の目力が強まってくる。無表情に見つめられているような、もし人間だったらちょっとイッチャってるような印象が強くなってくるのだ。
ああなってから、「しまった」と思った人は結構いるような気がするのだけど、どうだろう?
嗚呼、猿の話しじゃなくなってしまった。
「シベリアンハスキーの瞳は怖いのよ」とかいうタイトルにすればよかった。
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